楯ヶ崎

4/28/02
串本の帰りに熊野で宿泊、以前から行きたいと思っていた楯ヶ崎に行った。

楯ヶ崎は熊野市と尾鷲市の境目、熊野側の甫母町にある。
国道311号線から探勝路があり30−40分で行けるが、その入り口までがなかなかたどり着けない。

熊野市側からの311号線は、これが国道かと疑うほどの、狭い1車線の道がところどころあり、40分位かかりそうだ。

最近、尾鷲市の梶賀と熊野市の須野町を結ぶトンネルが開通したので、そちらから来る方が良いでしょう。それでも、尾鷲から国道42号線を矢の川峠まで登り、賀田口から県道70号線で311号線に出て、楯ヶ崎の入り口まで、40分位はかかるでしょう。

探勝路の入り口から20分弱降ると海岸に出て、阿古師神社という古い社がある。なんでも持統天皇の時代というから、今から1300年以上の歴史がある。途中の道は広く緩やかなので危険は全くない。カゴノキとかホルトノキ、バリバリノキとかめづらしい。

そこから15分ほどで道が分かれるが、どちらをとっても展望台に行けるので、ひとまわりしてくると良い。
展望台は千畳敷と呼ばれる岩盤の上にあるので、広々として弁当を広げるには丁度良い。

写真の楯ヶ崎は、熊野灘に突き出た柱状節理の奇岩である。広々とした熊野灘や二木島灯台など、なかなかの景観です。