波照間島 1/10/05
1月10日、今日はOさんが午前便で帰るので単独行動です。竹富島にでも行くかと切符を買いましたが、団体客がぞろぞろ乗り込むのを見て嫌になり、キャンセルして波照間行きに買い換えました。今日も強風注意報は出ていますが昨日よりはましです。8時30分発です。
石垣島と西表島の間は「石西礁湖」と呼ばれる日本最大のラグーンです。そこを出て波照間に近づくと波が高く船は大きく揺れます。60分ののうち半分が外海でしょうか。
波照間島は日本最南端の有人島です。人口は580人位。石垣島は石垣市ですが、西表島や黒島・小浜島・波照島は竹富町に属します。
ところで竹富町の役場は石垣島にあり、役場で働いている人の多くは石垣市民という面白い構図です。
そこで役場を西表島にでも移そうという動きがあるようですが町民の方は反対だそうです。理由は、現状だと役場へ行くついでに買い物ができたり便利だが、他の島に移ってしまうとそれが出来なくなるというものだそうです。なるほど。
港から2−3分釣具屋さんで自転車を借り観光に出ました。すぐ近くに西の浜がありますが、それはパスして周回道路で日本最南端の碑がある高奈崎を目指します。12時50分の船で帰るので3時間しか有りません。
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波照間の碑入口 |
日本最南端 平和の碑 |
日本最南端 高奈崎 |
なーんにも無い島内はサトウキビ畑とメーメーやぎさん、そして牛の牧場が全てみたいです。のんびり1時間近く掛けて最南端の岬に着きました。シーズンオフなので観光客は4−5人です。のんびり昼寝でもしたいところですが時間も無く次に向かいます。
星空観測タワー・波照間空港と過ぎてまた周回道路に入ります。北側に回り込むと遠く西表の島影が見えます。「ぶりぶち公園」という城跡を見て島の中央の集落に入るともう11時半でした。日本最南端の食堂に入って、八重山そばを食べオリオンビールを飲みました。これも目的の一つでした。
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日本最南端の食堂、民宿星空荘でもある |
八重山そばと泡波ミニ |
波照間の民家 |
さて、問題の幻の酒「泡波」ですが、島の売店にも有りませんでした。お土産用の100mlのミニチャー壜だけがありました。店のお姉さんに「夏場はこれも無いんですよ。」と言われて5本買いました(笑)。
ミニチャー壜は石垣でもありますが、値段は石垣で980円、波照間の港で600円、島の売店では320円と様々です。でも帰りの船の中で大事そうに4合壜を抱えている人が居たのでどこかには有るのでしょうね。
次回はもう少し時間に余裕を持って波照間泊まりにすれば買えるかもしれません。
今回は最初波照間ステイで考えたのですが、海の状態が体験ダイビングには向かないだろうということで石垣ステイに変更したのでした。
帰りの船もかなり揺れていましたが、隣の地元の若者が「今日はお尻がシートに着いている時間の方が長いから、まだましだよ。」と言って笑っていました。