中山道 馬籠宿から妻籠宿へ

お店のすぐ上が恵那山を見渡す絶景の展望台になっている。

ここで記念撮影をしていると、外人さんがシャッターを押してくれた。
スイス人の老年ご夫婦です。
12時45分にここを出ました。
このご夫婦以外にも、馬籠から妻籠を歩いている白人のカップルやグループに今回4〜5組はすれ違った。
結構、国際的になったなあと思う。
街道はここから一旦下る。そして県道7号線に一旦出て、さらに一寸下って登りになった所に十返舎一九の狂歌碑がある。
馬籠・妻籠間は距離が7.7キロ、標高600mほどの馬籠宿から標高800mの馬籠峠まで一旦登って、450mの妻籠宿まで下ることになります。
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13:11 十返舎一九の狂歌碑 |
13:24 長野県に入る |
峠の茶屋 |
狂歌碑から5分も登ると峠の集落です。静かな集落で熊野神社があります。熊野神社から5分で馬籠峠です。岐阜・長野の県境で峠の茶屋があります。
10分ほど休憩して下りに入りました。
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13:35 妻籠へ下る |
熊注意の鐘 |
13:43 一石栃の立場 |
長野県側に入ると、街道は一変して自然豊かな山道になります。新緑が素晴らしい癒しの道です。熊注意の鐘が随所にあります。
馬籠・妻籠の中間にあたる一石栃の立場まで10分です。
サワラの大木など見ながら更に10分一寸下るとトイレのある橋に出ます。渡ると県道です。
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13:56 一旦県道へ |
14:07 男滝女滝分岐 |
14:24 牛頭観音 |
県道を左折してすぐまた右に山道へ入ります。10分ほどでまた車道に出ますが、左折すると男滝女滝を経て妻籠へ、右折すると滝は経由せず1キロ以上短縮して妻籠へ行きます。遅れているGさんを待って右の道へ誘導します。
祖霊社を過ぎ、多分「下り谷」という集落に入ってきますが、そこに「牛頭観音」がありました。馬頭観音は各地にありますが、牛頭観音は珍しいです。
再度県道7号線に出る所に下り谷の一里塚跡がありました。右折してすぐ庚申塚を左折すると大妻籠の集落です。14時32分頃です。


大妻籠を白人のグループが行く

民宿の女将さんとしばらく話して待つがGさんは来ない。5〜6分待って来ないので、先行するメンバーに電話して妻籠から南木曽へのバスの時間を確かめる。
大妻籠から10分ほど下った大きな石柱道標の所で待っているとタクシーが来た。Gさんが民宿の女将さんに頼んで呼んだそうで、南木曽駅で待つということで、ほっと一息です。14時57分。
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15:10 妻籠宿に入る |
15:14 妻籠宿本陣 |
一寸人も減って来た |
妻籠発電所の前を通って賑やかな妻籠宿へ入ったのが15時10分。南木曽発16時56分の特急に乗る予定なので時間は充分です。
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15:18 南木曽へ向かう |
一寸した登り |
15:28 妻籠城址入口 |
10分ほどで妻籠宿を通り抜けて南木曽駅へ向かいます。10分ほど登ると小さな峠に出ますが、そこから妻籠城址へ行けます。
時間もあるので登ることにしました。登り始めると先行メンバーが下ってきました。
10分弱登ると本丸跡です。妻籠城は室町中期に建てられ、関ヶ原の合戦の後まで存在していたらしい。今通って来た妻籠宿が一望できます。
晴れた日には逆方向に中央アルプスも望めますが今日は駄目でした。
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15:57 上久保の一里塚 |
16:07 袖振り松の伝説 |
16:15 南木曽の街を望む |
15時45分に峠に戻りました。5分ほど下ると、街道は左折します。
土砂崩れを復旧されたような場所を通って5〜6分下ると上久保の一里塚があります。
道の両側の残っています。南木曽町では4カ所ありますが唯一残っている一里塚だそうです。
10分ほどで巴御前の振袖松伝説のある庵を通過。南木曽の街が見えてきますが、ここで街道は南木曽駅の裏側を通って三留野宿へ向かいます。
今日は南木曽駅から帰るので街道に分かれて駅に向かいました。
途中のスーパーで一寸お酒とおつまみを買って駅に到着したのは16時30分でした。
皆さんお疲れ様でした。