フォッサマグナと塩の道

塩の道で小滝駅に着き、15時21分の列車で糸魚川方面に向かい、一駅先の根知で降りました。
ここにフォッサマグナパークという大断層の先端が現れていると聞いたからです。15時31分に着いたのですが、次の列車は17時06分、1時間半ありません。

フォッサマグナパークで1時間半も過ごせるか心配でしたが。

糸魚川002大雑把な地図でしか見ていなかったのでフォッサマグナパークの位置も大体の方向だけでした。

左図で駅を出て、根知川方向に向かい右折したのですが、正しくは川を渡って右折でした。

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正面には雨飾山聳えてなかなかの景色です。
この道をまっすぐ歩いて行くと4キロほどで塩の道東回りコースのメイン舞台へ行けるようです。

歩いていると左手川向うにフォッサマグナパークの案内が見えます。しまった川向うだったかと、付近の人に生き方を尋ねると上流・下流どちらの橋も同じくらいとのこと。
塩の道の仁王堂付近へ行くことにしました。

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対岸にフォッサマグナパークの案内 橋を渡った小公園 フォッサマグナパークの地図

駅から15分ほど歩いた所で橋を渡りました。そこに小公園があり地図もありました。地図に沿って山裾に入って行くと三叉路になり、右へ250m行くと塩の道となっていました。左へ10分ほど歩くとフォッサマグナパークでした。

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フォッサマグナパークを上から見る 大地溝帯がフォッサマグナだって 糸魚川・静岡線

糸魚川462大体私はフォッサマグナという言葉を断層と思っていました。
でもここの説明を見て、初めて、フォッサマグナというのは大きな溝の事だと教えられました。

西の線が糸魚川から静岡へ本州を横断する線、東の線は柏崎から千葉付近で、その内側は以前は海で本州は二つに分かれていたそうです。

その海峡は深さ6000mだそいです。
その海底に海底火山ができ、噴出物やいろんなものが堆積して、現在のようにつながったのだそうです。

その糸魚川・静岡線の一端がここに露出しています。
見つけたのは明治政府に招かれたドイツ人地質学者ナウマンです。

彼が象の化石も見つけたので、ナウマン象という名前がついているのだそうです。
勉強になりました。

駅に帰ってくると国道沿いに左の写真のような看板がありました。
塩の道を大々的に観光の名所にしていますね。今回は行けなかったけど、次回行ってみたいですね。

今日はこれで糸魚川へ帰って駅前で泊まりました。

2016年10月31日

今日は13時に宇奈月温泉でワンゲル仲間の集まりがあります。
それまでの時間を利用して、フォッサマグナミュージアムの見学と、塩の道の一部を歩く積りです。
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今回泊まった上之屋さんですが、ここもリーズナブルな宿です。
駅から2分の好立地にもかかわらず6800円と安く、1階は食堂を経営して、お客も多いようです。

フォッサマグナミュージアムは9時オープンです。
駅南から9時半にバスが出て10分で着きます。歩いても1時間は掛からないでしょう。

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今回、私は早く宿を出て、糸魚川市街を見て回りました。塩の道関連や加賀街道、奴奈川姫関連の史跡や見所があります。
後の予定があるのでタクシーでミュージアムへ行きました。1400円でした。

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石の展示は充実 フォッサマグナ誕生の説明

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周囲は美山公園 10:03 ここで塩の道と出会う

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原山地蔵 10:14 高速道路の上を行く

原山地蔵は、昨日大峰峠で見た大峰地蔵と兄弟で、兄弟で糸魚川へ運ばれる途中、大峰地蔵岳があの場所で動かなくなり、あそこに安置されたそうです。

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塩の道の一部 10:34 山乃井神社から鉄砲町を見る 10:42 

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塩の道広場 牛つなぎ石 道路元標

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白馬通りの造り酒屋さん 加賀街道沿い 海の展望台

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奴奈川姫は大国主命の奥方となった 翡翠の神様でもある

この後、北陸新幹線で黒部に行き、富山地方鉄道で宇奈月温泉に行きました。