四国遍路2回目 9日目 39番延光寺
2015年5月21日
今日は上の図で、右下真稔庵のある市野瀬から、三原村を越えて宿毛市に入り、39番の延光寺に参詣し、左端の宿毛市街にあるホテルに泊まります。
距離にすると、ざっと32キロかなと思います。
民宿大岐の浜から歩けば良いのですが、民宿から市野瀬までは10キロで到底無理。
ということで、この間の10キロはすでに一昨日歩いた道なので、バスに乗ることにしました。
今日も朝日がきれいです。
バスの時間が7時14分ということで朝食は6時半にお願いしました。
バス停は民宿の目の前です。
バスは通学の高校生で満員でした。
バスは一寸遅れて7時35分頃市野瀬に到着、支度して40分頃出発した。石段は登らず、下の道で三原村へ向かう。
10分ほどで三原村への案内があり左折。丁石の説明もあります。
分岐から45分ほど県道を歩くと三原村に入りました。少し歩くと遍路休憩所もありました。
三原村境界から10分ほど歩くと「伊平さんの墓」という案内があり、その先で遍路道が県道と分かれて山に登ります。
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伊平さんの墓から山道へ 8:47 |
里へ下りて来た 9:19 |
狼内という地区らしい |
山道を30分一寸歩くと里に下りてきます。狼内という恐ろしそうな名前の集落です。
地図編は図の緑線を案内していますが、現地の看板は赤線のようでした。それを歩いて10時頃真稔石に来ました。
10時真稔石
ここで右折して、江の谷を登って地蔵峠に向かいます。この道を真稔遍路道と呼ぶようですね。
川を渡った所に遍路道らしい細道が左に山を登りますが、これは遍路道ではありません。よくお遍路さんが間違えて登るそうです。
後で解ったのですが、三原村は「どぶろく」が名産だそうです。遍路道の傍にも「濁酒販売」ののれんを掲げた農家がありました。
欲しかったのですが、一升瓶を背負って歩き遍路もできないので諦めました。いつか買う機会もあるでしょう。
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地蔵峠 10:56 |
なかなか良い道 |
大師堂 11:41 |
真稔石から50分で地蔵峠に着きました。この辺で弁当を広げようと思っていたのですが、眺望も無いのでもう少し歩くことにしました。
ここからは山道ですが、快適な道です。40分下って大師堂です。
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江ノ村 11:47 |
西の谷休憩所 11:52 |
12:15分出発 |
さらに5分で江ノ村の集落に出ました。そこから5分で西ノ谷休憩所です。中村・宿毛道路のすぐ脇にあります。ここで昼食にしました。
民宿大岐の浜さんが昨日に続いて持たせてくれたお握りに、昨日土佐清水で買った焼豚が付きます。豪華ですね(笑)。
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中村・宿毛道路 13:05 |
田圃の真ん中を歩く 13:38 |
平田の街 13:48 |
道は高速道路に沿って進みます。45分ほど歩くと、道はややこしく高速の下を潜ったり戻ったりしながら、高速を見下ろす位置に来ます。
また下って、今度は下を潜り田圃の中の道に入りました。13時48分、ようやく平田の街に入りました。ローソンで一息入れます。
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国道分岐 14:14 |
39番延光寺 14:34 |
遍路道通らず 14:57 |
ローソンから20分ほど国道を歩きます。その間に旅館ひらた荘や鶴の家旅館があります。右折して20分で39番延光寺です。
延光寺は修行の国最後のお寺ですが、我々は修行を終えたのでしょうか?疑問は残りますが、それはそれ、次に進みましょう。
納経所で宿毛への遍路道を訊くと、草刈ができてないし蝮のシーズンなので国道へ廻ったほうが良いとのこと。上の図の緑の線は諦めて国道に廻りました。
1時間以上淡々と国道を歩きます。ようやく松田川に架かる宿毛大橋が見えてきました。これを渡れば宿毛市街です。
橋を渡った所に立派な休憩所があり、遍路地図も有ったので市街の遍路道を確かめました。
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ビジネス吉の家 16:32 |
焼き鳥です |
吉野家さんは遍路道の近くでした。素泊まり3500円と安いなあと思っていましたが、宿毛は激戦区らしく、ほとんどが3500円だそうです。
16時32分到着、長い1日でした。
鰹は食べ飽きたので、焼き鳥屋さんに入りました。
今日もビールが美味いです。
費用
バス代 600円
納経費 320円
ローソン 850円
宿泊費 3500円
焼き鳥屋 3200円
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計 8470円
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