阿寒空11月12・13日で北海道へ行きました。

セントレアから女満別に飛び、阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖を廻って、網走に出ました。

女満別って、これまで聞いたこともなかったけど、今回始めて知りました。最初は女房と二人で函館で美味しいウニ丼でも食べたいと思っていたけど、函館便は取れなくて、女満別便になった。

調べてみると、女満別からは今回行った湖や知床観光もあり、冬場は流氷観光もできるので、函館に比べて周辺に魅力ある観光地は多いようでした。


セントレアからは全日空が1日1便、B737が飛んでいます。14時10分発で到着は16時位。途中、まず富士山が見え、中央アルプスや南アルプスがきれいに見えました。北アルプスは雲海の下でした。

岩手県宮古上空で海上に出て、襟裳岬上空から北海道に入るようです。女満別空港は網走から車で20分位内陸に入ったところにあります。空港には食堂やみやげ物店もそこそこあり、観光客に不便は無いようです。

トヨタレンタカーに予約していましたが、空港の目の前に4軒ほどレンタカー屋さんが並んでいます。カローラを借りて阿寒湖のホテルへ出発です。4時半前ですが北海道の夕暮れは早く、辺りは薄暗くなっています。知らない土地で暗くなるとカーナビが頼りですね。240号線で釧北峠を越えて1時間半ほどで阿寒湖温泉です。

阿寒部屋 阿寒夕食 阿寒朝食
二間続きの立派な部屋 夕食も部屋で豪華に 朝食も豪華ですね

ホテルは「悠久の里鶴雅」とかで立派なホテルです。部屋も次の間付で、私一人だったら滅多に泊まらない豪華なものです(笑)。まず大浴場に入ります。ここもいろんな風呂があってなかなかです。部屋に帰って夕食ですが、久方ぶりの部屋食です。ここは一つ地元北海道のワインを飲まないとと、赤白をキュロット(ハーフボトル)を頼みました。献立は覚えていませんが、いろいろ有ったことは確かです(^▽^;)。

食後、近くのアイヌコタンとかへショーを見に行きました。みやげ物街の奥の広場で入場料1000円です。特に見応えとか無いですが、観光地のショーは世界中こんなものでしょう。夜は冷えて、素足に下駄で出かけましたが、冷たい冷たい。

部屋の冷蔵庫で冷酒を出して飲み、就寝しました。
翌朝は6時過ぎに目がさめて、最上階の展望大浴場へ。上と下の大浴場は時間帯で男女が入れ替わります。ここからは阿寒湖がよく見えて最高ですが、屋上露天風呂はこの季節寒い。昨夜雪が降って、雌阿寒岳は相当な積雪です。湖畔の雄阿寒岳はそうでもありません。

朝食も2階の展望の良い料亭みたいな店で食べました。きれいな盛り付けで、朝から一杯欲しくなりますが、レンタカーなので自重しました(笑)。9時半の高速観光船には時間があるので、近くのスキー場の展望台へ出かけましたが、積雪の為か通行止めになっていました。
その辺をうろうろしてホテル近くの高速船乗り場へ行きます。

阿寒アイヌ 阿寒雌 阿寒雄
アイヌの土産物街です 部屋の窓から雄阿寒岳かな 湖上から雌阿寒岳

阿寒マリモ観光船で阿寒湖にのりだすと周囲の山々が良く見えます。15分程で対岸の毬藻飼育場のある島に着き、15分ほど見学します。シーズンオフで乗客は我々二人だけです。4400円は高くないです(笑)。
その後、湖をぐるーっと一周して10時半ごろ帰ってきました。

さて、四苦八苦して今日のコースをカーナビに覚えさせてホテルを出発したのは11時過ぎでしょうか。次の目的地は摩周湖です。途中「双湖台」とか「双岳台」の展望台もありますが、道を走るだけで広々とした北海道の景色が素晴らしいです。山道には白樺やエゾマツ?の林。平地には真っ直ぐな道と広大な牧草地。これを見ているだけで楽しいでしょう。


241号線は弟子屈で243号線に左折し、すぐ摩周湖方面に右折します。すると摩周湖第一展望台〜川湯が冬期通行止とでていました。ともかく摩周湖はいかなきゃあと走ります。標高を上げるにつれ背後の広大な景色が見えてきます。243号線から9キロで展望台です。

駐車して展望台に上がった途端、摩周湖が眼下に広がり、その美しさに息をのみます。「これが摩周湖かー」。この展望台からの眺めはいずれにしても素晴らしいですね。日本でも有数の展望台でしょう。

阿寒摩周湖 阿寒クッチャロ湖 阿寒網走
摩周湖の神秘的な眺めは最高です 屈斜路湖もなかなかの眺めです 天都山からのオホーツク海

でも、霧の摩周湖と言われるように、天気は変わりやすく、運が悪いと何も見えないかもしれません。我々の場合もイカ焼を食べて出かける頃には雪になり湖面は見えなくなってきました。急いで243号線へ引き返して川湯に向かいます。391号線です。川湯を過ぎて左折、屈斜路湖の傍を藻琴峠に向かいます。峠近くの展望台からは屈斜路湖の眺めがここも素晴らしいです。

ただ、昨晩降った雪でしょうか、日陰には雪が残り凍っている箇所もあります。もうすぐこの道も通行止めになるのでしょうか。北海道をドライブするのは10月までが限界かもしれませんね。東藻琴を過ぎ、オホーツク海沿いの244号線に出たのは2時頃で、そろそろ空腹が忍び寄っていました。左折して網走に向かいます。

阿寒丼網走市街に入り、インターネットで見つけていたすし屋を探すのに手間取っていると、空腹で女房の機嫌が悪くなります(笑)。ようやく見つけて昼食にありつきました。私はオホーツク海鮮丼、女房は上生ちらしです(笑)。ここでも一杯飲みたいところですが、じっと我慢です。

左の写真はオホーツク海鮮丼、2625円です(笑)。

お店の人に聞いたお酒の量販店に行き、十勝のワインを買います。

その後オホーツク流氷館を訪ねて天都山へ。

ここの展望台も絶景で、オホーツクの海岸線や日によっては知床半島が見えるのではないでしょうか。また、反対側には網走湖が広がっています。ここで知床の映像を楽しみ、本物の流氷が保管してあるマイナス16度の部屋に入ります。濡れタオルを回転させるとタオルがしばれて凍ります。

阿寒クリオネ
右の写真は流氷館のクリオネです。
フラッシュ撮影は禁止と注意されてしまいました(^_^;

ここから20分で女満別の町並みです。ガソリンを満タンにして、空港まで5分で到着、丁度4時で、4時40分発のフライトには良いタイミングでした。ちなみに今日の便は満席でした。