10月19日(日)
ゴーキョピーク登頂
今日はいよいよゴキョウピークへ登る日です。
5時20分に起床、天気はいかに。
|
|
|
朝日がチョオユに当たります |
雲一つありません |
ゴーキョピークも快晴です |
快晴です。室温はほぼ零度。
6時朝食7時出発です。
ドゥドゥクシを渡るとすぐ登り口です。
|
|
|
登り口の案内 |
快晴の中、快調に登る |
だいぶ登ってきた |
見た目は一寸高い若草山(奈良)を登るようなものです。
地上付近にあるなら標高差600mは1時間半の登りでしょう。
でも、標高は5360m、登る速度を半分と見て3時間で登ることにしました。
頂上到達は10時が目標です。
午後は雲が出るので、やはり午前中に登るのがベターでしょう。
|
|
|
氷河の向こうの黒い山の向こうがエベレスト |
頂上は近い |
5200m位でエベレストがしっかり見える |
多くの人はピークの頂上で日の出を迎えるべく、朝早く(12時〜3時頃)出発します。
その場合は寒いので、しっかりした防寒衣が必要です。
でも、7時に上り始めると日光が当たり暖かです。
体調の優れなかったOさんやKさんも、なんとか順調に高度を上げています。
これなら全員の無事登頂は間違いないでしょう。
|
|
無事頂上、まあここは記念写真でしょう |
エベレスト、ローチェ、マカルー |
|
|
世界の屋根 エベレストです。サガルマータ、チョモランマ |
私、S、K、ポーター頭、O、N、チョンビ |
5000mを越えるとさすがに息が切れます。
少し登ってはスースーハーハーの繰り返しで、遅々として進みません。
でも歩いていれば、何時かは着くもので、9時45分には頂上へ到達しました。
|
|
|
エベレストウイスキーで乾杯 |
余ったウイスキーは頂上に掛けてきた |
氷河の向こうは5000m級の山 |
行く前から計画していた頂上での乾杯をさっそく実行する(笑)。
エベレストウイスキーとお湯を持ってきたので、みんなで一口ずつ。
私は欲張って二口三口飲んでみたが、廻りが速く、10分ほど動けなかった。
|
|
|
第2レイクも見える |
降るのがもったいない |
降ってきても、この天気 |
この日は風も弱く、快晴で、小春日和のような天気でした。頂上の気圧は532hp、やはり地上の半分近いですね。
10時半ごろまで頂上に居て、降りはじめましたが、アルコールの性か下りでも息がきれました。
11時20分頃、5100m地点でのんびり日向ぼっこ、最後の名残を惜しみました。
大阪の一人旅の人と遭遇。カトマンズからバスで9時間、ジリへ入り、そこから6日かけてルクラへ来たとか。
すごいなと感心する。
|
|
|
昼食はハネーパンケーキ |
3rdレイクから蒸気が登り雲になる |
夕食はご飯にふりかけと塩昆布。 |
12時17分、登り口に到着。
昼食は皆さん食欲が無く、寝てしまった。Nさんも体力の限界を感じたとか。
日本の旅行社のツアーでは、早朝ゴーキョピークに登り、その日の内にマッチェルマまで降るような行程が組まれているが、我々ロートルメンバーには厳しい行程だと思う。
夕食時話し合うと、皆さんゴーキョピークに登れたので充分満足した、できれば早く下に降りたいという。
当初予定はこれからチュクン(4730m)へ行き、イムジャ湖(5010m)を見るつもりだった。
ところが皆さん戦意喪失で、もう登りたくないということで、途中で帰ることになった。
登頂まで元気だったSさんも、この日から数日下痢で食欲無く苦しむことになった。
OさんとKさんは体調を回復してきた。
Nさんと私はなんとか体調を崩さず、維持している。
この日は始めてダイアモックスを半錠飲んで寝てみた。
ターレへ
ヒマラヤ目次へ