熊野川舟下りと速玉大社・那智大社
2011年5月22日

今日は川の参詣道と言われる熊野川の舟下りをします。
川湯温泉を8時58分発のバスにゆっくり後込み、30分かけて川船センターのある竹田前に行きました。

センターで申込をして、救命胴着を付けます。今日は雨も確実視されるので合羽のずぼんも付けます。暑い。
小さな船なので10人でいっぱいです。

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川船センター前で この船で下る 昼島の上は碁盤の目 柱状節理の上らしい

語り部さんの女性の案内で、暴れ川とも呼ばれる熊野川の舟下りに出発しました。
左岸の三重県側はかって熊野詣での旅人や山伏・比丘尼が往来した川丈街道です。
昔は和歌山県側の右岸の国道168号線は無かったのです。

5年前に歩いたその川丈(川端)街道を懐かしく見ながら舟はゆっくり進みます。
増水のため勅使が引き返したと言われる宣旨帰りや、比丘尼が倒れたという比丘尼転びなど、所々古道が残っています。

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横笛を吹いてくれた 権現川原へ上陸 新宮駅前の徐福宮

天照大神と熊野権現が碁を打って遊んだという昼島に上陸したり、語り部さんが横笛を吹いてくれたりして1時間半の船旅は終わりました。
上陸は熊野速玉大社のすぐ横、権現川原でした。

昔、川原に店を出していた川原町を再現した川原家横丁で解散です。
皆さんはここで昼食と速玉大社参詣です。

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川原家横丁 川原家横丁で曼荼羅の解説をしていた 熊野速玉大社

私は新宮駅へ向かって定期観光バスの乗車券を買いました。
新宮駅のそばには秦の始皇帝に命ぜられ、不老不死の薬を探しに来た徐福宮があります。

速玉大社参詣の後、バスは那智大社に向かいます。
途中、熊野古道のポスターによく出てくる大門坂に寄りました。

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速玉大社にある平安上皇の熊野参詣回数 大門坂 那智の滝へ下っていく

那智の滝を見物に向かうと、谷村信司がコンサートのリハーサルをしていました。
定期観光バスには滝壺見学も込みで、始めて入りました。

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谷村信司がリハーサルしていた 那智の滝 西国三十三霊場一番札所 青岸渡寺

続いて、那智大社に隣接する青岸渡寺に行きました。明治の神仏分離令までは一体だったそうです。
西国三十三ヶ所の札所巡りの一番なので、朱印帳を購入しました。
近いうちに自転車で三十三ヶ所めぐりをしようかと思っています。

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青岸渡寺 この右手の階段から雲取越え 納経帳 熊野那智大社

隣の那智大社ではこれも始めて宝物殿に入りました。
那智曼荼羅の解説書があったので購入しました。

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曼荼羅解説書 滝と三重塔 絶景ポイント 熊野灘も見える

絶景ポイントで再度那智の滝を眺めたあと、紀伊勝浦駅へ帰りました。
5時まで1時間の間、駅前の食堂で反省会、そして南紀の車中でも反省しながら帰りました。

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勝浦駅前 くじらの刺身 車中も反省会