四国遍路2回目--2日目 30番善楽寺〜33番雪蹊寺
2015年5月14日
今日は高知駅前のホテルからバスで大学病院入口のバス停まで行き、そこから33番雪蹊寺まで、高知市内を縦断するような感じです。
宿は雪蹊寺門前の民宿を予約しています。
さくらホテルさんは朝食サービスみたいな宿で、朝食付き4100円とかでお値打ちです。
お客さんも、仕事で長期滞在の人が多いようです。
7時頃宿を出て高知駅に向かいます。10分位に駅北側のバスターミナル到着です。
7時10分発のバスには遅れて7時47分発です。
高知駅はなかなか近代的なデザインですね。
朝の渋滞も有って、バスは一寸遅れました。その上、降りるバス停の名前が思い出せず、ブザーのタイミングが遅れて通過してしまいました。
幸い病院に入り出てきた次の駅で降りて引き返します。歩き始めは8時10分になってしまいました。
歩き始めは県道384号線で逢坂峠に向けてじわじわ登って行きます。
でもまあ、歩道がずっとあったので助かりました。
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県道384号線 |
高知市に入る 8:45 |
県道から外れる |
35分ほどで高知市に入りますが、ここが逢坂峠です。歩き遍路道が合流してきたはずですが気が付きませんでした。
5分で県道から左に分かれます。高知市内を遠望しながら、再度県道を横断して10分ほどで30番善楽寺です。
善楽寺は一時期本尊の阿弥陀如来が廃仏毀釈の関係で、同じ市内の安楽寺に移された。それで札所が二つできて、遍路迷わせの30番と言われた時代があったそうです。善楽寺の隣は土佐一宮の土佐神社です。時代により寺院と神社の位置づけが異なり、上になったり下になったりしてきた歴史がありますね。
9時25分頃出発して山門の前の県道を渡ります。水路に沿って15分ほど進むと、歴史ありそうなお堂がありました。土佐神社のお旅所だそうです。
この辺では「一宮」と書いて「いっく」と読んでいるようです。JRの駅名も「とさいっく」駅です。
道沿いの工事現場に写真のような看板があった。公共工事の場合は、歩き遍路のために地図を書き、トイレを提供してくれるようです。有りがたいですね。
国分川を渡り、田圃の道を行きます。この辺り一寸遍路道の案内が無く、何度も地図を見て確かめました。
年を取ると、なかなか一度で地図が頭に入りません。
もう一度小さな橋を渡ると街中にはいりました。
ふと見ると、電車の線路があり、電車が停まっていました。
ああ、ここが「文殊通駅」なんだと納得しました。
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文殊通駅 10:23 |
国道32号線 |
カメがいっぱい |
文殊通駅を過ぎるとすぐ国道32号線です。陸橋で越えます。大島橋を渡っていると大量のカメが寝ていました(笑)。
橋を渡って五台山に近づくと左折、竹林寺への登り道があります。
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竹林寺の登りに入る 10時39分 |
登りには一汗掻きます |
到着と思ったらまだまだ 10;51 |
標高100m一寸と解っていますが登りには一汗掻きます。10分ほどで牧野植物園と竹林寺の案内があり、到着かなと思ったら大間違いでした。
ここから植物園の園内は遍路道の案内が少なく、アップダウンもあって焦ります。
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園内に入ると間違い |
ひたすら遍路道を探す |
園内遊歩道の下をくぐる |
ようやく植物園の温室に登りつき、案内が無いので左折したのが間違い。山の上に出てしまいました。振り返ると五重塔が見え、あっちかと。
温室を右折でした。案内をだしてください。
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間違って山の上へ 11時09分 |
温室の傍を手前側に向かう |
ようやく社務所へ 11時14分 |
登り口から35分でようやく到着です。結婚式の写真を写している方が二組居ました。
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更に階段を登って |
ようやく本堂です |
でも土佐湾が絶景です |
苦労した甲斐あって、境内から土佐湾や桂浜の景色が素晴らしい。
はりまや橋でかんざしを買った坊さんは、ここ竹林寺に居たそうですが、そのお墓は大月町の柏島にありましたねえ。
32番禅師峰寺へ