室生寺から雪化粧の国見山・住塚山へ

1/6/01 曇り時々雪

メンバー 大阪のOさんと二人
コースタイム

室生寺10.40−宇野川橋11.10−大藪橋11.40−住塚分岐12.10−クマタワ峠12.35−松の山12.55−鞍部1.05−20−国見山1.40−ゼニヤタワ2.10−住塚山2.30−40−屏風岩公苑3.15−35−寺脇民宿4.00

今日の目的は、修復なった室生寺の五重塔を見て、国見山・住塚山を経て曽爾村へ降り、民宿で「しし鍋」を食べる事です(笑)。同行は40年来の山仲間O氏。
兜室生寺 兜奥の院
ご存じ室生寺の五重塔です。
いつだったかの台風で崩壊、修復された。
室生寺奥の院への階段です。
しんどいけど、風格のある道です。

9.27に室生口大野を出たバスは15分程で室生寺に着く。赤い橋を渡って室生寺に入り、本殿・五重塔を見て奥の院まで往復する。ざっと1時間だが荘厳な境内は充分見る価値がある。

10時40分室生寺を後にして龍穴神社前を通って車道を歩く。O氏とは半年振りの再会なので身の上話をお互いにしながらのんびり歩く。宇野川橋で左折すると、ようやく自然歩道らしくなってくる。大藪橋で車道に別れて右手の山道に入る。一昨日降ったと思われる雪がところどころ残っている。途中南松の滝は看板があったが布引の滝などは気が付かなかった。大藪橋から25分で国見山と住塚山の鞍部ゼニヤタワへの分岐に着く。今日はクマタワ峠から縦走の予定なので道を自然歩道にとる。25分でクマタワ峠に着く。
兜国見山 兜日光 兜住塚山
国見山山頂、伊勢湾方面かな。 雲の晴れ間で、一瞬きらりと光る。 住塚山頂上から国見山かな。

昼食の時間だが風が強い。峠は人だけでなく風の通り道なので諦めてもう少し歩いてみる。峠で自然歩道と別れて階段の登りに入る。20分程で松の山というピークを過ぎる。ピークを降る途中の岩陰で昼食。雪がちらつき寒いので15分程で出発。20分の登りで国見山の頂上に着く。ここで反対側から登ってきた若いカップルに出会い挨拶する。

国見山の山頂はその名前のとおり360度のパノラマが展開される。この辺りの山には詳しく無いが、南東方面の三峰山や南の高見山とおぼしき山は積雪で真っ白だった。

国見山の降りは怖かった。急勾配の降りの上、露出した岩に氷雪が着いているため、命がけの感じでやせ尾根をおりた。30分ほどかけてゼニヤタワに着く。住塚山への登りの途中、雲の晴れ間があり日光が差し込み、木の枝に積もった雪が金色に輝き素晴らしいプレゼントになった。住塚山の頂上も眺望は良い。天気が良くなったので10分ほど休憩して景色を眺める。後は降るだけで「しし鍋」が待っている。
兜台高の山 兜屏風岩
屏風岩公苑から三峰山かな 夕日に輝く屏風岩

兜しし鍋住塚山から20分程稜線を降ると、長野早高神社への降りの案内がある。そこから15分ほどで屏風岩公苑につく。春は桜がきれいな公苑で、標高も700m程度はありそうで山々の眺めも良い。ここでも20分ばかりブラブラして4時頃民宿に着いた。

民宿での楽しみは当然しし鍋です(笑)。
でも、このきれいな盛りつけはどうです。まさしく「ぼたん鍋」とはこれを言うのですね。

それと、この曽爾村、地ビールがあったのです。
この日は幸せでした。


  兜岳から鎧岳縦走へ