岩木山・八甲田・白神山地
2006年7月15日〜17日
山歩会の東北遠征で青森に行きました。岩木山、八甲田山、白神山地を巡る贅沢な日程です。
15日は朝4時半の起床で、犬の散歩に出かけました。昨晩は飲み会があったので一寸眠い。5時42分の近鉄で名古屋へ、セントレア着が6時50分頃です。
7時50分発のJALで青森空港へ、9時15分の到着です。
途中、富士山が見えて、雨の天気予報がうそのようです。空港ではレンタカーを借りるのに手間取り、出発は10時を過ぎました。
今日のメンバーは12人で、2台のレンタカーに分乗して出かけます。目的地は岩木山です。
岩木山は1625m、津軽平野の真中になだらかな裾野を広げる津軽富士とも言われる名峰で、百名山の一つでもあります。麓の岩木神社からは4時間強の登りです。
軟弱な我々は津軽岩木スカイラインで8合目まで上りました(笑)。標高1000m付近までは麓が見えていましたが、1270mの駐車場に着くと全くのガスの中でした。
|
|
|
青森空港では「ねぶた」がお出迎え |
8合目駐車場は深いガスの中 |
9合目からの急登 |
ここから鳳明ヒュッテまで40分、更に頂上までが30分で着けるはずでした。
ただ、ガスの中では歩く気力も無いので、ヒュッテまでリフトに乗ることにしました。10分で9合目まで運んでくれます。
12時15分に9合目、ここから10分で鳥海山という山にも行けるみたいですが、あの鳥海山とは別ですよね。
9合目のヒュッテからはゴロゴロした岩場の登りです。晴れていれば素晴らしい景色のはずですが、視界50mのガスの中を一汗かいて30分で頂上です。
頂上には岩木神社の祠があり、モダンな鐘もあります。ガスの中にも拘わらず大勢の人でした。
昼食後、2時にリフトの山頂駅に帰り、またリフトで下って2時15分には出発しました。
今日の宿は八甲田山麓の蔦の湯です。
スカイラインのヘヤピンカーブの連続を下って弘前へ向かいました。弘前には桜で有名な弘前城があります。お城の傍に藤田記念館というのがあり一休みしました。
日本商工会議所の初代会頭という藤田謙一氏を偲ぶ公園があり、レトロな洋館があります。洋館の中のレストランでリンゴジュースなどいかがでしょうか。
弘前城の桜には感心しました。勿論咲いていませんが、その幹の太い古木に感動しました。シーズンならすごい人だろうなと思わせます。
|
|
|
藤田記念公園のレトロな洋館 |
弘前城本丸 |
この桜の幹には圧倒される。 |
弘前からは東北自動車道の下をくぐって、394号線で八甲田の山麓を蔦温泉に向かいます。気持ちのいいドライブコースで、途中1000mほどの峠を越えるため冬期は通行止めになります。いろんな温泉もあります。
蔦温泉には5時半ごろ着きました。林間の一軒家で携帯は通じない気持ちの良い温泉です。宿の従業員の応対も素朴な感じで好感が持てます。でも従業員は50人も居る大きな旅館です。
|
|
|
蔦温泉はブナの原生林の中です |
夕食もまずまず |
旅の初夜は楽しい |
温泉はヒバ作りの湯船の下から湧き出しています。食事は新館のレストランの一室でまずまずのものです。食後、大町桂月の墓の近くの小川に蛍を見に行きました。小型のホタルですが、久しぶりに自然のホタルをみました。
今回のメンバー全員です。
必要な方はダウンロードしてください。
2日目の八甲田山へ