釈迦生誕地ルンビニへ
インドとネパールの国境付近に釈迦国という小さな王国があった。
釈迦はその王子としてマーヤ夫人の右脇から生まれた。
生まれてすぐ7歩歩き、「天上天下唯我独尊」と言ったという話は有名ですね。
その釈迦が生まれたとされる土地が、今はネパール領内でインドとの国境まで数キロとか。
2012年4月27日
朝みんなに聞くと、皆下痢をしていた。
女性軍も食べたものと言うと冷奴の豆腐ぐらいか。朝食は抜く。
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別の客の荷物の引取りを待つ |
標高800m付近を走る |
きれいな川の水もある |
車でルンビニへ移動。ホテルの別の客の荷物を積んでくるハプニングもあった。
いくつかの山越えの道を6時間かかってルンビニへ着いた。
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小さな集落で昼食 |
メニューはこれしか無い。絶食を続ける。 |
ルンビニのホテルに到着 13時40分 |
途中の昼食はジュースのみ。
到着ビールも止めてブラックティー。
夕食は食えるかな?
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近くのビルに火炎樹がきれい |
ルンビニは穀倉地帯ですね |
部屋もきれい |
ランドリーサービスがないらしいので下着を洗濯する。観光産業がまだ根付いていないですね。
荷物運びのボーイも居ないので、荷物は2階へ固めて上げたまま。チップも要らない。
インターネットは有るけどつながらない。
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勤め帰りかな |
夕食は平麺の焼きそば |
オーストラリアのワインだったかな |
2012年4月28日
ルンビニ開発の歴史は浅い。1896年、ドイツの考古学者がアショーカ王の石柱を発見し、三蔵法師の「大唐西域記」が正しいと証明された。
1970年、国連に開発の国際委員会が設置される。1985年、ルンビニ開発公団が発足し、日本の建築家丹下健三がマスタープランをデザインした。
現在もその基本計画にそって建設が進められているそうです。
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ルンビニ公園の池 |
聖園地区は靴を脱いで入る |
後方が釈迦生誕のマーヤ聖堂 |
ルンビニ公園は東西3キロ南北5キロほどもあり、その中に聖園地区(釈迦生誕地)や各国の寺院が散在する。
とても歩いては廻れないので人力車を使うのが良いそうです。
幸い我々にはニミさんの顔で?お役所の広報課長さんみたいな人がガイドに付いてくれて、車であちこち移動できた。
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マーヤ聖堂内部 |
大勢の観光客や参詣客が |
今日は旧暦の4月8日だった |
マーヤ聖堂を建てるにあたり、その付近のムウジュの樹を切ってしまったが、その樹がお釈迦様が生まれたとき、傍にあった樹ということで、多くの仏教徒がそれを非難していると聞いた。またその建設は日本が担当したので、日本が恨まれているとも。
ここにも日本山妙法寺があった。後で行く、世界平和の炎がある一直線の運河から正面に見えるよう建てられている。
ドイツ寺院へ行ったが、豪華絢爛でびっくりした。釈迦の生涯も表現されている。ドイツにこんな仏教徒が居るなんてしらなかった。
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日本山妙法寺 |
ドイツ寺、マーヤが妊娠を知る |
生まれてすぐ7歩歩いて天上天下・・・ |
それに比べると、日本寺(総教寺と言うらしい)はまだ仏教界の足並みが揃わず、完成の目処がたっていないとか、情けない。
そのほかタイ、フランス、インド、ネパール、中国、韓国など様々な寺が建立されている。
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動物も釈迦の説法を聞いている |
日本寺 総教寺 建設中とか |
タイ寺 |
この後、今度はクダンというルンビニから30キロ西にある遺跡へ行った。
菩提樹の下で悟りを開いて6年後、初めて里帰りした仏陀は自分の城には帰らず、この庭で家族に再会したとか。
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1直線の運河、正面に妙法寺が見える |
クダンの遺跡 |
台湾からお坊さんが来ていた |
ルンビニと同じく、ここにも多勢のお坊さんが来ていた。観光バスで3台かな。偶然ですが釈迦の誕生日ですからね。
次に、釈迦が出家するまで29歳まですごしたティラウラコットの城跡へ行った。
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ティラウラコットの遺跡 |
ガンジス川の源流の一つとか |
ホテルの窓から夕景 |
近くにガンジス川の源流があるとかで見に行った。
帰って今日は近くの中華料理屋さんで夕食となった。
美味しいので、ついつい冷たいビールを飲みすぎて、また下痢のなってしまった。
今度は食あたりではなく、弱った胃腸を省みず冷たいビールを飲みすぎたのが原因でしょう。反省。
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冷たいビールが美味かった。 |
トークパ(うどんかそば)美味い |
夜が更けるまで歓談 |
メニューに初めてトークパという言葉があった。
ヌードルスープはインスタントラーメンみたいなものですが、トークパは本格的な麺料理です。
美味しかった。
2012年4月29日
今日はカトマンズへ帰ります。9時間とか言うから恐怖です。
8時には出発してパトワルからナラヤンガードへのハイウエイに入ります。とは言っても普通の舗装された国道ですが。
意外に早く10時半にはナラヤンガートに着きました。ここで左折してマグリン経由でカトマンズに向かいます。
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10時半にはナラヤンガートへ |
二つの川の合流 |
私以外はビールで乾杯 |
ナラヤンガートは野生動物のチトワン国立公園の入り口でもあります。
途中、きれいな水と濁った水の合流地点がありました。
ポカラからの国道が合流したあと、多分クリンタールで昼食になりました。
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美味そうだけど絶食を続ける |
魚の干物を売っている |
喧騒のカトマンズへ帰ってきた。 |
私は下痢を治すため、朝食を抜いています。ついでに昼食も抜くことにしました。ビールもぐっと我慢です(笑)。
カトマンズに入ると道路は一気に渋滞し、ホテルに着いたのは結局4時でした。休憩も含んで8時間でした。
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鍋焼きうどん |
なかなか良い店 |
夜は日本料理店へ行きました。
お腹を用心して生物は避けて、鍋焼きうどんです。なかなか良いです。
以前有った東京ラーメンは無くなっていました。日本人観光客が減っているのかな、残念ですね。
明日はカトマンズ近郊観光とナガルコットへ行きます。
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