沖縄本島ビーチ

2006年10月6日日〜9日

10月6日
沖天地
船員会館に着いて荷物を解き、一風呂浴びていつものおでん屋さんに行くことにした。
こんなとき機材フルレンタルは楽でいい。

ぶくぶくさんの連絡で明日は砂辺もだめなので「おおど海岸」とかに行くと言う。場所も知らない初めてのポイントだが9時半ピックアップでのんびりできる。

おでんやさんは例によってお客は居ない。これで経営は大丈夫かと心配になる。

話しているうちにお墓の話になった。新しく購入するらしい。パンフレットを見ると内地と同じように団地になっているが、1区画が4坪となっている。お墓の1坪は内地では90センチ角だが沖縄では180センチ角みたい。

あの立派な墓を思い浮かべるとそれくらいの広さは必要ですよね。沖縄では命日かなんかの記念日には、一族揃ってお参りして墓の前で食事をしたり孫にプレゼントしたりする習慣があるらしい。そうなると4坪でも不足か。

沖センネンダイ次いで天地によりJUMONさんにもご挨拶。写真上。

8日の泡盛ゆんたく会の話をする。当然ながら彼も参加すると言う。「おおど海岸」の情報を仕入れる。
12時近くなったのでお暇する。帰りにコンビニで明日の朝食ようにざるそばを買って帰った。

右の写真は居酒屋の水槽で見かけたセンネンダイ。

10月7日
7時起床。朝の散歩にとまりんへ出かける。時刻表を見るとクイーン座間味は欠航、フェリーは出ているみたい。でもフェリー粟国は欠航です。クイーンからフェリーに乗り換える人が座間味の窓口に並んでいる。

騒然とした朝の港の雰囲気を楽しんだ後ホテルに戻って朝食です。部屋は3人部屋を一人で使っているので楽ちんです。

ピックアップの後空港により福岡からのYさんをピックアップ、常連さんらしい。「大度海岸」は糸満市にあり「ひめゆりの塔」の近くらしい。40分程で着くとショップの車で一杯です。他に使える場所が無いので仕方が無い。トイレと東屋があります。

沖泊港 沖大渡2 沖コブシメ
朝の泊港 大渡海岸 内海のコブシメ

リーフを境に外海と内海に分かれるが、外海は荷物を担いで20分歩くので年寄りには向かない(笑)。内海は水深が浅いということで、ぶくぶくさんは滅多に使わないらしい。

今日はうねりが有って外海は無理、内海に潜るという。満潮の時は4m位の水深がとれるそうだが今日は大潮の干潮です。最大水深は2mで、シュノーケラーを避けながらのダイビングです(笑)。

シュノーケラーが砂を巻き上げない場所では15m位の透視度はあります。そして魚は結構居ます。ツノダシ、オヤビッチャ、ロクセンスズメダイ、ムラサキモンガラ、ソラスズメダイ、ヘラヤガラ、イラブーなんかです。ここのサヨリは撒き餌のソーセージを食べに来ます。コブシメも10匹近く見ました。シュノーケルには最高の場所ですね。

沖肉そばでも50分も潜ると限界です。私のダイコンでは最大水深1.7mで平均水深は0でした。
今日はこの1本で諦めて帰ることにしました。帰って国際通りへ那覇祭りでも見に行きましょう。

途中、那覇港の近くに「波布食堂」と言うのが有ります。おでんが有名な「嶺吉食堂」の近くです。量がすごいよと聞いて楽しみに3人で入りました。2時近くで時間もずれているのに満員です。肉そばを注文して待つ間、出てくる料理に目を見張りました。チャーハン、チャンプルー、カレー、カツドン、どれを見ても2人前は有ります。

私の肉そばも出てきました。写真左。

どんぶりに入ったそばの上に肉野菜炒めがかき氷のように盛り上がっています。側に空の小鉢が着いています。上から順に食べていくと下のそばまで行き着かないため、一旦上の炒め物の一部を疎開させるための小鉢です。見た瞬間に完食は無理と解ります。それでもと果敢に挑戦しましたが、70%位で諦めました。

