8月13日
今日はトルコの世界遺産の中でも有名なカッパドキアの観光です。
実は私はカッパドキアも恥ずかしながら知らなかった。旅行前、知人にトルコへ行くと言ったら即座にカッパドキアのある所でしょと言われて感心した。
私としてはトルコはシルクロードの重要な通過点、東西文明の混ざり合うイスタンブールしか頭になかったのです。
それはともかくカッパドキアについて。
カッパドキアは地域の名称であり、その栄枯盛衰は紀元前何十世紀にも遡るらしい。
しかし、現在観光の目玉である奇岩に彫られた洞窟や教会、また巨大な地下都市は紀元後4世紀頃にアラブ人の迫害から逃れたキリスト教徒の手によるものらしい。
キノコに象徴される奇岩は、何層にも重なった地層の固さの違いが侵食の速さの差となって形成されている。
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カッパドキア地方の地図 |
ギョレメ野外博物館(多分) |
気球で上空から見るのも人気らしい |
カッパドキアの中心地はギョレメという小さな村である。そこの野外博物館に最初にバスが到着、8時開館と同時に一番乗りした。岩をくりぬいて作った修道院や洞窟の壁画を1時間半ほど見学する。
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野外博物館入口 |
修道院内部の壁画 |
ギョレメ地方? |
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野外博物館にはいろんな洞窟がある |
ウチヒサールの要塞かな |
カパドキア地方 |
それから、人気の洞窟ホテルに立ち寄り中を見せてもらったり、ところどころ名勝というか見所で数箇所バスを降りて写真を撮りながら絨毯工場に入った。
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目玉はこんなふうに魔よけに飾られる |
洞窟ホテルのプール |
洞窟ホテルの部屋から |
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じゅうたん工場のモデル織り子さん |
まゆから糸を紡ぐ |
絨毯の価値の見方講習 |
ペルシャ絨毯は知っているがトルコ絨毯は初耳というのが日本人の平均的な姿。これはペルシャ猫とトルコ猫についても同じ(笑)。
だが、ヨーロッパの常識ではトルコ絨毯のほうが、その二重結びの製法により高級とされるらしい。先のコンヤなんかが生産地だったと聞きます。ちなみにトルコ猫は目の色が違うらしい。
ともかく数十万円する絨毯が何枚か売れたようです。
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多分ハンターの谷 |
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伸びるトルコアイス |
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カパドキアのみやげ物 |
妖精の煙突かな |
次いでハンターの谷を見学し、キノコ岩を見せてもらったりして昼食に向かう。そうそう、有名な伸びるアイスクリーム(トルコアイス)も売っていました。
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飲み物の価格表 |
マス料理 ご飯は野菜代り |
トルコ石販売の女性 日本語は達者 |
昼食はこれも洞窟レストランでバルック(マス料理)でした。
1時20分に出発、今度はトルコ石の店に向かった。18金に10ミリ程度のトルコ石をつけたブローチが5〜6万円程度でしょうか。上はいくらでも、下は金を銀に換えるとかすれば安くなります。ここでも100万円ぐらいは売れたかも。2時40分に出発。
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キノコ岩ですが地名忘れた |
観光用のラクダ |
カイマクル地下都市 |
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迷路みたいで矢印が頼り |
敵の侵入を防ぐ回転扉 元々作ってあった |
塩湖 トルコの塩の80%生産とか |
続いてギョレメのすぐ近くAvanosにあるカイマクルの地下都市見学です。カッパドキア地方には300位の地下都市があったそうです。今回見学したのは、地下8階、100軒の家があり3000人が生活した巨大な地下都市でした。この日の気温は37度位の体感ですが、地下都市の深部は涼しい限りです。
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塩湖べりのレストラン |
夕陽 でも未だアンカラまで1時間半 |
久々のコース料理 |
4時30分に出発、今夜の宿、首都アンカラに向かいます。今日は今回のツアーの中で最も移動距離の短い日で、今日こそホテルのプールで泳げるかもと期待していました。でも結果は、絨毯工場とトルコ石の買い物で2時間半もかかったので結局同じでした。アンカラまで250キロ、4時間位掛かるでしょうねえ(;゜−゜)。
途中、塩の湖として有名なトウズ湖畔のレストハウスに寄り、アンカラヒルトンに着いたのは8時40分でした。
夕食は久しぶりにコース料理で美味しく感じられました。
部屋の引出しにはやはり方角を示すマークがある。
メッカはどの方角かな。
5日目に続く。