２０１６年２月１９日

今日はクイーンズタウンを早朝に出て、テ・アナウを経由キーサミットという９００ｍ余りの山に登るハイキングだそうです。
宿泊は引き返してテ・アナウです。



朝７時半頃クイーンズタウンをバスで出発しました。ワカティブ湖に沿って南下します。
地図でお解りのように、クイーンズタウンとキーサミットやミルフォードサウンドは直線距離なら近いものです。
でも道路が無いので南から大回りします。

ワカティブ湖に沿って走る　７時３３分	８時１８分

車窓から眺める牧草地帯のお天気はまずまずです。日もさしています。キーサミットの頂上からは３６０度の展望とかで、期待が持てます。

アルパカの毛かしら。　９時４０分	ナナカマドがきれい　９時４５分

９時半過ぎにテ・アナウに到着。ドライブイン？に到着、ここでトレッキングガイドと落ち合う。ここでトレッキング用品やお土産を売っている。
ガイドから今日の弁当を受け取って出発。

クノボス平原　１０時４２分	グン湖自然探勝路　１１時１７分

テ・アナウからテ・アナウ湖に沿って北上。テ・アナウダウンという場所から船でミルフォードトラックの入り口へ行くらしい。
そこを過ぎてしばらく、山間の平野に出る。ここは日本の皇室の誰かが来られて、写真も撮られたとかで、我々も写真休憩です。
更に２０分ほど走った左側に、グン湖自然探勝路という４５分ほどのコースがある。

ブナの巨木　１１時３１分	人を恐れないロビン

ガイドからブナの種類を３種類など、いろいろ教わったが右から左だった。雨もパラパラ降ってきた。

デバイドの小屋で昼食　１２時２０分	ブナ林の中を歩く　１２時５７分

１２時に終わって次の目的地デバイド到着が１２時２０分。ここはルートバーントラックという２泊３日のトレッキングコースの出発地点です。トイレもあります。
ここの小屋で弁当を食べました。１２時５０分に出発、雨の中をルートバントラックに入りました。キーサミットはこのルートバントラックを１時間少々歩いた所で分岐して登るのだそうです。標高は９００ｍほど、現在地が５００ｍほどなので、標高差は４００ｍほど、普通に歩けば１時間半ほどの行程でしょう。

イタチの罠	ルートバントラックとの分岐　１４時１０分

ところでニュージーランドには元来哺乳類は居なかったそうです。居たのは鳥とコウモリぐらいだったそうです。飛べない鳥キウイも天敵が無く、飛ぶ必要も無かったのですね。沖縄のヤンバルクイナと同じですね。
所が入植したイギリス人は狩猟がしたくてウサギや鹿を持ち込みました。ウサギや鹿は猛烈に繁殖して生態系が崩れてきました。そこでウサギを捕まえるイタチを入れ、鹿は捕まえて放牧することにしたそうです。

でもイタチは増えすぎてウサギだけでなくキウイなども食べ始めました。これを防ぐため森中にイタチの罠を仕掛けて駆除を試みているとか。
どこでもイタチごっこは有るんですねえ(笑)。

１４時３０分	１４時３３分

ゆっくり歩いて１時間２０分で分岐に着きました。ここからキーサミット往復１時間の案内があります。
急な傾斜を少し登ると森林限界で木が無くなり、風が直接当たります。緯度が高いので森林限界も９００ｍ弱なのですね。
２０分の登りで平坦になり、頂上付近は湿地帯でした。景色は残念ながら雲の中で見えません。

サウスアイランド・エーデルワイス	デバイドに帰って来た　１６時０５分

でも頂上の岩場でエーデルワイスを見せて貰えたのは望外の幸せでした。
１５時過ぎに頂上を出て、下りは１時間で降りてきました。

テ・アナウ到着　１７時２５分	街の中華レストランで夕食　１８時４０分

デバイドからテ・アナウは１時間少々です。湖畔に着くと天気は回復しています。ようするにこんな天気なのだそうです。
街は晴れていても西海岸に近づけば雨なのだそうです。
街の中華レストランで夕食です。当然のことながら中国人観光客で一杯です。でも、中華料理は良いですねえ(笑)。

街のスーパーを見る　１９時３５分	部屋でウイスキーを飲む　２０時１５分

食後はスーパーでおつまみを買ったり、湖畔を散策したりしながらホテルに帰りました。
途中、ミルフォードトラックの３泊４日を歩いてきたという日本人に出会いました。でも、３日間とも雨だったとか。１００００ミリではやむ得ませんね。

明日はそのミルフォードトラックへ行きます。