沖御輿3〜4人の子供連れのご夫婦が2品か3品注文してみんなで分けて食べていましたが正解ですね。誰かが注文したレバー炒めを見ましたが余りのボリュウムに笑えて来ました。

ホテルに帰りシャワーを浴びて国際通りに向かいました。4時から大綱引きの前夜祭みたいな民族パレードが有ります。公設市場でおみやげを買い、1時間位パレードを見ました。御輿保存会の御輿は若い女性がさらしを巻いて担いでいたり、北海道から百花瞭欄とかのグループが来ていたりして楽しかった。

8時まで続くそうだが7時にはホテルに帰って、さて出かけようと思ったが、昼に食べた肉そばが残っていて食欲が無い。ホテルの食堂は7時半までオリオンの生が200円なのでとりあえず一杯飲む。マグロのジューシーフライと他2〜3品を頼み泡盛を飲んでいるうちに眠くなった。

また近所のコンビニで泡盛の小瓶とおつまみ、明日のインスタントラーメンを買って部屋に戻り、飲みながら寝てしまった。

10月8日

沖大綱引き今日は砂辺に行ける。干潮の時間に合わせて10時出発。今朝も朝飯前にとまりんへ散歩に出かける。今日は昨日と違って全便が出航するみたいだ。ラーメンとおにぎり1個そして野菜ジュースの朝食が旨い。

今日はもう一人静岡の男性が加わる。前日まで友達と4.5日観光していたとか。ぶくぶくさんの講習生でまだ10本未満とか。

大綱引きは3時からで間に合わないので、綱だけを見に58号線に廻ってくれた。松山交差点付近にどでかい綱が準備されていた。写真左。

砂辺には、これも講習生で今日が初ファンというご夫婦が待っていた。

総勢6人でまず1本目は浜屋へ。透明度はいまいちで、魚も変わったものは居なかったが、14〜15m潜ってようやくダイビングらしい気分を味わった。水温は26度で3ミリでは後半一寸寒かった。

お昼はなじみ食堂へ。ここもボリュームが多いので定番の焼きそばを頼む。これ以上食べると午後の2本目が苦しくなる。食後30分休憩して2本目はカリホルニアサイドへ。

沖砂辺 沖オラウータン 沖クマノミ
浜屋のポイント オラウータンクラブ クマノミは向かってくる。

ここも特に珍しいものは無く、オラウータンクラブやミノカサゴ、クロユリハゼを見たくらいか。のんびり、まったりのダイビングを楽しむ。
ホテルに送って貰ってシャワーを浴び、テレビでニュースを見ていると、Sさんから電話が掛かってきた。6時からの「泡盛ゆんたく会」に一緒に行くことになっている。とまりんの15階、かりゆしアーバンリゾート那覇が会場です。

