2010年2月のログ
2008年6月13日
昨夜9時に出発したNW77便は午前1時半にサイパン空港に到着です。今回のサイパンはルックJTB、サイパングランドホテルの4泊5日です。
ホテル到着は2時半頃だったか、氷を探して出国免税店で買った焼酎を飲んで、寝たのは3時半ごろだったか。
9時半頃起きると、目の前はエメラルドグリーンの素晴らしい南国の海だった。写真左。
グランドホテルは全室オーシャンビューだが、我々の部屋はエメラルドタワーの6階にグレードアップされていたため、その眺望は抜群でした。
我々とは、アドバンス講習のHくんと、Mさん、Tさんの女性二人、計4人です。DSはドルフィンブレーンのしんさんの所です。
リーフエッジの白波も小さく、海は非常に穏やかです。今日から3日間のダイビングに期待が膨らみます。
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ホテルのビーチ |
本日の朝食兼昼食 |
サイパングランドホテル |
ダイビングの準備をしてピックアップは11時。すぐ前のエビスヤで朝食を取ります。日本食が何でもあって安いので助かります。
1本目はラウラウビーチ
ここはアジ玉で有名ですが、今は居ないようです。エントリー付近は透明度悪いですが沖に出るとすぐ良くなります。
Hくんがナビゲーションの講習をやっている間に付近をうろつくと、丁度タイマイが御食事中でした。水温は28度、のんびり、まったりのダイビングでした。
2本目はオブジャンビーチへ。
ここは透明度の良い白砂のポイントです。ガーデンイールが名物でしょう。
Hくんは中性浮力をやってました。しんさんがタコを捕まえたのですが、すぐその足をベラがつつきに来るのは驚きです。
帰りのリップカレントも有名で、ロープにつかまって帰ります。
Tさんは果物が好きらしく帰りに西瓜を買っていました。
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癒しのポイントでもある |
ガーデンイール |
屋台で西瓜 |
さて、HくんとMさんはナイトダイビングに行くという。一寸心は動いたが、ビールの誘惑には勝てない。私とTさんは残ることに。
ホテルに帰ってシャワーを浴び、取り敢えずバドワイザーで一杯。部屋のベランダで夕焼けの海を眺めながら、これは何時来てもたまらない時間ですね。
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日本のおつまみOK |
サイパンの夕焼け |
ベトナム料理 イカ天麩羅好評 |
夜はしんさんにベトナム料理の店に連れてもらいました。ガラパンの店ですが初めてでした。なかなか美味しくてしかも安い、私向きの店でした。
6月14日。今日は7時ピックアップです。
最近、燃料の高騰もあって、ボート会社が休業したり破産したりで、ボートが逼迫しているそうです。それで朝の出港が早くなり、午後も2ボートするのだそうです。
朝ベランダに出ると虹が掛かっていました。しかも二重の虹です。
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ベランダから虹を見る |
ボート乗り場からマニャガハ島 |
鮮やかな虹 |
今日はテニアンということで出港するとまた虹が見えました。その鮮やかな色彩は、到底日本では見られない強烈な色です。
ボートから見ると高温の海面が蒸発して雲になる様子が見られます
1本目はフレミング、真っ青な海です。
でも少し流れていて皆さん苦労しています。ウミガメが居るのですが、なかなか近づいて眺める余裕が無いようです。
ドロップオフから身を乗り出すとウミガメや何か大きな魚が泳いでいました。だけどアップカレントが強く、なかなか沈むのに苦労しました。
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海の水が蒸発する |
テニアンブルーは素晴らしい。 |
流れに乗って |
水面休息1時間の後、すぐ近くのテニアングロットに入りました。
前回と別の方向から洞窟に入ったので違うポイントへ来たような感じでした。この頃には他のショップも多勢来ていました。
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洞窟は幽玄の世界 |
でかいマダラエイ |
逆さに泳ぐ魚、一寸横向きか(笑) |
洞窟から出ると、しんさんがゴマフエイを見つけました。指を指しますが、岩のようなので皆なかなか確認できません。ホンソメワケベラがしきりとクリーニングしていました。
また洞窟に入ると、洞窟の天井に沿って逆さに泳いでいる魚がいました。
11時頃港に帰り、ひまわりでお弁当を買いグロットに向かいました。グロットは前回来たときは行けなかったので3年振りです。上の広場がすっかり整備され、展望台も新設され駐車場もきれいになっていました。でもお陰で階段が5段増えたとか(笑)。
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新設された展望テラス |
展望テラスからグロット |
