2012年4月23日
さあいよいよポカラへ向けて出発です。
ここは標高1800mほどのジヌですが、今日は一旦1300mの川まで下り、そこでニューブリッジを渡って今度はまた1800mほどのトルカまで登ります。
いつまでたっても楽はさせてくれませんね。
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いつものように5時半には起きた |
7時半には出発 |
すぐモジ川の支流を渡ります |
でも、今日無事にトルカまで着けば、25日のポカラ到着は約束されたも同然でしょう。
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徐々に降っていきます |
ガンドルク方面への道と分かれ降ります |
ニューブリッジです 9時半です |
9時半にニューブリッジを渡ると、後はしばらくのんびりした川沿いの道です。
すぐロッジがありポーター達が休んでいました。
彼らは重い荷物を担いでいても、我々ロートルの行程では、若い体力を持て余すのではないでしょうか。
いつも途中でふざけたり、遊んだりして元気一杯です。
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シウリのロッジかな |
振り返るとアンナプルナサウスが |
前方はグランドキャニオンみたいな崖が |
徐々に登って対岸を見ると、先ほど分かれたガンドルクへの道が川にそっていました。
我々は昼食予定のランドルク1600mに向けて高度を上げていきます。
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対岸にガンドルクへの道が |
ランドルクが見えてくる |
典型的なグルカ族の民家とか |
11時頃ランドルクに入り、またガンドルクへの分岐を過ぎました。
昼食場所は更にグルカの民家などを見ながら15分ほど登りました。
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11時15分に到着 |
スパゲティは300円位 |
トマトスパゲティだったかな |
今回の昼食はどこでも注文してから出てくるまでに1時間はかかります。
もう少し、短縮して回転率を上げたらと思うのですが、それほどお客も来ないし必要ないのでしょうか。
今回も出発は1時近くになりました。
目的地のトルカまでは1時間半ほどの道のりでしょう。皆のんびり歩いています。
思えばABCを出てからは皆体調もよく元気です。
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だんだん畑の上にトルカが見える |
途中の展望小屋で休憩 |
トルカに入ってきた |
2時15分頃トルカの集落に入ってきました。
広場では大勢バレーボールをやっています。今日は休日かと思いましたが月曜日ですね。
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バレーボールで遊んでいる |
ニワトリはこうして運ぶのか |
母娘で材木を切っていた |
ネパールでは男性より女性の方がよく働くみたいだ。
男性はポーター以外に働いている姿はあまり見たことがない。
小さな子供が両手を合わせて「ナマステ」というのは、大体スイーツ(甘いもの)が欲しいときが多い。
干しぶどうは現地に有るのであまり歓迎されないようだ。
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飴をあげたら喜んでいた。 |
宿泊場所が見えてきた |
14時40分頃到着 |
ただ子供に飴やチョコレートをあげるのは、その子にとって良くないから止めて欲しいとの要請もあり、難しいところだ。
2時間以上かかってトルカ外れのホテルに着いた。
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まずは到着ビール |
こういう持ち方もあるよ |
ナムロウで遊ぶ |
今日は飲みすぎたようです。
もうここまでくれば25日ポカラは約束されています。
7%のビールとラクシー、そして場所をはるか山並みの望めるテーブルに移してラム酒を飲みました。
ラクパさんも大目ににみています。
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ラム酒を飲み始めた |
店の主人も入って歓談 |
一寸飲みすぎたか歌が出ました。
三高寮歌から校歌、そしていろいろ、久しぶりの開放感です。
眺めは、熊野古道の小雲取越の眺めを越えます。
2012年4月24日
トルカーービーホック峠ーーポタナ昼食ーーダンプス
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トルカの朝 |
ネパリーの朝食はこれが定番 |
私はまたスパゲティか |
さわやかな目覚めで起きてみると、茅葺の民家の上にアンナプルナサウスが。一幅の絵ですねえ。
7時半に出発し、標高2100mのビーホック峠を目指します。
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7時半には出発 |
橋を渡ると大抵登りになる |
途中のベジカルカ1950mで休憩 |
9時15分には峠に到着した。
峠はアンナプルナサウスとヒウンチュリのビューポイントとして知られている。
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峠にはロッジが数軒 |
峠はビューポイント |
子供はどこでも可愛い |
ここで大休止してみかんを買ったり、マンゴジュースを飲んだりした。
みかんは1個40円、ジュースは150円だった。マンゴジュースは街では30円位だけど。
9時35分に出発、少し歩くとマチャプチャレが姿を現した。
10分ほどで最高地点らしき場所を過ぎる。
この辺りの石畳の石は雲母かなにかでキラキラ輝いている。
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マチャプチャレが見える |
ポーターは寝ていた |
ポタナ到着は10時35分 |
30分ほど歩くとポーター達が寝ていた。これで一人前の日当を貰うのは気が引けないか(笑)。
実際、本格的な登山と我々のような老人のトレッキングでは倍ぐらい労力は違うと思う。
ポタナで昼食
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今夜の泊まりダンプスが見える |
木陰で昼食 |
チェックポストがあった |
ポタナには日本と同じようなマツが生えていた。
ここにもチェックポストがあり、ラクパさんが手続きをした。国立公園から出る報告だろうか。
12時15分頃出発。
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大きな製材用の鋸を担いでいる |
オーストラリアンキャンプへの道が分かれる |
ガイドなしかな |
ポタナは1950m、ダンプスは1650mで、もうここからは登りもありません。
のんびりと降っていきます。
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久しぶりにドンキー |
ダンプスに入ってきた |
リーチ(蛭)です |
今回初めて蛭(リーチ)を見ました。行く前には蛭が多いと聞いて心配していましたが、まだ雨期に入るまえで助かったようです。
この黒い小さなヒルの他に黄色い大きなヒルが居るらしい。
1時半ごろダンプスに到着しました。ここまでは舗装はされていませんが車道も開通しているようです。
今日の泊まりは山桜ホテルです。明日のバス駅フェディまでは1時間半も降れば行けるので、今日でもポカラに帰れるわけです。
でもまあ日程の消化でしょうか、ポカラ到着は25日で予定し、ホテルも予約しているのです。
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まずは到着ビール |
山桜」は庭に生えているという |
嵐と遊んでいる(笑) |
例によって到着ビールを楽しんでいると、2時過ぎからすごい嵐になりました。
山の天気は本当に変わりやすい。ホテルの従業員が屋根に上がって強風に逆らって遊んでいます。
3時半には雨はやんだ。
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ショールを彼のお姉さんが織っているとか |
チベット難民と言っている |
鳥ですね |
1時間で雨が止んだので外へ出ると、隣に織物の工房があった。少し日本語の解かる青年が、姉さんと二人で経営しているとか。
ここでショールを4枚買った。5000円ほど。
ホテルへチベット難民とかいう小母さんが土産者を売りにきた、ここでも腕輪を三つ買った。
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明日はポカラ、名残の夕食 |
お酒も入り、踊りが始まった |
私も踊りの輪に入った |
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従業員の娘さんも入ってきた |
みな楽しそうです |
住み込みで働きに来ているとか |
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本当に楽しそう |
ついに宿のオーナーも入って |
夕食の後は踊りになった。
山小屋での宿泊は今日が最後ということで、皆訳もわからず踊ってすごしました。
明日のポカラへ
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