滝原から大内山村へ
3/3/02

大内地図昨年末の伊勢神宮から滝原宮に続いて、今回はJR滝原駅から牛乳で有名な大内山村を目指します。距離は16〜17キロ位で途中は峠もないので4時間ぐらいの歩行の予定です。

42号線を行き来するとき大内山村に牛乳風呂の看板が気になっていました。ただ14時30分受け付け終了とのことで入れませんでした。今回10時に出発して歩行4時間、昼食休憩30分とすれば間に合います。これも楽しみの一つでした。


滝原駅前
紀勢本線のローカル列車は10時10分頃滝原の駅に着きます。

駅を出て、まっすぐ大内山川を渡り国道42号線に出て右折します。

すぐに国道と分かれ長者野の集落に入り大宮中学の傍を通り、再び国道に出て下をくぐると勝瀬の集落です。

集落を抜け、また国道に沿っていくと阿曽に入ります。

道路マップ等には阿曽温泉のマークもあるので、付近のお婆さんに尋ねてみると、温泉はないが鉱泉が湧き出していたとのこと。松阪あたりからも汲みにきていたが今は湧き出していないらしい。

以前、町が作った井戸に案内してもらった。この辺りで11時頃です。
そこから阿曽観音などを見ながら10分程で阿曽駅の前を通過。阿曽には他に阿曽城跡や奥里出遺跡などがあるらしいが見当たらず。風穴の案内があったが遠そうなのでパス。

大内阿曽源泉

大内阿曽観音

大内お寺

阿曽の鉱泉汲み上げ施設

阿曽観音

柏野のお寺

ここからは1時間弱は国道沿いに大内山川の景色を見ながら進むことになる。しばらくで大宮町と別れて、美人の町と称する紀勢町にはいる。「美しい心を持った人」の住む町の意味らしい。岩舟橋を渡り柏野の集落を過ぎ、12時過ぎに錦食堂という国道沿いの食堂で昼食。かつどん700円です。

大内大皇神社

大内宮原の寺

大内並大神社

長野の大皇神社

宮原のお寺

崎交差点の並大神社

30分ほど休んで12時35分に出発、目の前の橋を渡って宮原の集落を目指す。途中、大皇神社に参拝し伊勢柏崎の駅を見ながらJRの線路を渡り、崎の交差点に出る。この辺り、近畿自動車道の陸橋がすでに完成している。42号線から錦港へ通じる別れ路の交差点だが、この道も昔旅人が通ったと思われる。交差点の近くに並大神社があるが、由緒は不明。

大内近畿自動車道

大内看板

大内一里塚

崎信号付近の近畿自動車道
2006年3月開通しました。

大内山村で目に付く看板

枯れた松の代わりに一里塚


国道沿いに歩いて1時半頃には大内山村に入り、駒の集落を目指す。この辺りで牛乳風呂が気になったので付近のおじさんに尋ねる。国道のすぐ近くかと思っていたが2〜3キロあるらしい。これはまずい。国道の新不動野橋の袂に一里塚があり熊野街道の説明もあったがそこそこに歩く。
間弓に入り江尻橋の手前を右折して国道と別れ頭之宮四方神社を目指す。神社前が2時18分。そこから700mの案内があり、なんとか間に合いそうで一安心。大平谷へ左折してすぐにグリーンパーク大内山という町営のきれいな新しい建物があった。

大内牛乳風呂

大内頭の水

大内頭の宮

これが牛乳風呂

頭の水は蛙の口から

頭之宮四方神社


大内牛乳2時30分受付終了、入浴3時迄で、以後は湯を入れ替えて5時から宿泊客専用になるらしい。牛乳は0.7〜1%だそうで、それ以上はべたついてだめらしい。500円です。効能は、湯上りのおばさん達が「今日は誰かが寄ってくるかも」と笑っていたので、そういうことでしょう(笑)

3時過ぎに出て、先ほど通り過ぎた頭之宮四方神社に参拝する。頭の神様でボケ防止の霊験もあるらしいので、丁寧にお参りする・・・(゚_゚i)タラー・・・。頭の水というのがありカエルの口から出ていた。頭の岩もある。
神社から大内山駅までは15分ぐらい。牛乳で有名な大内山村では酪農農業組合が不可欠でしょう。牛のモニュメントがでんと構えて居ました。(写真左)

駅前には食堂は無く、酒屋で調達したお酒とおつまみで列車を20分待つことになった。

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