2014年10月10日(金)

今日はイシククル湖のクルーズを1時間ほどした後、さらに東に進み、東端のカラコルという街に行きます。
そこにはロシア正教会やモスクがあるそうです。

カザフ

6時過ぎに起床、湖岸へ散歩に行きました。イシククル湖の東から朝日が昇っています。
ホテルの北側の山脈も赤く染まっています。イシククル湖の夜明けです。

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イシククル湖の夜明け リゾートの裏山も赤く染まる 朝食

朝食はブッフェ方式なのでいつもの2倍は食べます。でも、ご飯に味噌汁は無理ですね。
ホテルから東へ20分ほど、小さな港から貸し切り船でクルーズに出発です。

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クルーズ船 対岸は天山山脈 バスの車窓から天山山脈

今日はまたまれにみる晴天で、天山山脈の白い峰々がくっきり見えます。1時間ほどでクルーズは終えましたが、これを見ただけでも、今回のツアーに来た甲斐はあります。実際天山山脈は2回中国側から見ていますが、ほとんど微かに見えるだけでした。

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天山山脈 イシククル湖北岸の山脈、その向こうはカザフスタン

10時20分頃港を出発、イシククル湖東端のカラコルを目指します。車窓から見る天山山脈もまた見事です。実際、今日は1日中天山山脈を見ていました。
15分ほど走って天山山脈の写真を撮っていると牛飼の人が居ました。ガイドのテンチクさんが交渉して馬に乗せてもらいました。
初めて馬に乗る人は大変で、皆で押し上げましたが、馬は感心にもおとなしくしていました。

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馬に乗って写真を撮ってみた 皆で押し上げる 雪と羊と天山山脈

雪の残る湖岸を走ってイシククル湖の東岸を南へ、10時45分にロシアの探検家プルジョワルスキーの博物館に着きました。
博物館には彼の足跡や道具などが展示されています。軍人でもあった彼は、ここで死んだそうです。

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イシククル湖の東端を南へ走る ロシアの探検家プルジェワルスキー博物館 プルジェワルスキーの像

その博物館はイシククル湖の湖岸に建てられたそうですが、今は水面がだいぶ後退しています。イシククル湖は海抜1600m付近にあるのに冬も凍りません。
118の川が流れ込んでいますが、流れ出るかわはありません。透明度はバイカル湖に次いで世界2位、中央アジアの真珠と言われています。

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イシククル湖の岸辺に建てられたはずが 結婚式のリムジン 友人と写真を撮りながら街を廻るらしい

帰りかけると立派なリムジンがやってきました。結婚式です。親戚や友人と写真を写して廻るのが習慣らしいです。
13時50分頃、カラコルの街のレストランで昼食です。麺と大きな餃子(サムサ)がでました。

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昼食 ラグメンは旨い 天山山脈がすぐ傍に迫る ここでも結婚式

外に出ると眼前に天山山脈が迫っていました。近くの結婚式場では、ここでも結婚式が行われていました。中央アジアはまだ若い国ですね。
近くのロシア正教会に行きました。

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ロシア正教会 素晴らしい木造建築 中国風モスク

ここは1870年に煉瓦で作られましたが1881年に地震で崩壊し、その後木造に建て替えられたそうです。建築当初は釘を一切使わず建てられたそうです。
次に中国風のモスクに行きました。ここはドンガン人という中国系イスラム教徒のモスクです。

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1日5回の礼拝時間を示す 岩絵野外博物館 4000年前の絵とか

宗教色の弱い中央アジアの人々ですが、ドンガン人はまだ敬虔なイスラム教徒なのでしょうか、入口の5回のお祈りの時間が示されていました。
15時半ごろ出てホテルへ引き返します。18時頃ホテルの近くにある「岩絵野外博物館」に着きました。
氷河が溶けて残った岩に描かれているそうで、4000年も前の絵だそうです。

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サラダは欠かさない パンもいろいろ

夕食は例によって、サラダ、スープ、メインデッシュの順です。
仕方ないのでサラダやパンをあてにしてビールを飲みますが、メインデッシュを先に出して欲しいですね。

明日は首都ビシュケクを観光します。

2014年10月11日(土)

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朝食は十分です 天山の蜂蜜屋さん 20ドル〜30ドルです

今日はゆっくり8時50分にホテルを出てビシケクに帰ります。途中蜂蜜屋さんがあり、一寸寄りました。ユーラシア旅行社は土産物屋に寄らないので有名ですが、天山の蜂蜜はここでしか買えないとか。甘くて濃厚です。

途中、中国へ行く国道が分かれて、天山山脈方面に向かいました。

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中国への道路 サラダでビール プルフは旨い

玄奘三蔵もこの道を通ってウイグルからビシケクへ辿ってきたかもしれませんね。
12時50分、レストランで昼食。プロフはいつ食べても美味しい。ハンバーガーは130円〜250円位でした。

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サッカー場にハンバーガー屋さん 叙事詩の雄、マナス王と博物館 民族舞踊

食後、アラ・トー広場に行きました。文字を持たなかった遊牧民族は、その歴史を叙事詩として言い伝えました。
その英雄がマナス王で、その銅像が建てられています。ソ連時代はレーニン像でしたが、建て替えられたそうです。

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博物館の展示 立派なホテル 部屋から天山山脈

歴史博物館も100円とか200円払えば写真が撮れます。でも多くの発掘資料はソ連時代なのでロシアに持ち去られました。
サンクトペテルブルグの博物館にあるそうです。ロシアは返してくれないでしょうね。

キルギス666ホテルは立派です。部屋も良いです。
でも、弱点は排水です。トイレットペーパーは流してはいけません。

部屋からも天山山脈が見えます。
キルギスはイシククル湖と天山山脈に尽きると言っては過言ですかねえ。
また、それが魅力なんですが。

明日はカザフスタンへ国境越えです。

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