中山道 本庄宿〜熊谷宿
2012年5月27日
今日は本庄駅から深谷宿をへて熊谷駅まで22キロ、今回の行程の中では比較的短い日です。
昨日一昨日と35キロ前後歩いて疲れているし、今日は荷物を全部担いで次の上尾の旅館まで行くので、一寸軽めの予定を組んだのでした。
でも本庄駅到着は7時20分。すぐに歩き始めました。
街道へは10分で戻って右折します。中山道交差点を過ぎ20分ほどで17号線を歩道橋で渡ります。
うどん屋さんで川を渡り、しばらく歩くと左手に庚申塚石仏群があります。
さらに歩くと小川家長屋門という昔の建物がありますが、壁も剥げ落ちて手入れが必要な状態です。
右手に八幡神宮や金鑚神楽の案内を見て歩きますが、その先がむつかしい。
下左の図を見てください。八幡神宮から岩田屋・荒井商店とあるきますが、道は右に入ります。ここに中山道の案内は何もなく、この先行き止まりの看板のみあります。少しでまた家の傍を細い道へ右折しますが、それが上右の無縁仏石碑です。
後は道なりに階段を下り、ガードを潜って深谷方面に歩くのが旧中山道です。
道なりに15分で滝岡橋を渡ります。交差点は直進で、ガードレールの案内にしたがって、右折して街道に入ると百庚申の石仏群があります。
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百庚申石仏群 |
中山道の変遷が説明されている |
普済寺入り口の石仏 |
すぐ左折して岡部駅方面に向かうと中山道古道についてという石碑があります。
岡部駅入り口を過ぎ、すぐ普済寺の信号があり、普済寺入り口には多くの石仏がありました。
ところで、この付近から17号線に合流しますが、漬物屋さんの看板が多いですね。漬物が名物なんでしょうかしら。
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漬物屋さんが多いなあ |
呑龍院の鐘楼 |
深谷宿常夜灯 中山道最大級 |
宿根で国道に別れますが、その滝宮神社で小休止しました。
国道を渡って街道に入り、しばらく行くと鐘楼が見えます。呑龍院です。その前に常夜灯があります。深谷宿の入り口です。
本陣遺構の案内を過ぎるとJR深谷駅入り口です。10時半の通過です。
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深谷宿本陣跡 |
ここにも常夜灯 |
さぬきうどん美味い 大根は自分で下ろす |
さて、ぼちぼち食堂を探しながら歩くことになります。15分ほど歩いた左側に深谷の常夜灯がありました。
常夜灯から10分で17号線を渡りますが、渡った所に丸亀製麺があり入りました。
11時一寸前でしたが入れてくれて、店員さんは皆親切でした。麺も腰が強くて、讃岐うどんに恥じません。大盛りにすれば良かったか(笑)。
その角に深谷の見返り松が有名です。でも平成18年に枯れ死して、現在2代目が植えられています。
11時20分に出発、愛宕神社、熊野神社と過ぎていきます。見返り松から1時間でJR籠原駅を通過しますが、その角に明治天皇小休止跡の碑がありました。
当時の天皇は絶対の畏敬の念を集めていたと思うので、その行幸は大変なことだったろうと思う。
地蔵堂を過ぎ、籠原から1時間近く歩いた新照寺の境内で小休止させてもらった。
近くに忍領石標というのがあり領地の境界線を主張していたようだ。石標から3分で新島の一里塚です。
すぐ国道と合流しますが、30分ほどで左に分かれます。分かれるとすぐ八坂神社があります。この辺りから熊谷の繁華街ですが、たしか一番街商店街と言ったような。さくら通りとぶつかる所に大きな旧中山道跡の石碑があります。旧道は八木橋デパートの中を通っていたらしい。
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国道沿いの石標 |
高城神社は平安時代の開設とか |
熊谷駅前 |
国道に出ても大きな石碑があります。国道沿いには本陣跡や札の辻跡などの説明があります。
高城神社の前を通り、熊谷駅の入り口へ着いたのが2時14分。右折して5分で熊谷駅です。今日は出発から昼食休憩を含めても7時間弱ですね。
まあこんな日も必要です。
今日の宿は上尾駅前の旅館秀月さんです。高級そうな旅館ですが素泊まり4500円の大衆旅館です。
熊谷--上尾間はJRで30分、3時過ぎには旅館に到着しました。
お風呂は24時間OK,洗濯機も貸してもらえて大助かりです(笑)。
ただ今日は日曜日で食事は出さないので外で食べてくれと。目の前がコンビニなので、これまた便利です。
湯上りにコンビニでビールとおつまみを買って一杯。それから近くの居酒屋へ飲みに行きました。
明日はここに荷物を置いて、空身で熊谷から上尾まで歩きましょう。
ただ、天気予報で午後から「激しい雷雨」というのが気がかりですね。
明日の熊谷から上尾へ