2006年3月18日(土)

沖おでん3機内で飲んだ2号のお酒に一寸良い気分になって那覇空港に降り立ったのは午後5時半頃です。4ヶ月半振りの那覇空港です。今回はまだ見たことが無いクジラが見たいのでこの時期の慶良間を選んだのです。

ユイレールの美栄橋で降りて58号線へ向かいます。機材を転がして歩いても5分で前島の交差点です。ホテルサンシーはすぐ近くです。

初めてのホテルですが格安ツアーのセットです。ホテル一泊付のツアーなので残りの2日は船員会館にしようかなと思ったけれど、引っ越すのも面倒なので3日間連泊することにした。1泊4300円です。

ごく普通のビジネスホテルで部屋もシングルが多く、一人参加でも追加料金が無いのが嬉しい。朝食もおにぎりかサンドイッチが300円、和定食か洋定食が500円とリーズナブルです。

機材干し場は無いがダイバーは非常階段の手摺に干しているとのこと。

沖おでん2一休みして明日のダイビングの準備を済ませ、夜の街にお出かけです。近くに居酒屋はいっぱいあるし、フォーラムで評判の良い居酒屋も近い。でも一人なので、お婆が一人でやっているような小さな居酒屋で、話し相手をしてくれるような居酒屋が良いなと付近を捜す。ホテルの裏手に「まつやま」というおでん屋があり、そっと覗くと小母さんが暇そうにしている(笑)。条件にぴったりだとここに決める。

メニューはおでんだけで他には無い。島豆腐の厚揚げとテビチなんかを頼み泡盛を飲む。向こうも暇だからいろいろ話が弾む。1時間半ほど居て2千円だった。「まだ9時なのにもう寝るの?」と言われたが「もう一軒行くので」と店を出る。次いで、一寸ご挨拶に寄ってみようと天地へ行ったが灯りが点いていない。土曜日なのにと諦める。仕方なく近くの松山ストアで泡盛とお惣菜を買って部屋で飲みながら寝てしまった。

3月19日(日)
今日は慶良間へボートダイビング。3ダイブ&ついでホエールウオッチングに申し込んである。フロントで見ていると結構ダイバーが多く、次々とDSが迎にきている。

DSのTは2回目で、7時45分のお迎えです。那覇港に着くと、なんと大きな立派な船。2年の間に乗合船のオーナーになっていました。他のショップも合わせて30人位で満員です。ガイドの女性が顔を覚えていてくれて、一寸話が弾む。

海は強風注意報とかで荒れています。顔面蒼白で倒れている人も居ます。南回りで阿嘉島の西側に着くには1時間以上かかりました。

1本目タートルビーチ

沖ソウシハギ潜水時間48分、最大水深15m、水温20度、透視度20m
ガイドは若い女性の美里さん。一番にエントリーすると冷たい。水温は20度です。5ミリウエットにベストを2枚着ていますが耐えられるかな。
アマミスズメダイのbabyとハダカハオコゼの目がきらきら輝いていたのが印象的ですが、私にとっては我慢大会みたいな一本でした(笑)。

2本目もタートルビーチでコースを変えるという。
潜水時間45分、最大水深16m、水温20度、透視度20m
40分程の休憩で身体もまだ暖まっていない。「早く潜って暖かいお昼を食べましょう。」と美里さんに言われて仕方無くエントリー(笑)。
洞窟をいくつかくぐったのですが、出た瞬間にクマザサハナムロの大群に遭遇。
その流れるような美しさに大満足でした。

お昼はおにぎりと熱いおそばです。冷え切った身体には何よりのご馳走です。

3本目久場島の紺瀬

沖タテキン潜水時間43分、最大水深16m、水温21度、透視度30m
今度はドリフトをやると言う。一寸面白そう。今回は最後にエントリー。寒いけど、流石に地形のポイント、前の2本と違って潜っていても楽しい。でも流れが結構速くて前に進めない。予定のコースは半分で諦めて折り返すことになった。タテキンの親子が居た。

今回は3本ともクジラの泣き声すら聞こえなかった。

ボートに帰り早速ウエットを脱いで着替える。帰りにクジラが見られるかなとかすかな希望で胸が膨らむ。でもボートは大揺れの海を一直線に那覇へ帰ってしまった。後で解ったのだが、この日は波が高く、ホエールウオッチング船はすべて欠航していて情報が無かったらしい。

ショップに帰るまでの間に、明日も我慢大会でクジラが見られなかったらどうしょうと心が決まり、「一寸風邪引いたみたいだから」と明日のダイビングをキャンセルした。

ホテルに送ってもらい、フロントにあるパンフレットで明日のホエールウオッチングを予約した。4800円。慶良間往復のクイーン座間味に乗っても5200円位だから安いかも。

熱いお風呂に浸かって身体を温め、機材を丁寧に洗って非常階段で干す。

沖おでん4今日は地元のKさんと8時半に天地で待ち合わせしているが、その前にまた例のおでん屋さんで腹ごしらえ。相変わらず小母さんが一人です。昨日食べなかった種類のネタを注文して泡盛を飲んでいると、「お腹減っているならソバを入れようか?」と言う。沖縄そばのおでんも良いなと注文すると、一玉全部ほおりこんだ。すっかりお腹が膨らんで、天地に出かけました。

店の女の子はまだ代わっていなくて(笑)話しているとKさんが来た。Kさんも元ダイバー?だが最近はサーフィンに凝っている。夜のふけるのも忘れて話していました。

翌日のホエールウオッチングへ