四国遍路3 7日目 54番延命寺
2015年10月15日

松山151昨晩は楽しくて一寸飲みすぎたきらいもありますが、今日は頑張って延命寺まで32キロほどを歩く必要があります。

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と言うことで、朝は早起きして、昨日買っておいたざる蕎麦を朝食に食べて、6時42分のJRに乗りました。
こういう時はビジネスホテルが便利ですね。

今日は大西駅近くのホテルニュースガノヤさんに荷物を置いて、延命寺を往復するつもりです。
勿論、片道はバスですけどね。

今日の起点、堀江駅には6時52分の到着です。




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トイレなど済ませて56分の出発です。まず海岸線を歩きます。
ここしばらくは特に見る物も無いようですが、左に海、右に大師堂などを見ながら歩きます。最初の目標は北条の養護院です。

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大師堂 7時26分 蓮福寺 7時48分

北条駅に近づくと鯛めしの看板が見られます。名物でしょうか。また花遍路の文字も見えます。花の寺巡りでもやっているのでしょうか。

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養護院には8時52分に到着しました。杖大師の大きな石碑がありましたが、謂れは知りません。隣の石標のそばで9時頃まで休憩しました。
養護院を出てからは下図の緑の遍路道を行く予定でした。花遍路一番札所の鎌大師を通って。
でも道の駅の看板に気を取られて、海岸線を歩いてしまいました。少し離れて後ろを歩いていたOさんは、緑の道を歩いたそうです。

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道の駅を過ぎた頃、気が付きましたが後の祭りで、そのまま海岸線を浅海(あさなみ)まであるきました。それはそれでまあ良い景色でした。

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浅海で遍路道に合流 原地蔵堂 10時20分 再度国道196号線に合流 10時33分

浅海から海岸に出ると、海賊うどんという店が海岸にあります。心動かされますが、まだ昼には早いので前に進みます。今治市にはいったようです。

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海賊うどんから35分位海岸道路を歩くと、菊間の瓦工場が出てきます。知りませんでしたが、菊間は鬼瓦で有名なのですね。

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道端に鬼瓦が飾られています。 遍照院 11時33分到着

街中に入っても多くの瓦工場があります。浅海から1時間、11時半に遍照院が見えてきました。
遍照院は弘法大師が42歳のとき開いた寺だそうで、厄除け大師と呼ばれる立派なじいんです。隣のサークルKで昼食を買い、境内で食べさせてもらいました。

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太陽石油プラント 12時52分 青木地蔵 12時55分

12時10分頃出発、大西駅に向かいます。菊間は歴史ある街なみで、往時の繁栄が偲ばれます。
10月18日が菊間祭で、八幡神社や厳島神社の祭も行われるみたいでした。

太陽石油のプラントを過ぎて、左に山道に入るとお堂がありました。青木地蔵と思ったのですが、違うかもしれません。

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海の色が沖縄の海のように青く、素晴らしい色をしています。その傍に、石油の備蓄基地もありました。

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海の色が青い 星の浦 交差点 14時22分

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星の浦海浜公園というのがありますが、その辺で右側の旧道に入る必要があります。
旧道が遍路道で、国道は大西駅前には行きません。


星の浦交差点から20分位でJRを越えて大西の市街に入ってきます。
なかなか落ち着いた雰囲気で、宿場町の雰囲気があります。

入口には大井八幡大神という神社がありました。

今夜の宿、ニュースガノヤさんは大西駅の目の前で、14時52分に到着しました。
ここに荷物を置かせてもらって延命寺を往復することにしました。

宿を出て国道に出て、さらに延命寺方面に歩いているとバス停がありました。
時刻表を見ると1時間に1本位で、丁度すぐバスが来ます。

帰りのバス時間も不明なので、このバスに乗って、帰りを歩くことにしました。
バスは10分ほど、桜台団地前とかで降りて、10分ほどで延命寺でした。

丁度、本堂は屋根の吹き替え中とかで、ご本尊は仮安置されていました。

さて今回の遍路は後2日です。最後に横峰寺745mという難関が待っています。
Oさんと相談の結果、ここで不要な荷物を送り返すことにしました。

明日と明後日は荷物を軽くして歩こうというものです。
だんだん、楽をして歩く知恵がついてきますねえ(笑)。



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落ち着いた宿場町の雰囲気 ニュースガノヤさんは駅前 14時52分

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ご本尊は仮安置中 夕食

費用

交通費    420円
昼食費    600円
宿泊費   6700円
宅急便   1300円
計     9020円

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