８月１１日

今日も強行軍のようで５時モーニングコールで６時半の出発です(;゜−゜)。

今日はトルコのエーゲ海沿岸地方を走り、地域最大の都市であるイズミールを越え、南方７０キロにあるトルコ最大の遺跡エフェソス（トルコ読みだとエフェス）を見学します。

その後、海岸から離れて中部アナトリア方面に向かい、世界遺産のパムッカレを観光します。
この辺り、まだ地図と距離の関係が掴めず、言われるままに行動しているだけです。
ガイドがトルコの地理の説明をしてくれました。



イスタンブールのあるマルマラ海沿岸地方がヨーロッパに属し、全トルコの３％を占める。でも人口は２０％住んでいる。
アジアサイトの全体をアナトリアと呼び、アナトリア半島とも言う。

それを大きく５つに分けて、黒海沿岸地方・エーゲ海沿岸地方・地中海沿岸地方・中部アナトリア地方・東アナトリア地方と呼ぶ。
各地方で当然ながら気候風土が違っている。中部から東にかけては高原から山岳地帯となり、最高峰は５１００ｍを越えるらしい。
ともかく今日はエーゲ海を右に見ながらひたすら南下する。

沿道のみやげ物	缶ビール大　５００円	シシカバブではなかった。

昼食の場所は一寸不明だが、チョプシシ（トルコ風串焼き）と書いてあったのでシシカバブを想像していたが違った。納豆の粒程度の小さな肉が細い串に差してあった。

ところでトルコはお酒が高い。毎日飲むグラスビールが５００円、グラスワインが７００〜８００円。これは安い方です。ホテルではビール７００円、ワイン１１００円になる。

私は昼食と夕食に必ず飲むので、６日間の滞在中に２万円以上払ったような気がする。
日本から持参の焼酎とウイスキーが無かったらどうなっていたことか。

それと、一流ホテルの場合、飲み物の持ち込みは嫌うので、近くのスーパーでビールやミネラルウオーターを買ってスーパーのレジ袋で持ち込むのはまずい。バッグに入れて見えないように持ち込む他ない。

ちなみに水は、街中では５０円ホテルでは３００円。カンビールは街中で５００ｍｌが５００円だった。

聖母マリアの家　教会	おみくじの習慣はトルコにも	観光名所には大体衛兵がいる

さて最初に向かったのは、エフェス遺跡の近くの山の上にある聖母マリアの家。イエスキリストが十字架に掛けられる前、聖母マリアの身にも危険が及ぶのを察知して、ヨハネに頼んで逃れさせたのがこの地だったという。

トルコのおみくじが日本と同じように巻きつけてあるのが興味深かった。

午後１時５０分から２時２０分まで見学しました。

次にエフェス遺跡ですが、ここは凄い。世界遺産に登録されていないのが不思議なくらいです。

紀元前１０世紀頃から建設が始まったというこの街は、最盛期には２５万人の人が住んだといいます。

色々な建物があり、謂れもいろいろでしょうが、詳細に見ていると切がありません。

大劇場、図書館、議事堂、神殿などですが写真でごらんください。

クレオパトラとシーザーが歩いた海岸通もあります。
２時４０分から１時間見学しました。

聖母マリアの丘からの眺め	神殿の跡？	８００人の国会議事堂だった
なんだか解からないけど	メデューサの顔かな	大トイレは団欒の場だったか
図書館跡	海岸通、その先は港だった	２万５千人の大劇場

エフェスから東に１００キロ程内陸に入るとデニズリという町があります。そこから２０キロでパムッカレの白く輝く石灰棚があります。

ここは翌日の予定でしたが、明日もきついので今日行くことになりました(;゜−゜)。

沿道のジュースは美味い	女の子は可愛い	列車も時々通る

朝の光線の具合より夕方の光が良いというガイドの読みもあったようです。
６時４０分に到着です。

ヒエラポリス・パムッカレと言うことで、ヒエラポリス遺跡とセットで世界遺産に登録されているそうです。

遠くから石灰棚が見える	ヒエラポリス遺跡	石灰棚がきれいだが湯量が少ない

ヒエラポリスはローマ帝国の温泉保養地だったそうで、その温泉が石灰石を溶かしてパムッカレの景観を作り上げたらしい。
ただ、その温泉が最近枯れ始めたらしく、石灰棚に流す量が制限され、以前のように豊富な湯量が無く美しさも今ひとつなのだそうです。

すぐ下は観光村でホテルもある	夕陽に輝くパムッカレ	足湯が気持ちいい

それでも景観は素晴らしく、足湯に使って１時間、大劇場のあるヒエラポリスの遺跡は遠くから眺めるだけでした。今日はエフェス遺跡で満足していた性もあります。

パムッカレの夕焼け	華やかな花嫁・花婿の入場	プールサイドの披露宴

今夜のホテルは遺跡の近くですが、それでも到着は８時１５分。今日も長い１日でした。ホテルではプールサイドで結婚式の披露宴が行なわれていました。トルコではプールサイドの披露宴が多いようです。

夕食は今日もバイキングです。

３日目に続く。