2011年6月4日(土) カシュガル観光
今日が最後の観光です。午前中にカシュガル市内を観光し、空路ウルムチに向かいます。ウルムチから再度空路北京へ向かいますが、到着は日付が変わってからです。
そしてホテルで一休みして、5日の午前8時半のフライトで羽田へ向かうので、観光としては今日が最後なのでした。
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香妃の墓 |
彼女がいっしょに記念撮影 有料 |
カシュガルの街 |
9時半に出発、香妃の墓に向かいます。イスラム教の指導者アパクホージャとその代々の家族の墓なので、アパク・ホージャの墓とも呼ぶらしいのですが、清の乾隆帝に迎えられた絶世の美女香妃が、乾隆帝の言うことを聞かず自殺して、ここに葬られたことから、香妃の墓とも呼ばれています。香妃は香水も付けないのに身体から香しい匂いがしたことから香妃と呼ばれたそうです。アパクホージャの一族五代の72人がここに眠っています。
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子供は人なつっこい |
少しヨーロッパ風 |
日干し煉瓦は50年が限界 |
次に老街という昔の町並みを見に行きました。日干し煉瓦造りの昔の町並みですが、日干し煉瓦の強度は50年が限界だそうで、常にスクラップ&ビルドが行われています。歯医者さんと歯科材料の店が多いですね。
次は新疆最大のイスラム寺院エイティガール寺院です。1422年の創建で1872年に大規模な拡張工事がされ、祭日には3万人もの人が訪れるそうです。境内に寺院の損益計算書が掲げてあるのにはびっくりしました。
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床の模様は一人が座るように |
今日は子供が着飾っているなあ |
赤ちゃんベッドの便器を説明 Tさん |
次は職人街です。赤ん坊のベッドに便器が付いていたり、楽器のミニチュア、目玉焼き器など面白いものがあります。
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これは本物の楽器 |
目玉焼き器 たこ焼きではない(笑) |
バザール |
最後にバザールへ行きました。大きなバザールです。日曜日には20万人もの人出になるそうです。ドライフルーツ、薬味、着物、帽子なんでもあるそうです。
ラグメンの食堂があったので、かたことのウイグル語で話したら大うけで、麺を延ばす作業を写させてくれました。
和田玉(ホータン玉)の原石を置いていましたが、これを買うのは博打だそうです。百万円で買って幾らの玉が採れるか、それは神のみぞ知るだそうです。
ホテルで昼食の後、カシュガル空港からウルムチへ向かいました。機中で機内食が出ましたが、きゅうりが丸ごと付いていました。天山山脈とも最後のお別れです。
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カシュガル空港 |
きゅうり丸ごと出すなよなあ |
見納めの天山山脈 |
ウルムチ空港での1時間ほどの待ち時間に、スルーガイドのKさんが思いがけずラーメンを食べさせてくれました。なかなか美味かった。Kさんとはここでお別れです。
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ウルムチ近郊 |
ウルムチの文字 一寸ピンボケか |
ラーメンをご馳走になった |
北京までのフライトは4時間。機内食も心なしか文明の世界に近寄っています。
空港到着が0時15分。
ホテル到着して冷蔵庫の生ぬるいビールを飲み、寝たのは3時ごろでしょうか。
翌朝は5時のモーニングコールなので実質2時間は寝なかったか。
添乗員さんは多分一睡もしてないでしょうね。大変な仕事ですね。
9日間、よくやってくれました。
ありがとう。
6月5日(日) 帰国。
6時には出て、空港へ6時半、北京空港は大きいのでモノレールで移動です。
8時半のフライトの中では皆寝たでしょうね。でも機内食はいよいよ文明の味でした。時差を1時間戻して12時50分の羽田到着です。
9日間の苦楽を共にした仲間ともお別れです。またどこかで会いましょう。