中山道2(大津宿〜草津宿)
2008年1月4日
昨日に続いて中山道を歩きます。
8時25分昨日の交差点に到着、官庁など仕事始めのサラリーマンがあわただしく動いている。
滋賀県庁の前を通り、平野神社という由緒ありそうな神社の前も通ると街道らしい雰囲気も出てきます。
20分程歩くと義仲寺です。木曽義仲の墓や松尾芭蕉の墓があるといいます。正月なのか朝が早いのか門が閉まっていました。
石坐(いわい)神社を過ぎ和田神社に着いたのが9時15分。何か賑やかそうだったので参拝しました。
膳所城主の菩提寺という縁心寺を過ぎ膳所神社の門前に着いたのが9時20分頃です。
左折すると膳所城跡があり行きかけたのですが止めて、膳所神社に参拝しました。
この街道沿いには要所要所に地図入の案内があり助かります。
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平野神社 |
街道の趣も出て |
義仲寺 |
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石坐神社 |
和田神社 |
縁心寺 |
後日義仲寺を訪問してきました。句碑が13だったかなありました。
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入口 |
木曽殿と背中合わせの寒さかな? |
木曽義仲の墓 |
更に直進して京阪電車中の庄駅を過ぎ線路を渡って石山駅に出たのですが、道を間違ったらしい。正しくは京阪電車の線路を渡る前辺りで左折して琵琶湖よりの道で、石山駅の東側で線路を潜って来るのが正解のようでした。10時到着でした。
石山駅で気がつき、線路を潜って一寸街道を見に行きました。
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膳所神社 |
膳所神社前の案内、上に地図もある |
石山商店街 前方右折 |
気を取り直して10時10分、石山商店街を瀬田の唐橋に向けて出発しました。お寺の前の信号で左折、京阪電車の踏切を渡ると唐橋が見えてきます。近くの建物も時代の雰囲気があります。
琵琶湖から宇治を経て淀川に合流する宇治川のこの付近は、流れもゆるやかな性か、昔から大学のボート部の練習がいつも行なわれています。風物詩みたいなものですね。
10時25分、唐橋を離れ東進します。建部神社の手前を左折して行くのが街道です。神社は街道に沿っているので横からでも入れると思ったのですが入れませんでした。左手に織田信長の安土城の天守閣みたいな建物がありました。
右手の丘の上に檜山神社という建部神社の末社があったので代わりにお参りしました。
すぐに高橋川に掛かる赤い欄干の橋がありますが、手前を右折すれば建部神社の裏口に出られそうです。
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高橋川の赤い欄干(振り返っている) |
電柱に小さな案内 |
大江小学校を右折、解りにくい |
街道は橋を渡り、建物の向こう側を右折します。知らないと間違えそうです。
ここからは特に見るものも無く、淡々と1号線の南側を歩いて行きます。道は解りにくいですが案内があり、なんとか街道を辿ることができます。
11時頃大江小学校の信号を右折し、10分程でJR瀬田駅前の大通りを渡ります。角に一里塚跡の大きな石碑がありました。
11時25分、月輪池のほとりを通過、この月輪地区は街道の情緒もあります。
11時45分、左手の池の中に浄財弁財天というのが有り、細い石の橋を渡って参拝しました。勿論、浄財も献じてきました。
国道の手前に「野路の玉川」跡の小公園がありました。ここは草津が宿場として栄える以前に栄えた古来の宿らしい。
12時に新宮神社の鳥居の前に着きましたが、お腹も空いているので一路南草津駅を目指しました。
街道左手には、源氏に破れた平家の御曹司、平清宗の塚なるものもあった。
右手に街道の説明がある大通りを地下道で越えるといよいよ南草津が近い。
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街道はファミレスの向こうに続く |
稲荷神社 |
なんとなく街道の面影 |
国道1号線の少し東に出て、車道で街道は途切れます。
道向こうの小公園に野治の一里塚跡の碑があったらしいのですが見落としました。
街道はい号線のファミリーレストランの向こうに続いています。
12時10分頃、国道を渡ったファミリーレストランに入りました。
12時40分に出発、すぐ国道から左に分かれた街道を行きます。
稲荷神社が右手にあり、街道らしい面影もあります。
矢倉を過ぎ、一寸街道風に化粧された草津川の橋をを渡ります。
橋を渡ると黒門の謂れを書いた案内があります。
ここからが草津宿なのでしょう。
入るとすぐ左手に立木神社がありお参りしました。
商店街の入り口に白壁の酒蔵があります。太田酒造です。ここまで来て、2−3年前酒蔵見学に来たことを思い出しました。そのときはここが旧東海道とは気が付きませんでした。街道交流館は正月休み、脇本陣は開いているがお土産物屋さんでした。
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草津宿本陣 |
近代的な像と宿場町の関係は? |
東海道・中山道の分岐点 |
草津宿本陣も正月休みでした。本陣はなかなか見応えがあるそうなので後日訪れてみようかな。
本陣のすぐ近く、草津川の支流みたいな堤防の下をくぐるトンネルの手前が、東海道と中山道の分岐点です。
言い換えれば、中山道の終点と言えるかもしれない。高札場もあります。
13時過ぎ、トンネルを潜って中山道に入ります。商店街を10分も歩くとJR草津駅の前に出てきました。今日の予定はここまでです。
草津駅は駅前広場も宿場町の雰囲気を作っています。
列車を1時間遅らせて、駅前デパートの地下にある、ばんから横丁で旅の疲れを癒すことにしました。ここは昭和初期のロマンを再現したような横丁で、2−3度来たことがあります。
仕事始めで準備中の店に入って、おでんと目刺でのんびり1時間過ごしました。