そば打ち体験

そば道場12004.8.7 琵琶湖の東、湖東三山の一つ西明寺の門前にある一休庵というそば道場に、そば打ち体験にでかけました。女房も私も全くの初体験です。

一休庵へは私の家から、藤原町へ入りR306で鞍掛峠を越えて1時間半程度です。9時頃家を出て10時半には着きました。

予約してあったのですぐ体験に入ります。年輩の女性が先生です。そば粉8割のいわゆる二八そばです。それとつなぎが山芋です。これには弱りました。私は山芋アレルギーなんです。

他につなぎは無いのかと頼んだのですが無いというので諦めて始めることにしました。つなぎとしては卵も使えるみたいです。大体5人前くらいの量のそば粉が準備されています。写真左上。

粉に空気を入れたあと薄く広げて水をさし一気にかき混ぜます。今度は両手でもみながら水分を全体に行き渡らせます。次に同じく両手で全体をほおり投げるような感じでそば粉の色が黒くなるまでほぐします。ある程度色が変わると練りに入ります。体重を掛けて充分につやが出るまで練ります。これに一寸時間がかかります。ここまで30分強でしょうか。

充分練り上がると、今度は全体を丸いボール状に整えます。このとき、表面に筋が残らないようにします。
そば道場2 そば道場3 そば道場4
この作業に一寸こつが要る。 そばは押し切りとのことですが(笑) とても素人とは思えない(笑)

そのボールを両手で体重をかけて20センチぐらいの円盤状に延ばします。それからめん棒で延ばすわけです。角度を変えて何回か繰り返し、直径40センチぐらいまで延ばして行きます。

次に材料をめん棒に巻き付け、両端を軽くたたきながら延ばす作業に入ります。
これも角度を変えて10回ぐらいやると不思議に薄い長方形になります。この作業が一番こつが要るように思いました。

そして折りたたんで切るわけです。包丁の背の厚さと同じくらいに切るわけですが、これは難しいので女房に任せました(笑)。全体で1時間ちょっとでしょうか。

半分はおみやげに、半分を食べることにしました。追加で天麩羅を注文して食べましたが食べきれない程でした。
費用ですが2000円で二人でやると2100円になり、その場で食べる場合はそばつゆとか天麩羅とかは追加です。
天麩羅が800円X2=1600円で二人で4000円位だったと思います。持って帰ったそばはその日食べましたがけっこう美味しかったです。

終わって、湖東三山を見て帰りました。


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