国道に合流しますが、この辺りはバイパスで無く昔の国道なので、なんとなく情緒があります。
１１時半頃、荒神山口という一里塚のような信号に来ました。
この辺りも石仏群がありますが、石仏を寫すのもマンネリ化してきています。
１１時５０分頃川を渡ると「めがね橋」という登録有形文化財の案内があり、近くなら見ようと思ったのですが解りませんでした。
国道は伊那北インターの方向へ歩いて行きますが、右側奥に雪を被った山脈が見え始めました。
中央アルプスでしょう。この辺りは左手には南アルプス、右手に中央アルプスを望む山好きにはたまらない風景です。
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中央アルプスが見える |
伊北インター １２時１０分 |
あと１４キロか |
伊北インターを過ぎると箕輪町に入ります。
標高は７３１ｍだそうです。
伊那までは１４キロとあります。３時間半で４時前にはなんとか。
国道はバイパスとなって左に分かれていきました。
街道は右に箕輪市街へ入って行きます。
旧道へ入って１０分ほど歩くと石仏群があり、樅の木と共に説明があり、三州街道と春日街道の交差点とのことだった。
交差点から１０分弱歩くと大出城跡がありましたが、詳細は不明とのこと。
更に７〜８分歩くと追分に着く。
ここは伊那市方面から北上してきたとき、岡谷街道と伊那街道が分岐する地点です。
岡谷街道は岡谷から諏訪へ至ります。追分公園があり、大きな道標もあります。
１３時１０分頃、伊那松嶋駅への交差点に来ると親水公園があり、日陰とベンチがありました。ここで２回目の昼食としました。
２０分ほど休憩して出発、南宮神社など見ながら、木下駅を１３時５０分頃通過しました。
再度旧道に入ると、左側に南アルプスが見えてきました。
多分仙丈岳だと思います。
旧道歩きは２５分ほどで終了し、再度国道に合流すると登り坂でした。
振り返るとこんな感じです。
この辺りは国道沿いにも道祖神や立派な古いお屋敷があったりして街道を偲ばせます。
１４時３０分頃北殿駅前辺りを過ぎて、気持ちよく歩道を歩いていると旧道入口を通り過ぎました。
気が付いて復帰しました。左図の緑線がそうです。
旧道に入るとすぐまた石仏群がありました。本当にこの辺り至る所に石仏群があります。
小学校の角を左折して街道は南へ向かいます。
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旧道に入ってすぐの石仏群 １４時４０分 |
八幡宮付近の石仏群 |
川の畔の小公園 １４時５３分 |
少し歩くと八幡宮があり、その付近にも石仏群。通り過ぎると川が有りポケットパークがありました。その小公園のベンチで一休みしました。
写真右上の坂を上った所にも石仏群がありました。
１０分ほどで国道ですが、すぐまた右の旧道に入ります。
入るとすぐ、旧伊那街道の案内がありました。
これは儲けものと喜んで旧街道に入りました。庚申塚もあります。
でもなんと、１００ｍほどで道が無くなってしまいました。
しかも、これで終いという案内もありません。
仕方なく川の土手を登って現街道に復帰しました。
そこから８分ほど歩くと、伊那街道を歩こう会の立札があり、近くに石仏群がありました。
もう伊那市駅も近いでしょう。いやその前に伊那北駅があるはずですね。
と思いながら歩いていると大きな石標があり「是より南高遠領」と刻まれていました。江戸時代はヒノキの１尺四方の角材で作られていたそうです。それが経費節減のため石になったとか。
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伊那街道を歩こう会 |
伊那北駅はもう近いか |
是より南高遠領の石碑 |
伊那北駅へは途中で１００円ショップへ寄ったりして１５時４８分に着きました。
ところでこの伊那街道を歩くにあたり、２〜３年前に塩尻市、伊那市、飯田市などに資料をお願いしました。それぞれ親切に資料を送って頂きました。ありがとうございます。
ここ伊那市では生涯学習課の方が伊那部宿の資料を送って頂きました。その資料に伊那部宿は国道の西側にあることが出ていたので伊那市駅手前の入船交差点で右折して北の辻に向かったのでした。
ホテルには１６時頃着いて、風呂に入って一杯ビールを飲んだ後、１７時半頃から買い物を兼ねて伊那部宿の見学に出かけました。
春日公園や旧井澤家、伊那部宿の案内などを見ました。伊那街道を歩く会の看板で旧街道を歩いてみたりしましたが、本陣跡は見つかりませんでした。
伊那市駅に行き、街の案内図を見ましたが伊那部宿に関する案内は皆無でした。余り、力を入れてないのですかね。
近くの酒屋さんで信州の地酒を買い、スーパーで「おたぐり」なんか買ってきて、夕食の代わりにしました。
明日は２５キロだから、今日より１０キロ少ない。
今日の歩数計は５８９００歩を数えていました。３８キロ位でしょう。
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