11月23日 天気晴れ

今日はもう帰る日です。フライトは午後3時55分なので、それまでレンタカーで島内観光です。目玉は「平内海中温泉」です。干潮の時しか入れない露天風呂です。今日の干潮は12時頃です。その前後2時間がいいでしょう。

屋久島は南の島ですが2000m近い山もあり、亜熱帯から寒帯までの植物が分布しています。雨も多く、ほんとに豊かな島という感じがします。沖縄より魅力があるかもしれません。

8時半に民宿を出て、まずは時計廻りに「トローキの滝」を目指します。安房から7−8キロ、ぽんたん館の駐車場に車を止め、海岸方向に5分ほど歩きます。展望台?からの眺めは素晴らしいです。海へ直接流れ落ちるトローキの滝。上にはモッチョム岳の岩峰が吼えています。
屋久トローキ 屋久千尋 屋久大川の滝
トローキの滝とモッチョム岳 千尋の滝 大川の滝

ついで「千尋の滝」です。ここは観光バスも来ていていっぱいです。でもやっぱり行かずにはいられない名所です。ここからは万代杉を経てモッチョム岳に登れますが、これはパス。

さて次はお目当ての「平内海中温泉」です。時間調整しながらゆっくり走ります。屋久島ダイビングセンターなんてのも有ります。温泉には10時前に着きました。この辺りはもう観光バスは来ません。志の100円を入れて露天風呂に向かいます。地元の青年が一人だけ入っていました。脱衣所も無く、水着も禁止のほんとの露天風呂です。海はすぐ近くです。
屋久露天風呂1 屋久露天風呂2 屋久露天風呂3
平内海中温泉です。誰も居ない。 だいぶ入ってきた。 女性も3人。

一寸手前で履き物を脱ぎ、近くの岩に服を脱ぎ捨てて入ります。掛かり湯があり、それで身体を洗ってから入るのがルールだそうです。その湯は飲用も可能です。塩辛さはありません。湯船は3つ位ありました。
そのうち、人も増えてきました。女性も3人居ます。近くの民宿の宿泊客みたいです。どうするのかなと思って見ていると、女性はバスタオルで身体を覆って入ってきました。残念(笑)。でも、とってもいい思い出になりました。

次は落差88m、屋久島一の「大川(おおこ)の滝」です。ここから花山歩道で永田岳へ登れるみたいです。この後の西部林道は道幅狭く大型車通行止めです。でも「口永良部島」が見えて絶景の道です。そして猿が多い。道の真ん中で毛づくろいをしていて、側まで近づいても動かない。そーっと2m位まで近づくと、ようやくめんどくさそうな顔をしてどいてくれる(笑)。
屋久西部林道 屋久猿 屋久島灯台
世界遺産ロードへの道とレンタカー 車が近づいても動こうとしない(笑) 屋久島灯台

この世界遺産ロードを1時間近くノロノロ走ると屋久島灯台がある。ここで民宿で作ってもらった弁当を食べる。口永良部島を見ながら最高のロケーションの昼食です。

次はウミガメ産卵日本一を誇る「永田いなか浜」です。永田からは永田岳に連なる鋸のような岩峰が見事でした。そこから5キロほど走った吉田の集落に屋久島名物「サバブシ」の製造所がありお土産に買いました。一匹200円です。
屋久永田 屋久いなか浜 屋久カジュマル
永田集落から見る岩峰 ウミガメ産卵日本一の浜 ガジュマル園

また7−8キロで「志戸子ガジュマル園」というのが海岸にあります。隣はダイビングサービスです。300円だか払いましたが見応えはありました。そこから10分で屋久島最大の集落「宮之浦港」です。鹿児島からの船が着きます。お土産ものはここで買うといいでしょう。三岳は一人一本しか売ってくれません。もっと欲しい人は何件か廻る必要があります。

屋久宮之浦港宮之浦を出て、時間もありませんが「白谷雲水峡」へ向かいました。入口だけ見るつもりです。途中、宮之浦方面の展望が素晴らしいです。(写真左)
入口の駐車場でUターンして引き返しました。往復で30分強でしょうか。

空港の手前で「愛子岳」の展望があり、その付近の寺田商店だけが焼酎「愛子」の製造販売をしているみたいでした。

空港前のガソリンスタンドでガソリンを満タンにして、空港の駐車場に置いておけばレンタカーの返却は完了です。

鹿児島空港で2時間ほどあったので、バレルバレーに電話して送迎してもらい、焼酎を買い、レストランでワインをたらふく飲みました。お陰で機内は離陸も覚えていないほどで、気が付いたら名古屋空港に着陸していました(^_^;。