10月15日(水)
フォルチェテンガ~ドーレへ
6時起床、気温は室内外とも8度位。
今日から高山仕様に入る。
ズボン下をはき、シャツを1枚増やし、厚手に換える。
今夜の寝袋も二重にする予定。
7時30分朝食、ヌードルスープとツナオムレツ。
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シラカバの木があったりする |
右タムセルク、左カンテガとフォルツェ |
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8時20分出発。登りに入る。
8時50分、30分登った広場で休憩、後方にはタムセルク、隣にカンテガなど見えてくる。
この辺り、日本の2000m級の山を歩いているような雰囲気で、とても4000m近くの山とは思えない。
つい歩いてしんまうが、ビスターリを忘れないこと。
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道はあくまで水平に |
あっけなくドーレに着いた |
日本人ツアー客ご一行さま |
10時40分、4000m一寸のところで広場があり、休憩かと思ったら、そこがドーレだった。
あっけなく着いてしまった。
そこでバンコック空港で会った日本人ツアー一行に再会した。
我々より1日早い飛行機でルクラ入りし、今ゴキョウから帰ってきたとか。
高山病は一人だけ出て下山したとか。
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昼食、またやきそば(笑) |
4330mのピークへ |
ホットラム酒 ここが最後 |
午後2時から散歩、4330mのピークへ。
夕食は6時30分、カレーとシェルパシュチュー。
ホットラム酒を飲む。皆はもう飲まない。
7時半ごろには寝たが、1時間で目が覚める。
息苦しく、軽い頭痛。高山病の初期症状か。
1時間ほど眠らずに腹式呼吸に努めて解消した
これ以後、毎晩変な夢を見るようになる。
やはり酸素の慢性的不足で、胸が圧迫されるように感じる性かもしれない。
夢のことはいろんな人の旅行記にも書いてあったので、特に慌てることもなかった。
10月16日(木)
ドーレ~マッチェルマへ
6時起床、室温3・5度。
食べる酸素を服用してみる。
朝食に昆布の佃煮を食べてみる。
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プレーンライスを注文し昆布の佃煮で |
快晴です。プレテート5597m。 |
パリラッチェ(マッチェルマピーク)6017m |
8時20分出発、マッチェルモへ。
Oさんの調子がやや悪いか、
8時46分ごろ分岐で休憩。
マッチェルモピークが見えてくる。
9時20分ラファラマ4330m通過。
11時20分ルザ到着、お茶を飲む。
ここのご主人は山岳ガイドとしても有名みたい。
電話貸しますとあったが実際はどうか。
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はるか道は続く |
景色は相変わらず雄大 |
道はあくまで水平に |

Oさん、少しバテ気味。
12時25分出発。
左の写真は典型的なクーンブ渓谷の風景です。
ドゥードゥークシの右岸(向かって左側)を行き、帰りは左岸を歩きました。
標高は4300mの道で、さすがにもう樹木はありません。
左奥の白い峰はチョオユ8188mです。
1時30分マッチェルマ到着。
3時から、マッチェルマ・レスキュウ・ポストで講義があると聞いて聞きに行く。
女性ドクターのミッシェルさんの話を1時間半聞いた。
日本で学習しているので、書かれた教材の話は半分位解るが、折角の冗談が全然解らない。
夕食は6時半、ミックス春巻きとチキンヌードル、今日から酒を止めた。
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この頃からホットレモンを覚える |
チーズやきそば 信じられない |
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夢にまで見た風景 |
マッチェルモ |
寒いので白人女性もこの有様 |
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マッチェルモ渓谷 |
ヤク 純粋主は身体も大きい |
マッチェルモ・レスキュー・ポスト |
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夕暮れ |
春巻き spring roll |
チーズポテト |
10月17日(金)
マッチェルマの休日
今日は高度順化で休養日です。
6時半起床、月が残った山がきれいです。
体調測定、血圧149/62、脈拍61、まあ正常でしょう。
8時朝食、チベタンブレッドと卵スープ。
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月が残って |
気圧が下がり卵スープ膨らんでいる |
マッチェルマ渓谷 |
隊長のKさんも調子が悪いようだ。吐き気に苦しんでいる様子がみえる。
9時20分、S氏・N氏とトレーニングを兼ねて丘に登る。
1時間以上掛けて4710mのピークまで登る。
周囲の山山をのんびり眺める。
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4710mのピークへ |
ピーク付近 |
ここがピークかも |
チョーオユの山頂付近からはすごい雪煙が登っている。
こんな丘があるのがすばらしい。
降って行くとKさんが登ってきた。Oさんは休養しているようだ。
12時昼食、焼き飯を食べる。
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チョーオユの山頂付近からはすごい雪煙 |
洗濯も元気無いとできない |
焼き飯 |
1時30分、昨日のレスキュウポストへTシャツを買いに出かける。
他では売っていないだろうし、記念にもなる。
寄付にもなるらしいので、500Rsを2枚買った。
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マッチェルマ渓谷 |
レスキューポストの上流から |
レスキューポストでTシャツ購入 |
左の写真は、高山病治療器具の実験風景です。
地上500mの気圧まで高められるそうですが、耳抜きとかどうするのかなあ。
私とガイドのチョンビが、今年は雪が早いかもしれない。
もうじき雪かなと話していたのが、いつのまにか明後日あたりから天気が崩れるに変わっているのには驚いた。
18時夕食、マッシュポテトとトマトスープ。
18時30分就寝、明日に備える。
ゴーキョレイクへ
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