東海道舞阪2
12時23分に松並木に入ったが、この後1キロほど松並木が続いていた。
12時45分頃、国道1号線と合流した。教恩寺というお寺が左手にあり、道の反対側には風炉の井という井戸があります。
少し歩いて、地下横断道のある橋本の交差点を左折します。でも案内が全くありません。東海道を東下りする旅人には全く不親切です。
江戸からのお上りさんには比較的道標は解かりやすいようです。12時52分頃。
左折して、棒鼻跡や一里塚跡の石碑を見ながら12〜3分歩くと下の写真の交差点に出ました。
そろそろ右折する場所だろうとは思うのですが案内は見当たりません。
ふと振り返るとこんな案内がありました。また本陣跡の石碑もありました。どうも振り返らないと解からない処に案内があるようで解かり難いです。
江戸から来れば、すぐ見つかるんでしょうね。
右折するとすぐ旅籠紀伊国屋の看板が眼に入ります。
旅籠の反対側、少し先に新居関所跡があります。この建物は安政2年(1855年)に建てられた、全国でも唯一現存する関所の建物だそうです。
入館しようかなと思ったのですが、お腹も空いているし時間的にも歩いたほうが良さそうだったので、トイレだけお借りして歩きました。
すぐに小さな橋(浜名湖橋だったか)があり、いろいろ新居宿の浮世絵があった。
13時22分にJRの新居町駅を過ぎ、淡々と国道を歩きます。13時40分頃ラーメン屋さんがあり、ようやく昼食とした。
じゅんさいの入った和風ラーメンというのが珍しく、それを注文した。
14時に店を出て歩き始めた。浜名湖に掛かる橋を渡る。浜名湖側は鉄道や道路の橋が何本も架かっていて湖面は見えない。
新幹線がひっきりなしに通る。在来線は本当に少ないなあ。
25分ほどで今度は弁天島への橋を渡る。新幹線の中から見ることはあるが、自分の足で上陸したのは50年ぶりです。
街道はこの弁天島駅を過ぎたところで国道と別れ右に入っていく。その分岐点に弁天神社があった。境内には正岡子規の句碑などがある。
右折するとすぐこんな案内があり、間違っていないなと安心させる。
橋を渡ると舞阪漁港です。舞阪は「しらす」が名物です。私はしらすが大好きで、たっぷりしらすのかかった「しらす丼」など食べたいですね。
街に入るとすぐ北雁木(きたがんげ)という渡船場跡がありました。雁木というのは階段状になった船着場のことだそうです。
ここ北雁木は大名などが利用し、本雁木は庶民が利用した船着場だそうです。
北雁木からすぐ本雁木があり、そこで街道は直角に左折します。
左折するとすぐ脇本陣です。今日は閉まっていました。本陣は無くなっているようで向かい側に石碑だけありました。
近くに何軒か名物のしらすを売っている店があります。私も好物なので買いますが、生のしらすは日持ちしません。
店の人が保冷剤と袋をサービスしてくれました。しらすはもう少し小さくて透明なのが高級らしいのですが、私は少し大きめの方が味が解かって好きです。
15時15分頃、国道1号線を横断します。そこからは旧東海道の松並木が続きます。見事な並木です。
15分ほど松並木が続いたあと、舞阪駅南入口で左折し、舞阪駅に到着しました。15時35分でした。
帰りの楽しみは豊橋名物「やまさのちくわ」です(笑)。