中山道高宮〜醒ヶ井

２０１６年１０月２日
今日は山歩会の中山道歩き３回目です。近江鉄道が１時間に１本だし、反省会の場所も考えて、今日は石田三成の佐和山城散策をコースに加えました。
これが意外と汗を掻きました。

8：57　彦根駅で	9：16　島左近の屋敷跡という清涼寺	龍譚寺入口

彦根と言えば昔は彦根城一辺倒でしたが、最近は大河ドラマの影響も有ってか佐和山城の扱いも大きくなっています。
駅を９時頃出て佐和山城址の入り口である龍譚寺の門前に来ると、案内所の小母さんに呼び止められました。５人以上の団体はお隣の清涼寺で入山許可証を貰ってくれと。



申込書を書いて清涼寺に行き許可証を貰いました。

9：26　石田三成像	9：35　弁天山分岐	9：44　佐和山城址から鳥居本方面

１０分ばかりロスして龍譚寺に戻り石田三成の像の前を通って佐和山に登りました。このまま反対側に降りると、今日歩く予定の鳥居本宿ですが、それでは高宮から鳥居本まで空白ができてしまうので、そうは行きません。
城跡からは彦根城が丸見えです。なので江戸時代は立ち入り禁止だったそうです。彦根駅に戻りました。

彦根城方面	10：46　高宮駅	多賀大社鳥居

９時３６分の近江鉄道で高宮駅に戻ってきました。ここで一寸失敗しました。



上図高宮駅から歩き始めてＡ地点へ向かったつもりでした。それが９０度違った方向に歩いていたのです。国道８号線が見えてきて間違いに気付きましたが、しばらく方向感覚を失いました。

高宮神社	11：09　街道に復帰	一寸変わった灯篭

高宮神社の境内を抜け、街道に復帰しましたが１５分位ロスしました。２０分ほど歩くと岩清水神社があり、前にコンビニが有ったのでそこで弁当を調達しました。

11：28　岩清水神社	11：43--12：07　昼食を食べたお堂	車を避け神社境内へ

皆さん缶ビールも買ったので温くならないうちに弁当を食べました（笑）。この道は結構自動車が多く、彦根インターの五百羅漢の石碑に来たときはほっとしました。

12：22　彦根インターの五百羅漢	芭蕉の昼寝塚	12：34　小町塚

ここから鳥居本宿への道は一寸車は減ります。でも結構裏道みたいで通る車はあります。
芭蕉の昼寝塚というのが有りましたが、謂れは一寸解りません。１０分ほど歩いて新幹線と名神高速の間に入ると小町塚があります。



ここ小野町は小野小町の生誕地との伝承があるようです。

小野町	佐和山を望む	12：55　鳥居本　朝鮮人街道分岐

小野町を抜けると田園が広がり、新幹線の向こうに佐和山が見えます。すぐに鳥居本宿に入ると左から朝鮮人街道が合流してきます。
朝鮮からの使者に中山道を見せると、寂しく発展していないと思われるので、賑やかな近江八幡や彦根を通したのが朝鮮人街道だそうです。

13：06　鳥居本駅前	赤玉神教丸本舗	13：17　鳥居本宿東の入口

今日は鳥居本宿場祭りだそうで、鳥居本の駅付近は車を通行止めにして屋台や店をだしていました。

13：20　摺針峠へ	古道が少し残っている	13：40　摺針峠

１３時２０分、摺針峠へ向けて登り始めました。途中の坂道で一寸休憩。旧道も少し残っていて、１５分ほどの登りで峠の神社に着きます。

名神高速の手前を左折	13：56　高速道路沿いの水場	14：18　番場宿に入ってくる

１０分弱で名神にぶつかり左折します。高速道路に沿って歩いていると小さなお堂と水場がありました。冷たくて美味しい水です。今日は１０月なのに暑く、曇りのはずが太陽一杯です。冷たい水で顔を洗うと元気がでました。

番場宿に入ってきます。長谷川伸作の瞼の母、番場の忠太郎で有名ですね。



鎌刃城址の案内板がありました。元は浅井の家来だった堀氏が織田信長に組し、織田軍の浅井攻めの前線基地になった城だそうです。

鎌刃城址案内板	14：27　蓮華寺門前	４３０人の墓

番場宿に蓮華寺があります。南北朝時代に討死した４３０人の北朝軍の墓があります。付近の川が赤く染まり血の川と言われたそうです。
また、前述の忠太郎地蔵尊もあります。

忠太郎地蔵尊	14：52　番場宿の碑	15：02　久礼一里塚跡

蓮華寺を出るとすぐ米原インターです。ここに久礼の一里塚跡の石碑があります。反省会へ後３０分、醒ヶ井駅へ最後の力で向かいます。

15：30--17：35　鱒料理で反省会	17：45　醒ヶ井駅

私が前回６年前に歩いたときお世話になった鱒料理のお店が、駅の手前１０分ほどの所にあります。
今日も反省会はそこにしました。

気さくな女将さんにつられて反省会は盛り上がりました。

次回は関ヶ原へ向かいます。