アンナプルナ内院へ
左の地図を見てください。
現在左下のチョムロン(標高2200m付近)に居ます。
通常のトレッカーはここから右下へ下ってポカラへ帰ります。
または左の方向へ、昨日我々が下ってきた道を登ってプーンヒルへ向かいます。
つまりここチョムロンから上へ、標高4130mのABCへ向かう人は少ないということでしょうか?
そのチョムロンからABC往復のコースがアンナプルナ内院と呼ばれて、アンナプルナヒマールトレッキングの核心部とされています。
まあABCまではロッジも完備しているし、歩く部分には雪もなく、特に困難な場所も無いしピッケル・アイゼンも必要ないと聞いています。
そのアンナプルナ内院へ今日から入って行く事になります。
コースとしては一旦1900mまで下ってチョムロン川を渡り、急登して尾根を越え、今度はモージ川に沿って上流を目指します。
2012年4月15日
ネパールは土曜日が休みです。
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マチャプチャレが聳えます |
朝食は軽くトーストとコーヒー |
長い階段を下ります |
今日はロッジを出て、薬を買い、長い石段を下って1875mの橋を渡りました。
この階段は帰りに登るんだと思うと気が重いですね。
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更に下って対岸を目指します |
ようやく橋に到着 |
今度は登りです |
そこから登り始めましたが、雨が降ってきました。雨がやんだので雨具を脱ぐとすぐ降ってきました。
Oさんの調子が悪いのは咳止めの薬の性とか。咳はNさんも出ています。
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シヌワのロッジで昼食 |
再度雨具を着けます |
雨の中をバンブーに向かいます |
K2さんは下りが厳しいようです。
また雨具を付けて10時頃、チョムロンから見ていたシヌワに着きました。
ロッジは満員らしい。UCPAの大きなバッグ。
雨も降り続いているので、ここで昼食だそうです。標高は2340mです。465m登ったことになります。
雨が降り続くならここで泊まっても良いとラクパさんが提案しましたが、予定のドバンは無理でも手前のバンブーまでは行くことになりました。
そう言えば予備日が2日残っていますね。
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雨も上がりました |
遠くデウラリのロッジが見えます |
また下りです。帰りは登りですね。 |
ここから雨の中、アンナプルナの内院へ入っていきます。
11時半ごろ出発、2455mまで登って、また下りの石段になりました。
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豊富に野菜を作っていますね |
バンブーのロッジへ到着です |
バンブーは竹ですね |
帰り道もこの石段を登るのかと思いながら下って、2時前に2340mのバンブーのロッジへ到着しました。
フランスかどこヵの学生達が夜遅くまで騒いでいたのでNさんが注意したら大人しくなりました。
2012年4月16日
今日は後半の山場です。
3200mのデウラリまで900mを登ります。
デウラリまで今日着ければ明後日のABCはなんとかなりそうです。
ただ、プーンヒルの予備日とチョムロンの予備日と2日残しているので余裕はあります。
天気は快晴です。マチャプチャレが右上に魚の尻尾の頭を覗かせています。
7時20分には出発、ゆっくり登りに入ります。
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フィッシュテイルですね |
7時20分に出発 |
山の湧き水が豊富で飲めます |
Oさんが昨日から少し調子が悪いようです。
ネパール製の咳止め薬の成分に問題があるのか。
昨日泊まるはずだったドバーンは9時前に通過、原生林の中を進みます。
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沢を渡り |
天気は上々です 9時半 |
長い材木を運ぶのは大変です |
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ヒマラヤタール 10時半 |
これは何かな |
ヒマラヤホテルで昼食 11時 |
野生のヒマラヤタールが5頭ほど対岸に日向ぼっこしていた。
ヒマラヤホテルに11時に到着、昼食をとる。
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目指すは3230mのデウラリです |
シャクナゲと滝 美しい |
今にも雨が |
12時過ぎに歩きはじめると雲が低く垂れ込めてきた。
デウラリが見えてから雪渓を少し渡った。
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雪渓の向こうに見えるがなかなか近づかない |
雪渓も渡り最後の登り |
デウラリに到着 |
デウラリ到着と思ったら、さらに上で、到着は2時一寸過ぎだった。
到着と同時に付近はガスに覆われてしまった。
東京と岡山のカップルが居た。
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一寸お疲れの様子 |
明日はこの沢沿いを登る |
ポーター達はゲームか博打か |
寒いのですぐビールという慣例は破られた。
酒はホットラム酒に変わった。
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赤い鳥 |
マーモットかな |
ギョウザとジャガイモの蒸したもの好評 |
更に内院の奥へ
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