四国遍路9日目(2/18) 札所はありません
今朝は6時に朝食をお願いして、6時半出発を目指しました。
外に出ると牟岐駅前の遍路休憩所に、例のシアトル出身のアメリカ人が寝ていました。我々に手を振って「早いね、また追いつきます。」と言っています。
なかなk外人さんもやりますねえ。
少し歩くと海岸に出ました。すると地元の小母さんが、もう少し早かったら「達磨さん」が見えたのよと言いました。
朝日が海面から出るとき見える現象のことを行っています。
室戸岬の東側を歩いている間は朝日、岬を越えて反対側に移ると夕日しかみえません。室戸岬のホテルに泊まれば、朝日夕日が見えますね。
沖縄の石垣島にも朝日夕日が見える村というのがありましたねえ。
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狭い海峡は珍しい地形 6時56分 |
7時31分 |
この狭い海峡は何でしょう。地図でみても先端の乳ノ崎以外半島の名前はありません。
阿佐海岸と言うのでしょうか、素晴らしい風景の中宍喰へ向かいます。
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道の駅 宍喰温泉 8時02分 |
古目大師 8時26分 |
宍喰に入ると道の駅があります。ここで一休みです。宍喰温泉と言うらしく、温泉がでるのかもしれません。
地図を見ると、古目大師は道の駅の手前を右折するようなので、一寸引き返してその道に入ります。道の駅からも入れたようです。
古目大師は阿波の国、最南端の大師堂です。
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高知県との県境 8時45分 |
8時53分 |
大師堂を出て直進すれば水床トンネルを迂回する遍路道ですが、右折してしまったのでトンネルを潜りました。
トンネルを潜った所が高知県との県境です。そこを右折して甲浦港へ行こうと思っていたのに、それも忘れて直進してしまいました。
まあその代り、高台からの景色を楽しむことにしました。
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甲浦漁港を上から見る 8時56分 |
道の駅 9時05分 9時30分出発。 |
甲浦は昔、大阪からフェリーがあって、それに乗ってダイビングに行くと大阪のダイバーが行っていました。
透明度も有る良い海のようですね。
道の駅があり、そこで休憩して今日の弁当も買いました。甲浦漁港へ廻っていたら、この道の駅へは来なかったので怪我の功名ですね。
10時に生見海岸です。ここはサーファーのメッカのようです。良い波が来るらしい。
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10時43分 |
10時45分 |
生見海岸から10分で東洋大師大師への旧道が右に分かれ、3分で東洋大師です。
通夜堂にお遍路さんが泊まれると書いてありました。
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11時35分 11時50分 |
12時07分 |
東洋大師から30分弱で伏越の鼻という小さなの岬にでます。その近くで海岸の風景を見ながら弁当にしました。
ところが、後5分歩いてもう一つ岬を回り込めば休憩所があったのでした。残念。
この辺で室戸岬まで34キロ。はるけくも歩いてきたなあという感じです。
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○○大師 12時37分 |
13時13分 |
しばらく歩くと右側の森の中に赤い幟と休憩所のベンチがあり、水ありますの案内があった。小さな沢があり流れていた。さっそく頂いてペットボトルにも詰めました。
○○大師とか書いてあったのですが忘れました。
そこから30分で室戸市に入りました。いよいよ今回の旅も終盤に入ってきました。
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13時55分 佛海庵 |
14時29分 ブリ漁の大敷網を干していた |
室戸市に入って10分ほどで休憩所があります。そこから15分ほどで旧道が右に分かれます。
旧道に入って左右のお墓を見ながら10分弱歩くと佛海庵があります。
佛海庵から30分で佐喜浜の集落に入ります。国道から分かれ左の道に入ると、大敷網でしょうか、広大な網が干してありました。
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14時43分 佐喜浜付近 |
佐喜浜漁港 15時02分 |
この佐喜浜は小さな漁村ですが、800年の歴史を誇る八幡宮や長曾我部氏との合戦の碑など歴史ある集落です。
漁港にはブリが大漁と見えて活気あふれていました。
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室戸岬が見える 15時32分 |
夕食も豪華です。 |
国道に並行する旧道をずっと歩いて、海岸の国道に出ると、はるか彼方に室戸岬が見えていました。後17キロ付近です。
今日の泊まり、民宿徳増さんへは15時50分頃の到着でした。
徳増さんは若主人?が熱心な方で、料理の説明も熱心にしてくれました。
左はマンボウのあえ物です。
マンボウは三重県でも紀伊長島で捕れますが、足が速い魚で地元でしか食べられません。
ここも設備、食事、従業員さん三拍子そろった気持ちの良い民宿です。
費用 49102歩
前日宿泊費 8750円
昼食費 380円
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計 9130円
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