新疆ウイグル自治区・タクラマカン砂漠縦断の旅
２０１１年５月２８日

今日はタクラマカン砂漠縦断９日間の旅というツアーに出かける日です。中国の新疆ウイグル自治区はシルクロードのメッカです。
１４年前、シルクロードの初心者コースで、西安、敦煌、ウルムチ、トルハンを廻ったことがあるが、新疆のほんの入り口で真髄には触れていない。それで今回は楽しみにしていました。



上の図は中国全体を示しますが、右端に北京、中央やや左にウルムチがあります。この間約３０００キロでしょうか。ここが旅の始まりです。
新疆ウイグル自治区は中国全体の６分の一を占め、日本の４．５倍で人口は２０００万人です。北に天山山脈、南に崑崙山脈、中央がタリム盆地で、その大半がタクラマカン砂漠です。山と砂漠で96％を占め、人が住めるオアシスは4％だそうです。

図に青く描いた線が昔のシルクロードで、西安から河西回廊で敦煌に至り、そこから３つに分かれました。ハミ・ウルムチを経て天山北路と南路。それと砂漠の南を通る西域南道です。

旅行社はユーラシア旅行社。初めての参加です。セントレア発じゃなく羽田溌なので、一寸不便だけど他に適当なツアーが無かった。成田発でなくて良かった。
それと、今回は１１時５０分集合で帰りは１２時５０分着なので前泊や後泊の必要もなかった。羽田だと８時４０分のＪＲでのぞみ、京急と乗り継いで３時間で到着する。意外と早い。

羽田のラウンジで一寸インターネット	ＣＡの機内食です。	北京空港のモノレール

さて１３時５０分のＣＡ１３２（中国国際航空）でまず北京に向かいます。飛行時間は３時間で１７時には着くのですが、時差１時間で１６時になります。以後北京時間で記載します。

北京で乗り継いで新疆ウイグル自治区の首都ウルムチへ向かいます。乗り継ぎ時間が結構有ると思ったが、入国審査や何かで時間も必要ですね。北京空港は大きな空港なので、国内線への乗り継ぎはモノレールで向かいます。ここでインターネットするにはパスワードが必要ですね。

コンセントも豊富	９４度のお湯がある	清真はイスラム食、豚は入っていない

お湯のサーバーがあり、カップ麺が食べられるのは良いサービスですね。

１９時５５分発でウルムチ着２３時５５分です。日本から北京は３時間、中国国内移動は４時間か。北京で泊ってビールを飲ませてくれ！
新疆ウイグル自治区はウイグル族が８４０万人、漢族７００万人、カザフ族や回族・キルギス族など主たる民族だけで１３民族です。そのうち漢族以外はイスラム教徒が大半なので、機内食もイスラム食になります。

ウルムチ行きの機内食	昌吉ハイテクランドの広告	昌吉のホテル・深夜到着。

着後またバスで３０分ほどの昌吉という郊外の工業都市のホテルへ移動です。明日は６時出発で天山南路の都市アクスへ向かうので今日は酒無しデーか（泣）。まあ機内で少しビールを飲んだけどね。

明日の天山南路へ