四国遍路8日目(2/17) 今日は札所なし
京から2日間は札所がありませn。次の札所は室戸岬の最御崎寺まで90キロあるからです。
朝はむらかみ旅館さんを7時過ぎに出発しました。
今まで首に掛けていたズタ袋が重いので、ザックに入れたり、中身を地図だけにしたりして歩きやすいように工夫します。
むらかみ旅館のご主人が、「夫婦で歩き遍路するのは喧嘩の元」と言っていましたが、そうかもしれないですね。車遍路のご夫婦でもよく喧嘩しています。でもそれなりに楽しいのでしょう。
我々二人も喧嘩しながら歩いています。今日は海陽町の海部まで27キロの旅です。
|
|
日和佐トンネル 7時57分 |
牟岐町に入る 9時07分 |
国道55号線に出て50分、日和佐トンネルを潜ります。昔はトンネルは無かったはずなので、遍路道は迂回するかトンネルの上を越えていたわけですね。
その道を発掘して整備保存しないと世界遺産登録は難しいように思いますが、どうでしょうか?
そんなことを考えながら淡々と国道を1時間歩いて牟岐町に入ります。
実は、日和佐トンネルの手前から左側の林道に入りトンネルの上を通る遍路道があることを後で知りました。残念でした。
|
|
コインスナック 9時47分 |
小松大師 10時08分 |
地図編にも載っているコインスナックにはカップラーメンがありましたが、お湯は出るのかな。
JR田川駅の看板の傍に小松大師がありますが、一寸見逃しそうです。
|
|
旧土佐街道 10時40分 |
牟岐駅近くの食堂で 11時10分 11時30分出発。 |
小松大師から30分で牟岐の街に入ってきます。旧土佐街道の案内があり、歩いてみたりしました。
土佐街道は徳島と高知を結ぶ街道で浜街道と山街道?があったようです。他に松山と高知を結ぶ道も土佐街道です。
牟岐駅前の食堂で昼食です。肉丼650円(笑)。
|
|
大坂峠への遍路道 11時58分 |
草鞋大師 12時12分 |
牟岐駅から国道を離れて左に入るべきですが、そのまま国道を歩いてしまいました。ローソンで左折して遍路道に復帰します。
遍路道に入るとすぐ大坂峠への遍路道が山を登っています。心動かされますが何分で越えられるのか、道の状況はどうなのか、情報が無いので諦めました。
15分ほどでまた国道に合流しますが、その手前にお地蔵さんがありました。台座に草鞋供像とか彫られています。
これが草鞋大師だろうと通り過ぎました。
|
|
草鞋供像の説明 |
12時14分 |
55号線に出て海を見ながら歩きます。すぐ又旧道の遍路道の案内があります。松坂峠を越えて八坂八浜へ出る道のようです。
|
|
12時22分 |
松坂峠への遍路道 12時25分 |
先行の女性お遍路さんがお猿に襲われそうになり逃げ帰って来たという。
地元の人にも細い道には入るなと言われたとかで、我々も止めて国道を歩きました。この辺り夏は直進とか冬は右折とかの、ややこしい案内が時々みられます。
|
|
八坂八浜かな 12時53分 |
12時56分 |
手持ちの地図編に載っていない旧道の場合、時間が読めないので通りにくいです。何分位で越えられるという情報が有ればなあと思います。
と言っている間に海陽町に入ったようです。鯖大師本坊の入り口交差点です。そばに鯖瀬大福食堂もありました。
大福もちだけでなくうどんも有ったような(笑)。
|
|
13時11分 |
ここで右の道を行ったのが間違いか 13時54分 |
海岸沿いの風景を楽しみながら国道を歩きます。13時30分頃には浅川の集落に入ってきました。
国道と別れて浅川港の方へ入ったのは良いのですが、途中で道を間違え、また国道に戻ってしまいました。
本当は図の緑の道を行くつもりでした。
国道をどんどん歩いて休憩所で小休止。14時半頃には海部の街に入ってきました。再び国道と分かれ、街の中を進みます。
14時50分頃、駅があったので海部駅かと思ったら阿波海南の駅でした。
|
|
15時02分 |
|
国道で街を抜けて新海部川橋を渡ると、すぐ海部駅です。女性のお遍路さんはふれあいの宿に泊まるとか。
そこは大浴場が24時間使えるとかで、早く行って入りたいとか(笑)。
我々は海部駅近くの民宿海部です。風呂はどうだったかなあ、思い出せない。
食事は隣の併設の居酒屋さんでとりました。
費用 42497歩
前日宿泊費 8500円
昼食費 650円
---------------------
計 9150円
歩き9日目へ
四国遍路目次へ