5/19/02相賀〜尾鷲
馬越峠
水平道1
今日は午前中に行程を終えて、12時16分の電車で帰る予定です。

相賀から尾鷲は馬越峠越えが有名ですが、天狗倉山へも2−3回登ったことがあるので、今回は猪ノ鼻水平道という海岸沿いの迂回路を歩くことにしました。馬越峠へ

水平道は「みえ、東紀州へようこそ」という紀北県民局のホームページで教わりました。

いずれにせよ3時間ほどの行程なので8時頃出るつもりでしたが、天気が崩れそうなので7時15分に宿を出ました。

登り口まで車で送るという息子さんのご好意を断って、国道の銚子橋を渡り、三重交通のターミナルの側を入っていきます。

登り口には、大きな看板で「3キロ先通行止め」とあるだけで猪ノ鼻水平道は何もありません。一寸不安になりましたが舗装道路を進みます。

登り口から15分ほどで狼煙台跡があり、すぐ展望が開けてきます。それから30分ほどは名前の通り水平道で、道幅も広く展望の良い長閑な道です。

空には鳶が二羽三羽ゆっくり輪をかいています。


水平道とんび8時15分、通行止めの大きな看板と共に車道の終点です。その奥に小さく猪ノ鼻岬の案内があり安心しました。そこからは一寸細い山道です。

猪ノ鼻岬というぐらいだから、きっと展望も良いだろうと期待して歩きますが、なかなか岬につきません。

そうこうしているうちに45分ほどで天満側の水平道入り口に出てしまいました。猪ノ鼻岬というのは在ったのでしょうか。

実は案内の有ったところが猪ノ鼻岬なのでした(^_^;。


途中、敷石の敷かれた川底の流れがあったり、炭焼きの跡があったり、歴史を感じる道ではありましたが。

水平狼煙

水平相賀

水平道岬

水平道、狼煙場への登り口とある

相賀方面を見る

始めて猪鼻の字が

水平道海岸

水平道川底

水平道2

どれかが猪ノ鼻岬かな

河床に敷石

天満側入り口


出口から少し登って林道に出会い、みかん畑の中を天満方面へ下っていきます。見上げると天狗倉山の岩峰が見え、尾鷲湾や火力発電所、八鬼山方面などを見ながら1時間余りの里歩きで、尾鷲駅へは10時15分につきました。
水平道尾鷲 水平道尾鷲港
尾鷲の火力発電所 尾鷲の港

駅前の食堂で時間つぶしにビールを飲んでいると、11時には大粒の雨が降ってきて、早く出たのは正解だったなと思いました。
これで、伊勢神宮から熊野市の先御浜町まで繋がったので、もう少しです。