東海道 岡崎宿〜藤川・赤坂〜御油宿
2013年5月26日

御油岡崎

前回は岡崎の東公園に近い、岡崎インター西の交差点まで歩いたので今日はここからスタートする。
上の図で国道1号線と県道26号線の交差点です。8時37分です。

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スタートの交差点 太平の一里塚 大岡越前守、陣屋跡

信号を渡り、高速のインターの下を潜って街道は行きます。すぐ国道から左に分かれると太平の一里塚です。
すぐに西大平藩陣屋跡の案内の石碑があります。西大平藩というのが知らないと解かりませんが、これは大岡越前守の藩なのです。
この西大平藩は江戸常駐の藩で、参勤交代はなし。藩主は常に江戸詰めとかの説明がありました。

1号線を横断して街道は続きますが、乙川に掛かる旧大平橋は無くなっています。1号線の新大平橋を渡ります。

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旧大平橋は無くなっている 1号線の新大平橋 橋を渡るとすぐ右折して街道にはいる

大平橋を渡ったら、すぐ右折して街道に入ります。9時18分、交差点から40分ですね。
この辺では所々小さな東海道の案内があります。小さくてもこれを見れば自分が間違っていないことで安心します。

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案内は助かる 美合町に入ってきました。 国道合流手前のポケットパーク

美合町に入ると街道の両側に松並木が現れ始めました。ポケットパークを過ぎるとすぐ国道に合流です。
大平橋で国道と別れ、20分で国道に合流しました。そそて国道歩きを12分で藤川宿入口の看板があり、ここで国道とも別れます。9時48分です。

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国道と別れ藤川宿へ 9時48分 雰囲気のある松並木の道。 吉良道分岐 振り返っている。

ここからは松並木の道で雰囲気があります。そしてすぐ名鉄の踏切を渡ります。
踏み切りを渡るとすぐ右から吉良道が合流してきます。吉良道と言うのは、ここから三州吉良へ通じる道で、途中西尾市を通る。
吉良町は赤穂浪士で有名な吉良上野介の領地で有名だし、侠客吉良の仁吉でも有名ですね。

御油元宿

名鉄藤川駅の近くが藤川宿の入口だったようで、一里塚跡や十王堂がある。十王堂というのは死人の罪を裁く十人の王を祀っている。閻魔大王もその一人です。
何故かこの付近に多いですね。今日だけで3軒の十王堂を見ました。

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一里塚跡 十王堂 藤川宿 西の棒鼻

藤川駅への入口に、西の棒鼻というのがあります。棒鼻とは宿のはずれを指すそうで初めて聞いた言葉です。
少し歩くと脇本陣跡があり、資料館になっていました。

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棒鼻の説明 脇本陣跡 むらさき麦の栽培

脇本陣跡の裏手に本陣跡の石垣があるので見に行く。
ところで、この藤川宿は「むらさき麦」という古代の麦を復活させるべく栽培をされているようです。道の駅も「むらさき館」と名づけています。
東の棒鼻で、また国道に合流しました。10時35分です。

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本陣跡の石垣 東の棒鼻 山中八幡宮

ここからしばらくは国道あるきのようですが、面白くないので一寸外れて山中八幡宮の門前へ来ました。一向一揆に追われた若き日の徳川家康が隠れた鳩が窟が境内にあるとか。
山中八幡宮を過ぎると街道は国道の北側に移ります。しばらく歩くと、これより東、赤坂宿という説明板があります。
そこから6分ほどで左に名電山中駅があります。11時です。
ここでまた国道に合流し、15分ほど歩くと今度は街道が国道の南側に移りますが、その交差点に「ほろほろ」という店があり、時間は早いですが昼食にしました。
いつも、もう少しと我慢して、結局食堂が無くて苦労することが多いので(笑)。

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生姜焼定食と生ビール ここで国道の南に移る 法蔵寺

11時50分に出発、国道を渡って街道に入りました。10分ほどで本宿駅です。この駅前にも食堂はありました。
本宿村は藤川宿と赤坂宿の間にある村で、休憩所などがあって栄えた村だったそうです。一里塚跡や十王堂跡の案内がありました。

村の外れというか国道との合流地点の近くに法蔵寺という真宗のお寺があります。古刹でもあり家康関連の寺とかで栄えたようです。
境内には六角堂や東照宮・近藤勇の首塚などがあるそうです。

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国道に合流、法蔵寺の説明がある 12時15分 石仏や歌碑なども出てくる。 長沢城址の説明

30分近く国道を歩いた後右手の街道らしき道に入る。赤石神社の入口を越える辺りから道端の石仏もあり街道の雰囲気も出てくる。
名電長沢駅を過ぎ長沢小学校の校舎に長沢城址の案内があった。

御油赤坂

音羽蒲郡インターを13時20分頃に通過する。そこから20分で赤坂宿の石標のある休憩所に着く。トイレもあって一寸休憩する。

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赤坂宿の休憩所 大橋屋 ポケットパーク

さらに5分で今も営業しているという大橋屋という旅籠の建物があった。でも営業しているようには見えなかった。
すぐに名電赤坂の入口にあるポケットパークです。本陣跡も近くです。

ポケットパークから6〜7分で有名な御油の松並木が見えてきます。

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御油の松並木が見えてくる。 御油の松並木 弥次喜多茶屋

御油の松並木は天然記念物となっていましたが樹齢はそんなに古くないようですね。600〜700mは続いています。
弥次喜多茶屋というのが営業していました。

御油

松並木を過ぎてまた十王堂や本陣跡と見ながら7〜8分歩くと、御油郵便局や松並木資料館のある十字路にでますが、ここは右折です。
案内が無いので直進して御油橋を渡ってしまいそうですが、右折・左折して旧の橋を渡りましょう。

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松並木資料館 旅人留女 旧の御油橋、右奥が今の御油橋

御油宿は旅籠も多く飯盛り女も多かったようで、東海道五十三次の図では太った女が小柄な旅人を引っ張る「旅人留女」の図が描かれている。

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姫街道との分岐の石碑 大社神社 寂しくコーラで

御油橋から4〜5分で秋葉山道とかの石碑のある広い道を横断するが、ここは姫街道との分岐のようです。左折すれば姫街道でしょう。
大社神社を過ぎ、姫街道分岐から10分ほどで名鉄国府駅への交差点に出ました。14時42分でした。

今日はここまでにして、国府駅に向かいました。国府駅の駅前や構内には売店が無く、寂しくコーラを飲んで帰りました。