会場は泊港や市街が見渡せる景色の良い部屋です。47種類の泡盛と食事の立食パーティです。2006年の泡盛の女王と初代女王という司会の女性が居ました。

沖ゆんたく 沖ゆんたく2 沖豆腐
沖縄酒造組合青年部の主催 ミニライブで盛り上がる参加者 帰って豆腐で一杯

抽選会、那覇祭りの花火、ジョニー宜野湾とかのミニライブなどで楽しい時間を過ごしました。私はホテルの夕食券が当りましたが使えないのでプレゼントしてきました。

お土産に泡盛の4合びんを貰い、9時ごろホテルに帰り、もう一杯飲んで寝ました。

10月9日

沖宮今日は朝飯抜き。11時45分のフライトまで少し時間があるので那覇見物をしようとユイレール1日券を買いました。

最初はおもろまちへ。DFSへ行ったのですが買うものも無いのですぐ出ました。国内旅行なのに免税で買い物と観光バスでおばちゃんが多勢来ていました。

次に壺川で降りて、那覇祭りの会場である奥武山公園へ。さすがにまだ時間が早く、屋台は仕込みの最中で開いていません。沖宮へお参りだけしました。
左の写真は沖宮です。

一旦空港に行きチェックインを済ませて今度は小禄のジャスコへ。お土産を買って、朝昼兼用のカツカレーを食べると11時になってしまいました。

あわてて空港に帰り、込み合うセキュリティーをバイパスで通してもらって、どうにか間に合いました。

今回はJクラスなので楽です。隣の女の子は本部の瀬底島でシュノーケルや体験ダイビングをしてきたとか。そのうちに眠ってしまいました。

砂辺
沖ユイレール9月2日(金)は「半どん」にして那覇に向かいました。到着後カウンターで情勢を探ると、粟国に行くのは問題無いが帰りは限りなく怪しいという。ショップへ電話すると「来てもダイビングは出来ないよ」と言う。意を決して粟国行きのフライト・ダイビング・民宿の全てをキャンセルする。那覇からの帰り便は台風の前ということで4日の10時50分に変更。それから「ぶくぶく」さんに電話して3日のダイビングを予約した。

ゆいレールの美栄橋から船員会館は歩いて10分強。フルレンタルで荷物が軽いので助かる。シャワーを浴びて一休みして8時過ぎに天地へ。新しい女性店員に腹が空いたと言うと出前をとってくれた。若い女性が二人入ってきて、そのうちの一人が「フミキさんですね」と話し掛けてきた。聞くと、5.6年前にF沖縄のBBQオフが北谷のサンセットビーチであり、その時私が飛び入り参加したときに会ったことがあるという。彼女は東京のAさん。げっとうに宿泊しているが、帰れなくなると困るので明日帰るという。「4日は大丈夫ですか?」と言われて自信が無くなる。Sさんも来て当時の話題に花が咲いた。

9月3日(土)
沖砂辺海岸朝食後、泊港へ様子を見に行く。慶良間への船は出ているが、「フェリー粟国」は欠航。北風に弱い港らしい。
8時半に「ぶくぶく」さんが迎えに。一昨年の12月以来らしい。今日は砂辺は潜れるが真栄田はダメとか。真栄田は東風に弱いからなあ。予想通り駐車場は満杯。でも路上駐車で準備に入る。

1本目、カリフォルニアサイドから南へ。水温は27−28度、透視度は8−10m。水路から入って水深10m付近をゆっくり南下する。45日振りの海は心地よい。15分位でUターン。今度は浅場のソフトコーラルの上を引き返す。途中、砂地のほうへ一寸寄り道、オドリカクレエビを見る。50分程でエクジット。

台風13号の前は、何万匹かのいわしの群が岸近くに押し寄せててたらしい。台風で居なくなったが透明度30mになったとか。でも今日はいつもの砂辺(^▽^;)

2本目は浜屋からエントリー、10分位北上した後またUターン、今度はカリフォルニアサイドまで流してエクジットした。

2本まとめて見た魚。
クロスズメダイ幼魚(これきれい)、クロスズメダイ、オヤビッチャ、アカハタ、ミナミハタタテダイ、ツノダシ、ハマフエダイ、ヘコアユ、アオヤガラ、アカヒメジ群、コロダイ幼魚、ネズミフグ、オビテンスモドキ幼魚、クマノミ各種、オニダルマオコゼ、テングハギ、こんなもんかな。
沖ねずみふぐ 沖オビテンス幼魚 沖コロダイ幼魚
ネズミフグかな オビテンスモドキ幼魚 コロダイ幼魚

終了後、いつもの「なじみ食堂」でやきそばを食べる。ここはボリュームが多いので安いものがお奨め(笑)。宮里さんの話だと、粟国でギンガメを見るには6月か7月のみで、後は普通の海だよとのこと。来年はその頃に狙ってみるか。58号線の渋滞にかかりながら3時頃にはホテルについた。

沖やきそばシャワーを浴びた後、牧志までは遠いので、ダイエーまでお土産の買い物に行った。松山辺りの公設市場へ寄ってみるが店はほとんど無かった。沖縄県産の食料品を数点土産に購入した。
帰りに、田中さんお奨めの「南風」に入ってみた。でも船員会館1階のポスコの方が私に合っているので、生ビール2杯ともずくの刺身を食べてポスコに移った(笑)。

