１０月１０日(土)

今日は午前中に別格２０霊場の金山出石寺へ行くことにしていた。
ここは通常の遍路道から３０キロも離れているため、前回の車遍路でも行けなかった。

ここ宇和パークは、ホテル部門、レストラン部門、レンタカー部門があるようで、昨日レンタカーの手続きをすませ、朝の６時４５分からの食事が澄み次第出発できるのが嬉しかった。

ところで、ここは朝もバイキングです。四国遍路の宿でバイキングは初めてです。
後１回香川県が残っていますが、そこにもバイキングの宿は無いようです。

つまり、ここが四国遍路唯一のバイキング形式の宿のようです。
料金も６千円と安いのでお勧めの宿です。

レンタカーは日産キューブのナビ付きで４０００円、朝７時過ぎに出発しました。
出石寺は標高８００ｍ、３２キロですが１時間の予定です。途中、八幡浜で渋滞しなければ、なんとか１時間で行けるでしょう。

幸い渋滞は無く、到着は８時８分、１時間弱でした。



ここもなかなかのお寺ですね。鹿を追う猟師が殺生を止め、僧侶になると言う謂れもあるようですが、山上伽藍もなかなかです。

出石寺境内	瀬戸内海が見える

七曲りのアクセス道路からは瀬戸内海も見えるようですが、今日は少し曇っています。

さて今日は、１０時頃ホテルに戻ってくるので、そんなには歩けません。

鳥坂峠を越えて大洲に入り、これも別格２０霊場の一つですが、四国巡礼では忘れることのできない十夜ヶ橋まで行きます。

空海がこの橋の下で一夜を明かしたとき、あまりの寒さに一夜が十夜にも感じたことから、十夜ヶ橋（とよがはし）と呼ばれています。

また、巡礼者が杖をつくとき、橋の上では突いてはいけないとされるのは、ここの十夜ヶ橋の故事に由来します。

ホテルを出て、裏側の遍路道に入ります。２５分ほど遍路道を歩くと国道に合流します。



しばらく国道５６号線を歩きます。

瀬戸地区では旧道が遍路道です。

四国は雨が少なくため池が多いそうですが、それを利用して桜の名所になっていたりします。

歩き始めて１時間４０分、鳥坂峠への道が左に分かれます。

１１時４０分、鳥坂峠への道が左に分かれます。	１０分で番所跡

３０分ほどで峠を越えます	下界の景色も見えてきます　１３時１３分

番外霊場の佛陀懸寺というのがありましたが、廃寺のようでした。




ややこしい遍路道をたどって国道にでます。
国道はすぐ高速道路の上を通ります。

すぐに左図の食堂と書いた辺りに出て、ラーメン屋さんなどありますが、何故か食べませんでした。

先行のＯさんが道を間違えて、一寸遠回りして追いついてきたりしたので、食べ忘れたようです(笑)。

１時間ほど国道を歩いて大洲市街へ入ってきました。

亀山公園、臥龍ヶ淵などがありました。
十夜ヶ橋まで７．５キロの案内もありました。

１５時２４分　愛媛県大洲庁舎前を通過	１６時０７分　十夜ヶ橋にようやく到着

今夜の宿は「うめたこ旅館」さんです。
名前が珍しいので選んだのですが、由来を訊き洩らしました。

費用

レンタカー代　　４７００円
昼食費　　　　　　５００円
宿泊費　　　　　７２００円
計　　　　　　　１２４００円

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