熊野街道松阪道 射和から松阪へ
この区間の道筋は、私が歩いた赤い線とその左側の緑の線が考えられた。松阪から下ってくると緑の線で上蛸路町を通るのが自然のように思われた。
でも道標の場所を辿ると右の赤い線かなということで、赤のルートを歩いたのでした。
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射和町交差点 13時35分 |
射和交差点付近の道標地蔵 |
国道を再度渡った辺り 14時 |
前述の「北勢の道標」をよく見ると、両郡橋を渡ってすぐ左側に「右久ま野ミち左・・・・・」という道標があったらしいのですが、見逃していました。
石和町交差点の少し東側の広場に小さな道標地蔵さんを見つけました。台座に「みぎまつさかみち、ひだりくまのみち」と彫られているそうです。
ここの位置関係からすると、熊野道は赤い線より少し東の道が正解だったようです。でもすぐ合流しますが。国道を一旦渡ってすぐまた渡り返します。
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常夜灯 |
ここは右へ 14時10分 |
上蛸路への道(右) |
するとすぐ大きな常夜灯がありました。この辺り、八太町というようですが、一寸した川を渡り川沿いをすぐ右に入って行きます。右に入って5分か6分で広い道にでます。そこは蛸路のバス停がありますが、道標は一寸手前の三叉路に有りました。
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蛸路の道標地蔵 |
蛸路バス停付近 14時20分 |
変な林発見 |
こtrも小さな道標で探さないと見逃します。右た古じ、左いざわと彫られているそうです。松阪から来ればそうなりますね。
バス停のある広い道路を渡ると、変な林がありました。中に石仏のあるパワースポットでした。
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林の中には石仏 |
松阪厚生病院付近 |
緑の線との分岐・合流点 14時40分 |
5分で国道に合流します。国道を10分ほど歩くと松阪厚生病院のある交差点に出ました。ここで前述の緑の線の道が合流してきます。
松阪から来ればここから緑の線に入ります。
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ここで再度国道と分かれる 14時45分 |
金剛川で一寸分断 |
廃業したレストランの前を行く |
すぐに国道から左に分かれます。ゆるやかなカーブで国道に沿いながら北上します。15分ほどで道路の下を潜るトンネルがありました。
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県道59号線を潜る 15時02分 |
国道42号線を渡る15時20分 |
山室道との分岐点 15時22分 |
このトンネルを42号線を潜るトンネルと勘違いして、その先にある道標を探して無駄な時間を費やしました。
トンネルから10分で大きな道に出て、これが42号線でした。そのすぐ先に目指す道標がありました。
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右山むろ左た古ち |
左がくまの道、右が山室道 |
裏寺というらしい 15時33分 |
大きな道標には「本居大人奥墓山室山」とある。これはこの先の山室山に妙楽寺があり、その奥に本居宣長が実際に埋葬された墓がある。その他に松阪駅前にはお参り用の墓がある菩提寺の樹啓寺がある。その山室道と熊野道がここで分岐している。
道標から7〜8分で裏寺?というお寺があり、道は左に回り込んで行く。
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駅部田町付近 |
大黒田で42号線と県道を地下道で潜る15時41分 |
和歌山街道と合流 |
左に川が寄ってくるが、この辺り駅部田という集落らしい。そして本居町を過ぎると大黒田の交差点である。尾鷲方面の42号線、飯高方面の166号線がここで分かれる。熊野街道と和歌山街道の分かれ道です。ここは地下道で渡りました。
10分弱で松阪駅前から延びる和歌山街道にぶつかります。ここが熊野街道松阪道の基点でしょう。
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県道20号線新町付近 15時50分 |
右和か山みち左くまのみち |
本居宣長ゆかりの樹啓寺 |
上の写真が合流点ですが、その一寸右に、中央の写真の大きな道標があります。ようやく今日の終着点に到着しました。15時50分でした。
10時に栃原駅を出発して、トラブルも有ったものの5時間50分、ほぼ予定通りの到着でした。
駅方向に歩くと、右側に前述の樹啓寺があります。
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右わかやま道左さんぐう道 |
松阪駅 16時08分 |
そのすぐ先で伊勢神宮への参宮道と交差して、松阪駅は目の前でした。
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