観音道
1/11/03 天気晴れ メンバー単独。

伊勢路7
熊野街道伊勢路の波田須から熊野市へは大吹峠越えが普通で、私も歩いています。最近それに平行して観音道というのが整備されたというので行って来ました。

波田須駅を午後1時15分の出発です。波田須は昔中国の秦の始皇帝の命を受けて、不老不死の薬を求めて徐福が上陸したとかで徐福神社もある。

駅を出て「天女座」の案内に従って坂道を上って行くと徐福神社への案内もあるが、今回は止めて更に登る。

5分も歩くと弘法太子の「御足跡水」とか「おたけ茶屋」跡、「文字岩」などがある。15分程で311号線にでる。

観音道への入り口は何も案内が無いので解りにくい。石の階段を登ります。登らず311号線を10分も歩けば大吹峠登り口の小公園があります。

石の階段を登ると2本の道がありますが、左手の余り踏まれていない山道に入ります。

振り返ると波田須の集落や熊野灘がきれいです。そこからは谷沿いの檜林の中を淡々と登ります。30分も登れば峠に出ます。オタオ山へ70分の案内があります。



熊野路103

熊野路104

熊野路106

波田須駅から登ると熊野灘が見えてくる

御足跡水への石畳

登り口石段


熊野路108

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熊野路110

波田須集落と熊野灘

峠の案内

観音堂

10分程休憩して下りに入ります。10分弱降ると観音堂の石畳に出ます。なかなか大きな観音堂でお参りも盛んだったことを偲ばせます。
事実この日も、熊野市側の大泊から観音道を登ってくるグループが2−3組ありました。大泊側は西国三十三番札所の谷汲山から始まって33個の観音様があるらしいです。数えていないので(^^;)。苔むした石畳や階段で古道の面影があります。でも波田須側はなにもないので熊野街道だったかは疑わしいです。単に大泊側から観音堂にお参りするための参詣道だったかもしれません。

熊野路111

熊野路116

熊野路112

観音様は33体あるのか

雰囲気のある参道

途中の観音様


観音堂から道端の観音様の顔を眺めたり写真を写したりして降ってくると40分程で大泊側の登り口42号線に出ます。ここには看板もあり、観音様も並んで居るので、入り口もすぐ解ります。降り仰ぐと右手に清滝が見えます。

熊野路101

熊野路102

大泊側登り口

登り口の観音様

ここから旧42号線を降れば5分で大泊駅につけます。