10月9日
今日もルクラ便飛ばず、ヒンズー最大の寺院へ。

今日はルクラ便は飛ぶだろうか?
予定は8時ピックアップ、9時半のフライトです。
5時に起床、辺りを少し散歩する。
昨日の事故のことが新聞にでも出ていたら記念に買おうと思ったが、今日は新聞も休刊だとか。

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相変わらず混雑 待ちくたびれて 事故のこと聞いているのかな?

空港へは8時15分に到着。
今日もやはりチェックインには時間がかかる。
9時20分にようやくチェックインしたが、天候調査中だった。
果たして飛ぶのか。

でも無理して飛んで、昨日のように事故されてはたまらない。
我々の行程は充分余裕が有るので無理する必要はまったく無い。
1時間でも2時間でも、1日でも2日でも待ちますよ。

サーダーのヌルと話をする。
サーダーになるには試験を受けなければならない。
ライセンス制らしい。
彼もその前に、ポーターやキッチンスタッフ等をやってお金を貯め、高い受験料を払う準備をしたと言っていた。

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火葬されている 寺院の景色1 寺院全景

フライトはやはりキャンセル、12時頃空港を出る。
迎えのニミさんもシェルパの正式な着物を着ていた。
今日はお祭りの最終日で、殆どの店はお休みとか。

昼食をヒマラヤホテルの食堂で食べたが、これはホテルのサービスによるものか。
トウクパ(チベットうどん)だったが、要するに素うどんだった。
ホテルの部屋が無くなり、隣のフジホテルに移る。
ここは日本人も多い一寸安いホテルだ。
3人部屋が無くエキストラにマットを敷いてもらう。

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遺体の前で遺族が悲しんでいる 大蛇のうえにシバ神が寝ていると聞いたが

カトマンズ観光に出かける。
まず、パシュパティナートと言ってヒンヅー経最大の寺院へ。
ツーリストは250ルピーの拝観料が必要。
川沿いに露天の火葬場がいくつも有り、この日も5箇所ほど煙が上がっていた。
傍には親戚が集まり見守っている。
近くには順番待ちの遺体が置かれ、ここでも親戚が悲嘆にくれていた。
ヒンズーの僧侶の身なりをした人が声を掛けてくるが、これは写真のモデルの売り込みです。
敷地内にはサルが多い。
またヒンズー教徒しか寺院内部には入れない。

丘のうえには無数の小さい寺院が作られている。
京都の伏見稲荷の裏山に全国のお稲荷さんのミニチュアがあるが、そのような物かもしれない。

次にカトマンズ盆地の北の端にあるブダニルカンタへ行った。
ここは大きな大蛇の上にシバ神が寝ているのがご本尊だった。
そこで思いがけず、ヒンズーの結婚式に出会った。

遠くから写真を撮っていると、もっと近くで写せと招かれた。
バダァイ(おめでとう)と言って写真を撮らせてもらった。
みんなが食べているパンや豆もお相伴に預かったが、旨くなかった(笑)。

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結婚式が行われていた 食べてみたけど美味くなかった またウッチェです。お祭りが困るねえ

夜はまた例のギャコックの店に行ったが、他の店が閉まっているので満員だった。
しばらくしてニミさんが来た。
3日間の空港閉鎖でルクラ便は超満員、チケットがなかなか確保できないとか。
一応11時のフライトらしいが、どうなるか。
天候の回復を祈るばかり。

10月10日(木)
ようやくルクラへ、そしてガットへ。

6時に起きて空を見ると、どうやら快晴の様子。
今日は期待が持てます。
テレビのニュースでは日経平均がまた11%下がって8200円付近とか。
そんなことよりお天気が心配です(笑)。

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ツインオッター 17人乗りです スチャーデスも居ます ヒマラヤの白い峰を見ながら

ようやく飛びました。
11時50分に離陸、12時30分ルクラに着陸しました。
途中、下界は段々畑、雲海の上には7000m?級のヒマラヤの峰が少し見えました。
感激の一瞬でした。

尾根すれすれに短い滑走路に着陸したときは、乗客の中から拍手も起こりました。
尾根すれすれに飛んで曲がった瞬間に滑走路ですから難しいでしょう。

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ルクラ飛行場です 滑走路の傾斜 解りますか? ルクラの街にもトレッキング用品

ルクラの滑走路には傾斜があります。
着陸時は上り坂で、200m位の距離で制動します。
離陸は逆にスピードを付け、一旦滑走路より低く飛び出すそうです。

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ヤクはどこにでも居ます きれいな食堂 MIX FRIDE NUDOLE

ルクラの村もホテルやレストラン、登山用具の店があります。
昼食をとって午後2時に出発しました。
ルクラの標高は2840m、気温は25度位です。気圧は750ミリ程度。

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標高2800mでも緑がいっぱいです。 ヤクを避けながら マニ(お経)岩は左側を通る

今日の宿泊地ガット、標高は2600m程度なので一旦下ります。
2時間程度の行程です。

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お経の書かれた水は飲めるみたい つり橋 着物を着ている

あこがれのクーンブ地方の風景眼前に広がります。
ドゥードゥークシ(川です)やクーンビラ5761mが見えました。

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テントサイトも完備している ロッジです 部屋は狭いけど寝るには充分

ガット到着は4時でした。
部屋は二人部屋で狭いけど、寝るには充分です。
レストラン併設で食事もある程度選択できます。

ヒマラヤ423 ヒマラヤ426 ヒマラヤメニュー
焼酎は一晩で無くなった。 ダルは豆のスープ、バートはご飯 メニュー

O さん持参の焼酎を皆で空けました。
私はカレー付ダルバートとポテトを頼みました。

ナムチェバザールへ

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