2009年9月21日
さて今日は根来坂峠を越えて上根来まで、27キロ位はなんとしても歩いて、後は時間と体調でタクシーを呼ぶ。
そいうことで6時朝食7時出発にしてもらった。
途中、「山帰来」という交流施設で軽食も食べられる情報もあるが、確認できないのでおにぎり弁当も頼んだ。
朝食に付いてきた「トチ餅」のあん掛が甘くて美味しかったので、ご飯二膳の上に食べてしまった。
6時52分出発。気温は11度、クーラーが要らないはずです。
アマゴの泳ぐ清流を横目に見ながら、朝の気持ちの良い空気を吸いながら、アスファルトの道を43分、梅ノ木との分岐を左折して古屋・生杉方面に向かいます。
このへんはまだ京都市左京区です。
滋賀県高島市朽木の針畑川地区は車の場合、一旦京都市に入らないと市役所などへは行けないようです。
左折して25分弱、右手に釣堀がありますが、その辺りで京都と滋賀の県境です。その先にバス停があり一休みしました。
何気なく時刻表を見ると高島市市営バスで1日4〜5本、1時間後位にあるではありませんか。衆議一決、「乗りましょう」(笑)。
まだ根来坂の登り口までは12〜13キロ、3時間はアスファルトの道を歩く必要があります。ここでバスに乗っておけば帰りのタクシー代の節約にもなります。
そう決めると、元気も余裕もでて歩きはじめました(笑)。15分で、この地域唯一の酒屋さんのある小川(こかわ)、1時間で小学校のある平良(へら)に付きました。この学校前にバス停があり10分後の9時10分にバスが来るので乗ることにしました。
ステップワゴンのようなバスは定刻にきて乗せてくれました。
桑原、古屋と針畑川を遡り、大宮神社で地元の女性を一人降ろして、小入谷(おにゅうだに)で我々ともう一人登山者を降ろして乗客はゼロです。
料金は区間に関係なく220円、8キロを17分で運んでくれました。
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9時10分の後は12時10分 |
小入谷バス停から根来峠方向 |
すぐ二股、左林道・右街道 |
バス停は登り口まで1キロ弱の場所だったようです。林道を歩くとすぐに二股に分かれ、右の道を取ると川がコンクリートの道を横切っています。靴を濡らしながら渡ってしばらく行くと、「百里ヶ岳登山口・根来坂峠コース」の道標があります。9時35分です。道は基本的に岩盤の上で、いい角度で登って行きます。登り口が450m、根来坂峠が830mで380mの登りですね。
20分ほど登った10時、標高600m辺りで林道に合流します。林道を10分歩くと左手に焼尾地蔵さんがあり、その前から再度山道に入ります。
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焼尾地蔵さんの前から街道へ |
気持ちの良い道 |
再度林道に出る 行ってしまった |
さらに10分一寸の登りで再度林道に合流し、すぐまた右手に入るようですが。先行するOさんは気づかず林道を歩いていったようです。10時22分です。
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小入谷方面を振り返る |
おにゅう峠が見える |
おにゅう峠への林道 |
まあすぐまた合流するかもと私も林道で後を追いましたが、残念でした。林道は遠回りして「おにゅう峠」に向かってしまいました。
根来峠とおにゅう峠は尾根道で結ばれているのか、そんな道標もありましたが今回は林道でおにゅう峠に行きました。
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おにゅう峠と根来坂峠の中間点か |
おにゅう峠 10時55分 |
日本海も見える |
到着は10時55分でした。
おにゅう峠からはかすみながらも日本海が見えています。
お地蔵さんも祀られています。
しばらく休憩して、林道を降ります。この頃Oさんは膝に痛みを感じ始めていたので山道より林道が幸いしたかもわかりません。1キロ弱降って
街道に接するところで街道に移りました。
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ここで街道に戻る |
街道も歩きやすい |
また林道と合流 |
少し降るとまた林道に合流します。ここから1キロ弱林道を歩くと、今度は本格的に林道と別れて、街道は直接上根来の集落へ降って行きます。
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ここで林道と別れる |
直接 上根来へ降る |
なかなか風情もある |
途中、昼食休憩を30分とって、登山口到着は12時45分でした。登山口にはやはり鯖街道の魚が居ました。
上根来の集落が13時05分、
左写真 上根来
山の家らしき建物を見ながら降って下根来を過ぎ、
お水送りの神事で有名な「鵜の瀬」の公園に着いたのが14時50分でした。
途中遠敷(おにゅう)川では投網や引っ掛けで鮎を獲っている人が居ました。
左写真 山の家か
ここで初めて自販機が有ったので飲み物を購入し、公園を見物して15分ほど休憩しました。
鵜の瀬から神宮寺は2キロほどで、この間立派な遊歩道になっています。
左写真 中ノ畑集落
神宮寺は「二月堂のお水取り」で有名な奈良の東大寺に水を送る寺として有名です。
そのお水送りの神事は3月2日に行われるそうで、境内にその井戸があります。
本堂で和尚さんの話を聴きました。
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鯖街道休憩所の看板だが? |
下根来のお寺 |
道路壁に鯖街道と良弁和尚生誕の地 |
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投網の漁師さん |
引っ掛け漁の漁師さん |
鵜の瀬 水販売所 |
いろいろ有って忘れましたが、小浜には神社仏閣が137もある。海のある奈良と言われる。この神宮寺と奈良の東大寺そして熊野本宮神社は南北に一直線に並んでいる。この二つだけ覚えています(汗)。
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良弁和尚生誕の地 |
鵜の瀬大明神? |
鵜の瀬 |
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神宮寺 本堂 |
お水送り堂 |
奈良東大寺 二月堂へ送る |
また神宮寺は名前の通り神仏混交の寺で2拍手してから合掌します。
この後は「若狭彦神社」と「若狭姫神社」にお参りするのが順当ですが、今回はお疲れということで、ここでタクシーを呼んで今夜の宿「小浜ロッジ」へ向かうことにしました(汗)。
途中、国道 は大渋滞でしたが、さすが地元の運転手さん、バイパスを使ってうまく宿へ運んでくれました。
早速風呂に入って食堂も一番乗り、5時半には宴会ムードに入りました(笑)。
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宿から小浜湾を望む |
豪華な夕食 |
翌日 鯖街道の起点へ |
翌日は小浜観光もしました。これはブログに写真を載せています。