2009年12月28日
昨日から大阪のOさんと伊勢路を歩いています。
今日は朝7時45分に古里の民宿から三浦峠の登り口まで送ってもらい、三浦峠・熊谷道・始神峠を越えて馬瀬からバスで相賀に到着しました。
まず相賀神社にお参りして、相賀の街中を銚子橋に向かいます。
ここも結構古い町並みです。
蛤石なんてのもありました。
銚子橋を渡れば馬越峠への登り口である鷲毛や猪鼻水平道方面ですが、今回は国道を横断して銚子川沿いに街道を進みます。
街道に入るとすぐ右手に何か祠がありました。
この道は便の山を経て2キロほどで種まき権兵衛の里に行く道です。
その奥はキャンプイン海山や魚飛渓などがあります。
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何の祠でしょうか |
赤い橋が見えてきます。 |
便石山を正面に見ながら15分ほど銚子川沿いを歩くと赤い橋が架かっています。これを渡って鷲下に入っていくのが熊野街道です。
今日は500mほど先の宝泉寺という種まき権兵衛の菩提寺を見に行きました。種まき権兵衛の里は更に500mほど先です。
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種まき権兵衛の碑 |
熊野古道の案内 |
この下に石畳が埋まっている |
お寺を見学したあと引き返し、橋を渡って鷲下の集落に入ります。車道で42号線へ出るのでは無く、旧街道で馬越峠への登り口鷲毛のバス停へ出る道を探しました。案内の看板が無くなった杭があり、そこだろうと見当をつけて登りました。途中に説明看板があり、コンクリートの下に古い石畳が埋まっていると書かれていました。最近この近くで石畳が200mほど発見されているようです。
鷲毛に着いたのが12時で、すぐ上のダム公園の東屋で昼食にしました。
12時20分に出発、馬越峠に向かいました。
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ダム公園の東屋 その先の橋を渡れば古道 |
馬越峠の標識 天狗倉山30分 |
おちょぼ岩40分 |
昨日から歩いているので腰に負担がかかっているのか、ぎっくり腰の痕がしくしく痛みます。
ゆっくり歩いて、夜泣き地蔵が12時37分、林道出会いが1時。一寸休憩して馬越峠に1時15分でした。
再度休憩して1時20分に出発、おちょぼ岩を目指します。
天狗倉山直下の南道とおちょぼ岩の分岐へ1時40分です。おちょぼ岩までは40分の案内があります。
すぐ上の天狗倉山への北道を見送り、おちょぼ岩を目指します。天狗倉山経由でも行けるのでしたかねえ?

先ほどの分岐から10分ほどでNHKの電波塔です。中で2−3人の人が仕事をしていました。
ここからも尾鷲湾の景色が見えます。
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NHK電波塔 |
尾鷲湾の景色 |
アップダウンを繰り返す |
そこから何回もアップダウンを繰り返し、20分以上歩いてようやく天狗倉山東峰の案内がありました。
もうすぐかなと思いながら、どんどん降って大きな岩の前にでます。
この岩がおちょぼ岩かと登りますが、おちょぼ岩はこちらの案内があり、少し降って、ようやくおちょぼ岩でした。
分岐から48分、2時28分の到着でした。
おちょぼ岩からの景色はさすがに絶景で眼下の引本浦から遠く紀伊長島方面まで見えています。
熊野灘に目を向けて目を転じると尾鷲湾も絶景です。
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引本浦から紀伊長島方面 |
熊野灘 |
さて引き返すかと思いましたが、だいぶ降っているので、このまま降って海山町側の林道へ出て、林道経由で馬越峠へ戻ることにしました。
2時35分出発、急な降りを13分で水地越の鞍部にでました。
尾鷲側の水地への道が昔は有ったようですが未整備と書かれていました。
左折して10分降ると林道に出ました。水地越登山口の案内がありました。
林道を左折して馬越峠へ向かうのですが、右折すると猪鼻水平道に通じているのでしょうか。
それなら猪鼻水平道-水地越-おちょぼ岩-天狗倉山-馬越峠のルートも面白いなあと思いました。
左折して熊野古道への出会いに向かいますが、この林道歩きが結構長い。
眼下の景色には癒されますが40分歩いてようやく出会いです。
そこから13分、3時50分にようやく馬越峠に戻ってきました。
おちょぼ岩から1時間15分ですか、元の道を引き返えすのと多分同じ位の時間でしょうね。
3時55分に出発、桜地蔵が4時8分、馬越公園が4時19分、尾鷲神社が4時37分でした。
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野口雨情だったかなと天狗倉山 |
尾鷲神社 |
おでん(笑) |
若木屋さんのいちご大福を買おうと思ったのですが売り切れていました。
尾鷲発5時28分の普通列車で、コンビニで買ったおでんを食べながら帰りました。