2009年3月7日(土)
今日明日と恒例のやまびと3月例会で熊野古道を歩きます。
今日は本宮道です。
当初は横垣峠〜風伝峠〜通り峠〜丸山千枚田を考えていたが、横垣峠が土砂崩れで通行止めは解消されなかった。
なので今日は風伝峠からです。
熊野市駅には南紀1号で11時到着。バスで御浜町の尾呂志にある「さぎり茶屋」へ向かう。尾呂志はこれで3度目です。最近では今年の1月に北山街道を歩いた時、尾呂志の船木屋さんに泊まっています。でもまだ風伝おろしを見たことはありません。
さぎり茶屋は岩清水豚を使ったトンカツ定食やヒレカツ・生姜焼きが有名だそうです。
食事中に1時間遅れの列車で来たTさんも合流して総勢は12名です。
国道を少し引き返して横垣峠からの街道に戻り、風伝峠に向けて出発したのは1時でした。すぐ上野の大杉があります。横の道を降って尾呂志の街中を通って風伝峠に向かいます。尾呂志の風景はなんとなくのどかな中に寂しさを感じています。
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尾呂志風景1 |
尾呂志風景2 |
桜? |
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道端の有名な地蔵さんとか |
石畳の道 |
峠の茶屋 |
峠へは登り口から30分ほどで着きます。途中少しアスファルトの林道と重なりますが大部分は地道です。1時43分の到着でした。
峠からも古道を15分ほど下ると国道311号線の風伝トンネル出口付近にでてきます。
熊野古道としてはこの311号線を小来栖方面に行くのですが、今回は丸山千枚田を見るので、途中から右折して通り峠に向かいます。この道は本来北山街道なんですね。
通り峠登り口には2時26分に到着です。ここには立派なトイレが出来ています。
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通り峠への石畳 |
峠の子安地蔵 |
東屋の上が展望台方向 |
休憩の後上り始めますが、ここの登りは一汗かきます。でも20分で峠です。峠にはお地蔵様と東屋があります。3時丁度に到着しました。
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展望台へは170段の階段が |
峠からの降り道 |
ここから10分ほど尾根を登ると丸山千枚田の展望台があります。ルートからは外れますが素晴らしいので是非行きたい所です。
ここからはもう降る一方で登りは無いので、雄大な展望を眺めながら持参の焼酎を軽くたしなみました。
3時35分に峠を出発、7〜8分降ると車道に出ます。車道を少し歩くと丸山千枚田の降り口があります。今日は湯ノ口温泉に宿泊ですが、送迎バスが4時半に千枚田荘に来てくれます。
それまで40分ほどかけて、のんびり千枚田を鑑賞しながら下りました。
湯ノ口温泉に向かう途中、バスが行き違い失敗して側溝にタイヤを落としました。みんなで押し上げたのはご愛嬌でした。去年も郵便の車を助けましたねえ。
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湯の口温泉 |
お疲れさま |
湯ノ口温泉は公共施設みたいですが人気の日帰り温泉だそうです。
地元の人が結構来ていますが、宿泊は少ないみたいです。
夕食は自炊か弁当です。弁当は1000円か1500円ですが、それでは寂しいので2500円の弁当にしてもらいました。
我々のグループだけの一部屋で、宿の人も居なかったので、のんびりして結構飲んでしまいました。部屋へ帰ってからも飲んだようですが、記憶は定かでありません。
翌日の中辺路へ