パラオ陸上編 滝見学ツアー

 最終日の過ごし方はいろいろある。フライトは翌日午前3時50分なので、1本だけ潜る人も居る。でも結局2本潜る人と同じボートなので帰りは3時か4時になるらしい。他にはシュノーケルツアー、シーカヤックツアー、滝見学ツアーなどがある。いずれも100ドル位で7−8時間、よく考えてある。私たちは滝見学ツアーにした。

パラタキ2 8時45分ホテルピックアップ、港からボートに乗る。ベリュリューとは反対方向へ50分ほど走ってガラマオス島の滝近くの港に着く。誰も居ない。しばらくすると迎えの車が来た。そこから10分程の村でトイレ(清潔な水洗)休憩の後、更に10分程泥んこ道を走って滝コースの入り口に着く。ここから30分ほどの降りでガラスマオの滝に着くという。

 パラオは最高地点が210mで、この滝はそこから流れる川にあるパラオ最大の滝である。道はよく整備されているので心配はないが、ぬかるんでいるのでショップが貸してくれる靴で行った方が良い。途中川の中をジャブジャブ歩くし、腰近くまで浸かることもあるので水着は必携。脱いだ服や荷物を入れるサブザックが便利。カメラはハウジングに入れておくほうがいいかも。

 食虫植物のウツボカヅラや熱帯雨林の風景を見ながら10分も歩くと視界が開け、公園の管理事務所がある。そこから滝が遠望できる。98段の階段を降って少し行くと川に出る。ここも岩盤の上を水が流れる大きな滑りで、小さな滝もあり滝壷もある。しばし休憩して滝壷に飛び込んで遊ぶ。深いものは3mもあるとか。ガイドの日本人にいいことを聞いた。滑りを歩くときは苔の生えていない、常時水が流れている部分を歩くと滑らないという。
パラカヅラ パラコシマデ パラ滝壺
食虫植物 ウツボカヅラ 腰まで浸かることもある 滝壺で遊ぶ

 そこから10分程で滝に着いた。落差20〜30m、幅30mほどの雄大な滝です。滝の裏側にも行けます。昼食後、ゆっくり休憩した後帰路につく。帰りが登りなのでややつらい。迎えの車にのり村に着く。行きに頼んでおいたココナツ椰子が良く冷えていた。

 海の見える丘に行き山刀で実を割ってストローで中の水を飲む。甘い水が500ccぐらい入っているでしょうか、一人では飲みきれないほど入っている。実の部分は薄く、先日刺身についていてイカサシと間違えたのはこれだったかと笑えてきた。1ドルです。缶ビールは2.5ドルです。
パラ滝 パラやし1 パラやし2
雄大な滝にようやく 蛮刀でやしのみを切る やしの水はここにある

 最後の夜は滝も一緒に行った前述のご夫婦と中国人経営の火鍋屋さんに行きました。ロブスターやシャコガイ、牛肉や豆腐・はるさめ・野菜などいろいろ入れて「しょうこう酒」を2本飲んで25ドルずつでした。
 ホテルから空港へは旅行社がピックアップしてくれます。深夜1時35分のピックアップでした。飲みすぎていたのでぐっすり寝ていて起こされました。