エントリーの岩 ジャイアントで |
東屋の日陰で弁当を食べ、階段を降りました。エントリー付近は昔のままです。
右の出口から出て行くとギンガメアジの群れが居ました。黒と白の婚姻色に色分けされたオス雌の群れです。ペアリングも大分進んでいるようです。
上がってくると今日は機材運びの人が3〜4人は居ました。結構商売になるのですね。
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グロットの中 シャンパンだったかな |
今回の4人です。 |
クルーズ船 |
さて今夜の夕食はディナークルーズです。ダイバーには無縁の物かと思って、これまで参加したことはありませんでしたが、今回はMさんの要望もあり全員で申し込みました。
バスが港に到着すると、突然奇声があがりました。何だろうと思っていたらフィリピン系のショウの司会者のテンション高い声でした。
この司会者のテンションの高さには脱帽です。日本の歌もよく知っているし、1時間半のクルーズ中決して衰えませんでした。
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クルーズ船の甲板で |
そこそこの料理、ホテルから運ぶとか |
これくらいでお腹一杯 |
150人乗りとかいうヨット風の船に、今回は50人位でしょうか。日本人が大半です。費用は72ドルで飲み放題、食べ放題です。日本のガイドブックでは65ドルのはずでしたが、原油高騰の影響か値上がりしていました。
私の見積では、料理飲み物で30ドル、司会者が20ドル、クルーズが20ドルでしょうか(笑)。我々ダイバーはクルーズに価値は見出せないので、50ドルにしてくれると助かるのですが。
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私も浮かれて(汗) |
ロシアも韓国も日本も |
スイーツまでは手が廻らない、私は(笑) |
ロシア、韓国、その他の国の人も居たと思いますが、皆個人旅行です。日本人は団体が多く、司会者が会場の雰囲気を集中させようとしている時に、日本人の団体だけが別に盛り上がって奇声を上げる。情けないマナーという感じですね。
ディナークルーズはもっと優雅な雰囲気を期待していたのですが一寸期待外れ。次回はサイパンで無く、エーゲ海とか地中海沿岸クルーズを経験してみたいですね。
6月15日
今日も7時ピックアップ。海は今日も穏やかです。
しんさんがしきりに悩んでいる。行けるポイントが多すぎて迷っている。贅沢な悩みです。
結局ナフタン岬を廻って禁断の島へ。ラウラウの近くですね。ナフタンまでは来たことがあるが、その向こうはいつも波が荒く行ったことが無い、楽しみです。
ナフタン岬を越えるとはじめての海岸線が、断崖の連続です。20分程北上してラウラウビーチをはるか遠くに見ながら到着するカグマン岬の先にあるのが禁断の島です。
名前の由来は知りませんがマリアナ政府が自然保護で立ち入りを禁じたのかな、アドベンチャーツアーでは行くようです。
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ハナミノカサゴ? |
○○アネモネフィッシュ |
テンス幼魚? |
海の中は特に特徴はなかったような。崖と洞窟を組み合わせたような気がする。イセエビが居たのはここだったかな。人があまり入らないので魚も人を怖がらないとか。
ネッタイミノカサゴ、○○テンスが居た。
2本目は引き返してナフタンへ。
ここの透明度は何時来ても素晴らしい。
ここでもウミガメがちらっと姿を見せてくれた。なんとかハゼを見たが名前忘れた。
こんな海のボートダイビングなら何本でも潜れるかな。
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ハタタテハゼ |
透明度が良いとボートもくっきり |
DFS |
ガラパンの中華料理屋で昼食の後自由時間にした。機材を洗ってベランダに干し、MさんとHくんはパラセーリングとバナナボートへ。TさんはDFSで買い物。私はビーチロードをウオーキングしようと外へ出たが、余りの暑さに断念してTさんのお付き合いに切り替えた。DFSまでは無料タクシーサービスがある。
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ハードロックカフェ |
しんさん邸のベランダ |
ソーセージが焦げる |
ハードロックカフェで生ビールを飲み、DFSとハファダイショッピングセンターで少しお土産のお買い物。帰りのタクシーは有料(15ドル又は10ドル)なので無料バスで帰った。

夜は6時ピックアップで、今日はBBQです。
一人20ドルでしんさんが自宅の庭に準備してくれました。
楽しかった海や陸の思い出話にひたりながら、サイパン最後の夜は更けてゆきました。
今日はMさんの誕生日でもありました。
翌日の飛行機は三重県上空で私の家のすぐ上を飛び、我家の上を通っていきました。
写真左。
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