7時頃まで泡盛を飲んで、天地へは時間が早いので一眠りしたら9時半だった。さて出かけようと思ったが、そのまま寝てしまった。弱くなったなぁ(^▽^;)。

9月4日(日)
台風から逃げる人で全てのフライトは満席です。離陸すると慶良間諸島が見え、その後ろに久米島、その右手に粟国島らしいものが見えた。海岸線は白波に覆われている。海原一体も白いウサギが無数に跳ねている。何千mかの上からでこれだから、相当大きなウサギみたいだ。今年中にやっぱり粟国島にリベンジしてみようかな。

2003年12月
砂辺干潮
砂辺は那覇から58号線で北へ40分くらい、途中、嘉手納基地の前を通りますが、特に警戒もなくテレビ局の車が数台とまっている程度です。

左の写真は干潮時のエントリー部分です。こんなところが4カ所あります。普通はもうすこし上まで水があります。

ポイントはカリフォルニア、浜屋、浜屋、那覇寄りの四本です。魚は豊富ですが大物は見なかった。イロブダイ幼魚、オラウータンクラブ、ツマジロオコゼ、オビテンスモドキ、グルクマ(グルクンではない(笑))の群れ、なんかが私にとって珍しい魚でした。勿論、クマノミ各種、コブシメ、オヤビッチャなどお馴染みの魚も多かったです。グルクンは余り見なかった。


 余談ですが利用した「ぶくぶく」さんは2ビーチ1万円で機材込みです。それで今回ダイコンとカメラだけ持って行きました。3ミリのウエットでスチールタンクだったので調整の結果ウエイトはなしになりました。ウエイトベルトなしは気持ちいいですね。3ミリのスーツが欲しくなりました。

 所在地は那覇の辻町、ホテルも近くでした。辻町はソープとラブホテルのメッカでした(笑)。おかげで24時間営業のスーパーがあったり便利なのですが、朝6時半ごろ近くの波の上神社に散歩に行っても呼び込みにあうには閉口しました。左の写真は早朝の波の上神社とビーチです。

浜屋さんはそーきそばで有名ですが、我々の行った食堂もお勧めです。値段・ボリュームどれをとっても満足です。下の写真は砂辺の「なじみ食堂」さんのメニューです。いずれもボリュームたっぷりで値段もお値打ちです。地元の方で賑わっています。そーきそば600円、おかず500円、Cランチ500円、やきそば450円です(笑)。

なじみ食堂

ここです。

人気の浜屋さん


真栄田岬 最近の真栄田岬(2010年5月23日)

真栄田岬は砂辺から更に20分北で残波岬の近くです。7−80段の階段で有名ですが、階段の後の崖下りの方がいやでした。海の中は素晴らしいです。
Pa080824.jpgビーチの人気bPもうなずけます。有名なツバメウオの群れは健在で、ソーセージなんか持っていると目の前を塞がれて写真も撮れません。そのうえゴマモンガラが自分もツバメウオのような顔をして、そっと近寄ってくるので油断できません。

透明度は30m以上あったでしょうか、ブルーがとてもきれいでした。左手のツバメウオの根方向と右手の洞窟方向の2本行きましたが共に良かったです。ホソカマスの群れ、グルクマの群れ、ハタタテハゼ、シチセンベラ、サザナミヤッコなんか居ました。

それと驚いたのは外人ダイバーの多さです。砂辺にも居ましたが真栄田では半分くらいアメリカ人かなと思うほどでした。車の場所取りなんか太ったおばちゃんが先頭にたってやっていました(笑)。



エントリー付近

この階段が

階段から

ツバメウオ

ゴマモンガラ

ツバメウオ

こいつが危ない

オニハタタテダイ


丁度、那覇祭りにぶつかり、国際通りも夜は歩行者天国で、太鼓や踊り、獅子舞、伝統武道、エイサーなんかのパフォーマンスをやっていました。いい日に行ったものです。昼も夜も満足の3日間で

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