屋久島 宮之浦岳縦走

11/20〜23/04

屋久島航空写真11月20日朝11時頃手荷物検査を済ませて空港の搭乗待合室に入ると「鹿児島空港で火災のため、鹿児島行きは1時間又はそれ以上遅れる見込み」とアナウンスがあった。

鹿児島空港の近くで焼酎でも飲もうと3時間後の屋久島便にしているので、飛んでさえくれればなんとかなるが、火災ではそれも危ないかも。

絶望的な気分で、山で飲むはずの焼酎をちびちび飲みながら待つこと1時間、再度のアナウンスで1時間遅れで飛ぶとのこと、ほっと一息でした。

鹿児島空港で大阪のOさんと落ち合い空港ラウンジへ。JALお得意さんのOさんと一緒だと、国内線でも無料のビールが飲める、感謝(笑)。

屋久島便も少し遅れてて、プロペラ機(YS−11?)は6時前に屋久島空港に到着です。

屋久トビウオ鹿児島空港から屋久島へ渡るには、船と飛行機があります。鹿児島空港からバスで鹿児島港へ1時間、直通が無いような気がする。船は高速船ドッピーとフェリーがある。左上は空から見た屋久島。

ドッピーは2時間で往復12600円、フェリーは4時間で8000円位、飛行機は25分で2万円位です。船で行くと、屋久島に近づくにつれ洋上のアルプスと呼ばれる山々が見えてお奨めらしいです。到着は宮之浦港です。

40年以上前学生の頃、宮之浦岳を登ろうと鹿児島港に来たことがあります。当時は宮之浦港でなく安房港で、大きな船が着岸できず、はしけが船まで迎えに来る状態でした。鹿児島港で待つこと1週間、毎日港で焼酎を飲み船室で寝ていましたが出港しない。一寸海が荒れていると前述のはしけが迎えに来られないらしい。とうとう諦めて帰ってしまいました。今回はそのリベンジです。

屋久島空港は宮之浦と安房の中間にあります。両方ともバスで10分ぐらいでしょう。我々は安房の外れの杉の里という民宿に泊まりました。早速、飛び魚や亀の手など地元の料理を美味しく頂きました。焼酎は三岳です。

屋久縄文杉3屋久島観光の目玉は「縄文杉」と「宮之浦岳」です。そして最近の人気は白谷雲水峡の「もののけ姫の森」らしいです。多くの観光客は日帰りでこれらを見て回ります。観光と言っても宮之浦岳は往復8−10時間、縄文杉も7−8時間の歩きです。白谷雲水峡も5時間ぐらい欲しいそうです。

我々が滞在中も縄文杉辺りで団体のツアー客の一人が骨折したというニュースがありました。中高年のおじちゃんおばちゃんが多いですが気をつける必要がありそうです。でも、おばちゃん達は驚くほど元気いっぱいです。タクシーの運転手さんの話だと、4人で300歳のお客さんを乗せたそうです(笑)。

その中高年の我々は、淀川登山口−宮の浦岳−縄文杉−荒川登山口と縦走することにしました。途中、宮の浦岳と縄文杉の間にある新高塚小屋に1泊の予定です。ただ、新高塚小屋は60人泊まれる立派な避難小屋ですが、連休なので満員の可能性大ということで、テントを担いで行くことにしました。それと、登山用ガスコンロのボンベは飛行機には乗せてくれません。郵パックで送ったのですが、空港や港の売店に売っていました。

宮之浦岳登山へ