釧路湿原へ
7月19日
今日は途中観光をしながら釧路まで帰り炉辺焼きを食べるのが目的です。
7時に食事をして外に出るとキタキツネが居ました。近所に住み着いているようです。
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野付半島の砂嘴 |
国後島 見えなかった |
天気予報では今日は全道一日中雨です。国後島は見えそうにもありません。
最初の目的地はOさんの希望で野付半島です。私は知らなかったのですが日本最大の砂州でできた半島だそうです。潮の加減で砂が鳥の嘴のように溜まるのだそうで、子供の頃学校で教わったそうです。
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納沙布岬への途中で |
呼び返せ 北方四島 |
雨の中を竜神岬まで行って引き返しました。この辺では北方領土を返せという看板が目立ちます。
次の目的地は納沙布岬です。日本の最東端で今度は歯舞諸島の近くです。12時頃到着しましたが風雨強く歯舞諸島は見えません。
とりあえず食堂に入り、イクラ丼と鉄砲汁(花咲蟹の味噌汁)を頼みました。
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イクラ丼と鉄砲汁 |
霧多布岬 |
食後、北方館に入り見学しました。一応返還の署名もしました。
次はくまやどのご主人推奨の霧多布岬です。ここも風雨強く写真も撮れません。まあよくある岬で、奇岩が連なっています。
霧多布湿原があり、車を止めて写真を撮っている人がいます。雨も上がってきたので我々も眺めると、池に2羽の水鳥が居ました。そのうちどこかへ行ってしまいましたがタンチョウヅルだったらしい。写真に撮れなくて残念でした。
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霧多布湿原 |
ゆったりとコーヒーでも |
近くの湿原センターに入りました。高台にある展望ルームからは広大な湿原が一望できます。たまにはこんな雄大な景色を眺めながら熱いコーヒーでも飲もうとのんびりしました。
部屋には双眼鏡が置かれ、ただ今タンチョウ2羽、エゾシカ3頭などと表示がしてありました。お勧めの施設ですね。
湿原センターからは国道44号線に出て、一路釧路を目指しました。厚岸を経て釧路へ行くのに面食らったのは釧路町という表示です。「えっ、釧路って市じゃなかったのか」と思いましたが、釧路市と釧路町は別々に存在するのですね。しかも隣合って。紛らわしいなあ(笑)。
5時過ぎにホテル東横インに着きました。これまでは旅館のそばには何も無い民宿でしたが、釧路は飲み屋も多いし、炉辺焼き発祥の地だし、ホテル代は節約して飲み屋へ行こうと思っていました。
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炉辺焼き |
フィッシャーマンズワーク |
釧路は釧路川近くの末広町や栄町付近が飲み屋街のようです。
そばの川沿いにフィッシャーマンズワーフがあり土産物や食品の店、2階には屋台があります。そのちかくに炉辺焼き煉瓦があり入ってみました。まあまあですが観光客向けかなという感じでした。
もう1軒ということで、さきほどの末広町で地元客が入りそうな店を選んで入ってみました。でもここも連休とあって満員、従業員も少なくて捌ききれない状況でした。
7月20日
今日は帰る日です。その前に釧路湿原に行きます。予定では湿原西側の釧路市湿原展望台に車を置き、バスで温根内ビジターセンターまで行き、3キロか4キロを湿原内の探索路を歩こうと思っていました。
でも出発時間が7時半と早かったので、東側から湿原を一周して展望台巡りをすることにしました。最初は細岡展望台です。
391号線から達古武湖畔をへて駐車場に着きます。歩いて10分弱で展望台ですが、車でも行けるので半分くらいは車を道端に駐車して来ます。道路封鎖が良いかも。
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細岡展望台 |
コッタロ展望台 登り口 |
展望は文句なしに素晴らしいです。
次に湿原の北の端「コッタロ展望台」です。我々は391号線から湿原を横断するような道に入ったのですが、この道は湿原保護の観点から車の乗り入れを制限したい道だったらしく、舗装もしないガタガタ道でした。
展望台が目的なら逆の道道53号線から入るのが正解のようでした。ここの展望台は登るのに一息要ります。でも登ると雄大な景色は一番かもしれません。
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コッタロ展望台から湿原を望む |
牧場風景 |
ナビで検索したときコッタロ原野しか出なかったので、それで登録したら7キロほど離れた別の場所(何も無い)へ連れて行かれました。
最後に当初予定の釧路市湿原展望台です。わざわざ「市」の字が入っているのは町と区別するためとようやく解かりました。
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干草の保存 |
釧路市湿原展望台 |
車を駐車して展望台には入らず、一周40分ほどの散策コースに出かけました。結論から言って、もう1時間余裕を持って、湿原に下りて湿原の中を3キロほど歩く必要がありますね。40分のコースは湿原を見下ろす展望台巡りみたいなもので、直に湿原の息吹を感じるところまで行きませんでした。
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散策路 |
釧路湿原 |
ここから釧路空港まで20キロです。到着が丁度12時。レンタカーを返して、お土産を買い、一寸一杯飲んで14時10分のフライトに乗るのは良い時間です。
帰りも当日シルバーで割引を受けたので、豪華に和食で飲むことができました。