10月13日(月)
エベレストビューホテルへ

今日はホリデイです。高所順応をかねてエベレストビューホテルなんか行く予定です。
どうも前日から引いている風邪は治らないみたいです。
朝飯はワンタンスープを頼む。

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ワンタンスープ サンボチェの飛行場 パノラマホテル

8時にロッジを出て階段を登る。
トレッキングルートは水平に右に伸びているが、エベレストビューホテルつまりサンボチェへの道は容赦なく登っていく。
3440mのナムチェから3840mのエベレストビューホテルに行くのですが息がきれます。

途中、サンボチェという所があり飛行場があります。
ホテルに行く人が、ルクラからヘリコプターで来るようです。
カトマンズから直接来ても高山病になるひとは少ないそうです。
4000mを越えなければ大丈夫のようですね。

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これからのルート、帰りのルート ローチェ(8393m)かなあ

バテバテで9時25分、ホテルに着きました。
エベレストビューホテルではなく、パノラマホテルだそうです。
チョンビさんの友達が勤めています。日本の剣岳近辺の小屋で修行しているとか。

ここも素晴らしい景色です。
雲でエベレストは見えませんが、ビューホテルに行く必要も無い景観です。
そうは言っても、一応日本で話するとき、エベレストビューホテルでコーヒーを飲んでいないのでは話にならないので行くことにします。

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斜面にはヤクの道が網の目に 赤い花がきれい エベレストビューホテルのテラス

パノラマホテルから水平な道を20分、エベレストビューホテルに着きました。
ここはさすがに大勢の人です。
ベランダでお茶を飲んだり、食事をしたりしています。
サーダーのヌルさんのお父さんがここで勤めて、ガイドをしているそうです。
ヌルさんも、後を継いでやるそうですが、そのためには日本語の会話が必須だそうです。

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我々もテラスで一休み クムジュンへ ヤンキーは陽気だ、ルクラ便同じグループ

我々もここでゆっくりお茶を飲んで休憩しました。
ルクラ便でいっしょだったアメリカのグループが来ていました。

11時30分、ホテルを出てクムジュンに向かいます。
ゆるやかな降りでクムジュンですが、緑の屋根が整然としています。
聞けば、住民の話し合いで、景観を保つため全員緑の屋根にしたとか。
さっきのアメリカ組みはここでテントを張っていました。

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リキクールを手で食べる ラクシーを作っている 原料のチャン、飲むなと言われる

チョンビさんが学生時代世話になったとかの民家に行きました。
そこで、リキクールというポテトの薄焼きパンを食べました。
おはしが無く、手で調味料と混ぜて食べました。
貴重な経験です。ここの仏壇も立派です。

出て、イエティーの頭髪を見に行く途中、民家の庭でラクシーを作っていました。
どぶろくのチャンを蒸留して作っていました。
チャンを熱して蒸気が上ると、水を入れた容器にあたって冷やされてラクシーになります。
合理的な容器と方法でした。

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イエティの頭皮だとか ジャガイモは土に埋めて保存する ナムチェに降ってきた

ヒマラヤ730お寺でイエティの頭髪を見た後、土石流の跡を見に行きました。
大きな音で住民は逃げたため助かったそうですが、土石流の跡は集落まで入ってきていました。

ここから、どんどん降って、4時20分にナムチェのホテルにつきました。
明日から本格的にゴーキョへむけてトレッキングが始まります。

今夜の夕食は正統ダルバートにしました。

本格的なトレッキングへ

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