塩尻〜塩尻峠〜下諏訪宿
2011年4月20日
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JR塩尻駅を10時に出発 |
塩尻峠を経て下諏訪宿へ |
2009年12月に塩尻まで歩いて以来なので1年半ぶりに中山道ウオークの再開です。今日は塩尻から下諏訪の15キロだけなので、のんびり鈍行で12時着で良いと思っていたが、早く起きてしまったので8時の特急に乗った。
車中、前祝に一寸一杯やって、寝覚の床を見ながら10時に塩尻に着いた。
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自分で炒った丸干しを肴に |
寝覚の床 何回見たか |
大門神社 |
前回を思い出しながら取り敢えず街道に入り、前回お参りした大門神社の前を通って下大門の信号に出る。ここが今回のスタートになります。
国道153号線を少し歩いて、5体の石碑で左に分かれます。堀内家住宅や阿礼神社を見てまた国道と合流します。この地区の豪邸は屋根の上に鳥が羽根を広げたような飾りがあるよです。
国道沿いに本陣跡や松本からの五千石街道との合流点があります。柿沢で中山道は左に分かれますが国道153号線は三州街道となって三河へ向かいます。
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脇本陣跡 |
五千石街道合流点 |
柿沢の邸宅 やはり屋根飾りが |
中山道はみどり湖PAの上を陸橋で長野自動車道を越えます。この辺で11時15分です。国道20号線を潜って塩尻峠へ向かいます。
そこに牛馬守護神という珍しい石碑がありました。馬頭観音の石碑は今回無数にありましたが。
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長野自動車道 11時15分頃 |
牛馬守護神 |
国道を見下ろしながら街道は行く |
再び国道に出会った所で「おやき」の看板があり昼食弁当代わりに買おうと思いましたが時間外でした。
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おやき 食べたかった(笑) |
高ボッチ高原の案内 |
東山一里塚跡 |
高ボッチ高原への看板や東山一里塚跡など見ながら標高1060mの塩尻峠到着は12時16分でした。
展望台があり、登ると絶景でした。南には諏訪湖が開け、左に八ヶ岳、中央右には富士山が少し、その右には南アルプスです。北側も開けていて北アルプスも見えるようですが今日は雲の中でした。
弁当を買い損ねたので、持参のおつまみと焼酎で一杯やることにしました。あまり飲むとやばいですが、ここからは下りだし、この景色で一杯やらないのは趣旨に反するでしょう(笑)。
30分ほどで切り上げて諏訪湖に向けて降って行きます。中山道の大石を見たり、石船観音さまを拝んだりして降りていくと、八ヶ岳の雲がとれてきれいに見えてきました。
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中山道の大石付近 |
石船観音 石の船が台座になって |
左から天狗、硫黄、横岳、赤岳など |
国道の上を通って旧今井村を通り、東堀で国道を渡り、長地中町で県道を渡ると桜祭りのような提灯がかかっていました。平福寺にある日限地蔵さんのお祭りだそうです。しばらく歩くと道が無くなってきょろきょろしていると、なんと道幅1mの細い路地になっていました。
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今井家住宅 茶屋本陣だった |
平福寺 |
この路地が中山道 |
路地を抜けると岡谷市から下諏訪町に入ります。ここで2時25分でした。
大きな一宮石灯篭で左に春宮の大鳥居を見ながら県道を渡り、魁塚を過ぎると国道に合流して、下諏訪駅前になります。2時40分頃です。
そのまま国道を進めば諏訪大社下社秋宮ですが、中山道は少し手前で斜め左に入ります。入り口に御柱のモニュメントと提灯で飾られた門があります。
門内各地に温泉のお湯を家の前に出しています。すぐ国道142号線に出合い、左向かいが本陣ですが、右に秋宮を見に行きました。
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秋宮の御柱 |
秋宮 本殿 |
本陣の横に甲州街道との合流点 |
7年に一度行われる木落としは、天下の奇祭として有名ですが、今日も観光客は大勢居ました。神殿の両側には御柱がたっていました。
本陣の隣の旅館に荷物を置いて、明日の行程でもある中山道を春宮まで歩いておくことにしました。
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皇女和宮も宿泊の本陣 |
隣の私の宿 |
ここを左へ降るのが街道 |
かなやき地蔵さんの祀られている来迎寺の角で国道に分かれ坂を降って行くのが街道です。途中右手に慈雲寺の入り口があり、石段途中の右手に信玄の矢除石というにがありました。
坂の入り口から1キロほどで春宮と街道の分かれ道にでます。取り敢えず左に下って春宮に参拝しました。近くに岡本太郎で有名になった「万治の石仏」というのがあり見にいきました。確かに変わった石仏です。
再度、春宮の入り口に帰り、鳥居の前の下馬橋だったかを見て中山道に戻りました。
街道は右に登り、春宮の上を通って国道142号線に合流します。
今日はここで国道沿いに引き返しました。国道沿いは桜並木が満開で、諏訪湖を眺める絶景でした。
宿は温泉でゆっくり浸かって、明日の峠越えに備えって英気を養いました。
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国道から諏訪湖を見る |
英気を養う |
明日の和田峠越えへ