東海道 二川宿〜舞阪宿
2013年11月5日

JR二川駅には9時に到着した。
二川宿の本陣資料館などは前回見学したので、今日は素通りして、浜名湖を渡って舞阪まで歩く予定です。

舞阪-2

9時5分に駅前を出発して車の多い道に閉口しながら本陣資料館の通過が9時20分。脇本陣跡を過ぎ、少し行くと昔の商家を修復していました。結構、よい建物なのでしょうね。
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宿場の外れに一里塚跡と宿場の案内所がありました。二川宿は三河地区一の宿場として力をいれていますね。

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9時30分頃で、振り向いて街道の雰囲気を写しています。
ここからは宿場を外れ、JR東海道線の踏切を渡り、小さな川を渡ってすぐ新幹線のしたを潜ります。
潜るとそこが国道1号線です。

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ここからは、1時間ほど国道歩きになります。
街道の面影はどこにも無いので、辺りの風景でも楽しみましょう。キャベツ畑の向こうに山並みが見えるとか。

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コオロギを売っているとか。
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もうすぐ国道から外れるという少し手前に一里山という交差点がありますが、その少し手前に一里塚跡がありました。

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10時35分頃、国道から左に分かれて県道173号線に入り、湖西市方面に向かいます。ここで静岡県に入りました。

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でもすぐに、「おんやど」という白須賀宿拠点施設の案内にしたがって、県道から分かれて左に入ります。
私は考え事をしながら歩いて通り過ぎ、途中で気づいて引き返してきました。

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宿場の雰囲気を残す街道を歩いていると、白須賀宿の火防の案内があった。津波の被害を恐れて潮見坂の下の元宿から坂の上に移ってきた白須賀宿は、今度は火事の被害が多かった。それを食い止めるため宿場に3箇所ほど防火地帯を設け槙の木を植えたそうです。

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夏目某という学者の家跡、本陣跡、脇本陣跡と過ぎていきます。
曲尺手(かねんて)という街道特有の鍵形の道がありました。

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この鍵の手の道は、軍事的な目的のほかに、大名同士が鉢合わせしないよう、物見を出して、鉢合わせしそうなら休憩を装ってお寺などに避難する場合に、遠くからお互いが見えない利点があったそうです。

11時18分頃、こんな二股道に出ました。東海道の案内が無いので迷いますが、ここは左に水平な道を行きます。

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良く見ると、「おんやど」の案内がありました。前方左がアパートかと思ったのですが小学校でした。
小学校、中学校を過ぎると潮見坂公園です。

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潮見坂は街道一の絶景だったそうです。
すぐそこに白須賀宿で力を入れている「おんやど」という施設がありました。でも今日は3連休明けということでお休みでした。

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おんやどを過ぎると潮見坂です。この坂から遠州灘が見えて絶景だったにでしょうね。

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坂を降ると、元々宿場のあった地域です。潮見坂を振り返っています。

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愛知県に比べると静岡県側のほうが東海道を意識しているようですね。この辺で11時40分、そろそろお腹も減ってくる頃です。
すぐ南側には国道42号線が走り、その上にはバイパスとなった国道1号線が高架ではしっています。
42号線に出れば食堂もあるようですが、やはり体脂肪削減のため、我慢して歩きます。

火鎮(ひづめ)神社という由緒ありそうな神社を通る。

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地図の恵比寿神社は確認できなかったが、立場跡や明治天皇の遺跡など見ながら歩くと、街道の松並木がでてきた。

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後半へ続く